【大分編】「1日5食」に挑戦するフードファイターの旅。食いしん坊女子も満足の1泊2日プラン

旅の醍醐味といえば、現地でしか見られない景色や、現地でしか食べられないご当地グルメ。その「食」への情熱が旅に求めることで大きな比率を占めているあなたへ、大満足の「1日5食の旅」を提案します！「1日5食なんて、とてもじゃないけど食べられない！」なんて心配はいりません。その悩みを解決するために、食べることが大好きなお友達を誘って複数人で出発しましょう！

「1日5食！？」と、驚いた方もいるかもしれません。1人で5食は難しいけれど、女子3～4人で行けば、いろんなものをシェアしながら少しずつ楽しめます。また、食べることが大好きな友達同士で行けば、士気もあがって仲間意識もより一層強くなりますよ。今回ご紹介するプランは、毎食後に1～2時間の小休憩（食休み）を挟むプランですので、「お腹いっぱいでもう何も食べられない～！」なんてことにはならないのでご安心を♪

とり天、関アジ関サバ、冷麺にだんご汁など、大分の絶品グルメは数え切れません。温泉の蒸気で食材を蒸していただく「地獄蒸し料理」もチェックしておくべき！今回はそんな定番グルメがリーズナブルに楽しめるお店をピックアップしました。さらに、「食事と食事の間には、温泉でゆったり♪」と、大分ならではのグルメ旅を紹介します。

出典：ロイ(別府)さんの投稿

別府の代表的な観光地「地獄めぐり」。「鬼石坊主地獄」と「海地獄」の間にある「ひと休み こびり」は、温泉の蒸気で蒸しあげられたメニューが自慢です。写真の「地獄蒸しヘルシーセット」は、シュウマイや桃まん、ちまきなどがセットになった、朝ごはんにはぴったりの軽めのメニュー。朝8時から営業しているので、朝ごはん代わりにチョイぱくグルメをほおばってエネルギーを補給しましょう！　

出典：ねりまるさんの投稿

温泉の蒸気で蒸して作られる蒸し寿司も人気です。「たこ」と「あなご」の2種類で、こちらは「蒸し寿司(たこ)」。みんなでいろんなメニューをシェアしながら楽しんでくださいね！

出典：ヽ( ･∀･)ノさんの投稿

「こびり」とは、休憩、休憩所という意味。週末は観光客でにぎわっていますが、朝の早い時間であればすんなり注文できますよ。

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お腹を満たしたらそのまま「地獄巡り」へ！別府の鉄輪(かんなわ)・亀川(かめがわ)地域は、高温の噴気や熱泥、熱湯が噴出していて、人々が近づくことのできない「地獄」と呼ばれていました。そんな点在する「地獄」の噴気や熱湯の様子を見ることができのが、「地獄めぐり」です。国指定名勝にも指定された「海地獄」は、コバルトブルーがとっても魅力的。SNS映え間違いなしですよ♪

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こちらの「鬼石坊主地獄」は、沸騰する灰色の熱泥が、坊主の頭に似ているということからこう呼ばれるようになったと言われています。施設内には足湯もあり、散策に疲れたらそこでひと休みを♪

出典：lionkoalaさんの投稿

地獄巡りを満喫したら、歩いて10分の「地獄蒸し工房 鉄輪」で昼食を。鉄輪では江戸期頃から用いられていた伝統の調理法「地獄蒸し料理」を体験できるお店です。券売機で料理を注文し、蒸し窯の使用料金と一緒に支払うシステム。そのあと、案内所に行って、蒸し場の予約をして待ちます。イチオシメニューは写真の「地獄蒸し玉手箱」。色とりどりのお野菜に、鶏肉、玉子、肉まんなどがセットになります。皆で分け合いながら味わうと楽しさも倍増しますよ♪

出典：楽しい毎日さんの投稿

順番が来たら、厨房から食材を受け取り、蒸窯に入れていきます。タイマーを借りて20分ほど待ったら蒸窯から取り出します。食材本来の旨味が感じられる「地獄蒸し料理」の出来上がりです！

出典：黒蜜さつまいもきな子さんの投稿

蒸している間は、施設内にある飲泉場で飲泉を楽しんだり、「展示コーナー」で温泉や地獄などの情報を見たりしながら待ちましょう。隣の「ポケットパーク」では、足湯や足蒸しも体験できます。

出典：なまらうまいさんの投稿

この施設も人気観光地のため、週末のお昼時となると、かなり混雑します。あまり待たずに楽しみたいなら、10時～10時半ぐらいに訪れて、早めのランチをいただくのがおすすめです。

出典：ポテチ太郎さんの投稿

地獄蒸し料理をお腹いっぱい堪能したら、腹ごなしに「湯けむり展望台」へ！　ここからの景色は、「21世紀に残したい日本の風景」で富士山に次ぐ2位に選ばれたそう。住宅地を15分ほど歩いていくと、鉄輪エリアから噴出する湯けむり、雄大な扇山や鶴見岳を一望できます。ちなみに夜はライトアップされた湯けむりと夜景を楽しむことができます。

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続いて、亀の井バス「外廻り循環線」を使って、「別府海浜砂湯」へ。目の前には海が広がる、別府国際観光港の隣「上人ヶ浜(しょうにんがはま)」にある市営の砂湯です。毎日多くの観光客や地元客が訪れ、海の風や香りを感じつつ、温泉でぽかぽかに温まった砂で身体を温めます。砂には温泉成分も含まれているので、次第に汗だくになり、女子に嬉しいデトックス効果も期待できますよ。

出典：がえたのこんぷりさんの投稿

つづいて訪れるのは昭和45年創業の「冷麺 胡月」。別府冷麺の発祥店で「別府海浜砂湯」からは大分交通バス「別大線」を使い、「南須賀入口」で下車して歩いて5分ほど。2017年末に惜しまれながら閉店しましたが、翌年2月にお店のファンだった継承者らによって復活を果たしました。冷たいスープにもちもち食感の麺、まろやかな風味のスープに、地元客はもちろん、観光客もトリコ！別府に来たなら食べておきたいグルメのひとつです。さっぱりとした味わいで、女子でもツルリといけちゃいます。皆でシェアして楽しむのも良いですね♪

出典：Ｊａｆｆａさんの投稿

お店の目印・冷麺の説明書きが書かれたのれんを目指して。週末のお昼時は行列必至ですが、スムーズに入りたいならピークを過ぎた14時以降がねらい目ですよ！

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出典：menfukurowさんの投稿

出典：たにけいさんの投稿

こちらの「ろばた 仁」は、大分県内の海の幸・山の幸を取りそろえる居酒屋。昭和50年開業とあって、地域に根ざし愛され続けてきたお店です。コリコリの食感が自慢のブランド魚「関さば・関あじ」をはじめとした海鮮系は種類が豊富で、その日のおすすめは黒板メニューをチェックしてみてください。

出典：ケイぽんさんの投稿

1階にはカウンターが8席、テーブル6つ。2階には個室や、収容人数30名ほどの大広間もあるようです。カウンターの目の前には新鮮な魚がずらりと並んでいます。美味しい料理とお酒でガールズトークも大盛り上がり♪

出典：くるめじ～んさんの投稿

お店は別府駅から海側に向かい徒歩7分ほどの場所にあります。すぐ近くに竹瓦店もあるので、満席の場合はそちらへ。

出典：ttokkunさんの投稿

高さ90mの別府のシンボル「別府タワー」は、日本で3番目に建てられた高層タワーです。別府を見守ってきたタワーの17階は展望台になっていて、別府の景色を見ることができるんですよ。

出典：Tsureさんの投稿

展望台は壁一面がガラス張りになっていて、360°のパノラマで海、山を一緒に見ることができます。1階から16階まではカフェやカラオケ、バーなどの店舗も入っています。皆で美しい夜景を眺めながら1日目の思い出に浸りましょう。※水曜は定休日なので注意してくださいね（祝日の場合は営業)。

出典：ぴろ456さんの投稿

2017年4月に火事で燃えてしまった老舗ライブハウス「ヒットパレードクラブ」でしたが、同年9月に場所を新たに復活しました。このライブハウスでは、50'sや60'sのオールディーズなどの懐かしい曲の生演奏を聴きながら、時間無制限の食べ飲み放題が楽しめます。19時～深夜0時頃まで30分の休憩をはさみながら何度もステージ演奏があるので、何時に行ってもOK！　合間のMCでメッセージを読んでくれたり、誕生日を祝ってくれたりと、非日常的な時間が過ごせますよ。女友だちと、恥じらいを捨ててノリノリで踊っちゃいましょう♪

出典：うどんが主食さんの投稿

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実はこのお店も、閉店→ファンによって復活を果たしています。以前は北浜の一角にお店を構えていましたが、現在は駅前通りに移転しています。別府にはこういったお店が多く存在します。それだけ多くの人に愛され続けてきた、ということですね。

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JR別府駅から徒歩6分という好アクセスも魅力の宿「花べっぷ」。玄関ホールをくぐると、別府竹細工で出来たパーテーションがお出迎え！完成まで約３ヶ月かかり、延べ３００人以上の竹職人で仕上げたというラウンジスペースは芸術作品そのものです。マイクロバブルバスが設置されている女性大浴場があったり、可愛いレンタル浴衣があったりと、女子旅にはぴったりのお宿。1日目の疲れを温泉でしっかりと癒しましょう。

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こちらが女性大浴場「乙姫」。マイクロバブルバスは、高い保湿・美容効果が期待できる泡風呂のことで、柔らかい肌触りが魅力です。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉で、美人の湯、美肌の湯といわれ、スベスベのお肌を手に入れることができます。

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女子3～4人でもゆったり泊まれる大きなお部屋もありますのでご安心を。館内には随所に別府の伝統工芸・竹工芸のオブジェなどがちりばめられていて、落ち着く雰囲気を演出します。

出典：フンメルノート(休)さんの投稿

出典：takami2626さんの投稿

別府駅から徒歩10分の「友永パン屋」は、大正5年創業の老舗パン屋さんです。2日目の朝食には「友永パン」のパンをいただきましょう。別府では知らない人はいないであろう老舗パン屋さんの、不動の人気を誇る「あんぱん」は絶対食べるべき一品。もっちりとした生地に優しい風味に甘すぎないこしあんが入った、シンプルな味わいですが、ついつい2個目、3個目と、不思議と手が伸びてしまう、魅惑のパンですよ。

出典：sakur0607さんの投稿

レトロな雰囲気のお店には、連日多くのお客さんが訪れます。パンのラインナップは、あんぱんやクリームパンなど、昔ながらの優しい味わいのものばかり。また、どれもリーズナブルなので、毎日訪れたいパン屋さんです。このレトロで古めかしい外観も女子の心をくすぐり、皆で写真を撮りたくなるはず。

出典：アクリシアさんの投稿

パンは、素朴でシンプルなものばかりですが、どれも優しさや温かさを感じる味わいです。お客さんが多いときは番号札を取って待ち、順番が来たら、カウンター越しにパンを注文しましょう。

出典：むくパパさんの投稿

パンを購入したら、バスで大分市へ向かいましょう。別府市から大分市へ向かう、ちょうど中間地点にある標高628mの「高崎山」は、野生の猿が生息し、目の前でその様子を観察することができます。「猿を観察」と聞くと、動物園の猿山を創造するかもしれませんが、ここ「高崎山」は、野生の猿が自然の状態でわたしたちのそばまでやってきます。「さるっこレール」という可愛らしいモノレールも運行しているので、体力に自信のない人でも安心ですよ。

出典：ジャッキーさんの投稿

高崎山では30分に1回の小麦と1日2回のイモの餌付けが行われています。ここでは、「猿が足と足の間をくぐると、幸せになれる」というジンクスもあるとか。エサの時間になると、数え切れないほどの猿が寄せ場に集まるので、そのときがチャンスですよ！皆で横並びになって、足を肩幅大に広げて待つのがおすすめ♪四季折々の景色を眺めながら、猿のカワイイ姿を楽しく見学しましょう。

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2日目のランチで味わいたい大分グルメといえば、やっぱり「とり天」でしょう！大分の郷土料理店「こつこつ庵」の「とり天」は、酢醤油とからしと一緒にいただく、ボリュームたっぷりの一品。中はジューシー、外はサクッフワッな食感で、意外にペロリと完食できますよ。大分県を代表する名品「かぼす」を、ぎゅっと絞るのも忘れずに♪

出典：ザ・ワカヤマンさんの投稿

こちらの「椎茸ぎょろっけ」も要チェック！魚のすり身にパン粉をまぶして揚げる大分県津久見市(つくみし)の名物「ぎょろっけ」と、「ピーマンの肉詰め」を組み合わせたメニューで、椎茸の風味や食感がたまらない個性的な一品です。

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その他、平たいうどんのような麺に、きなことまぶしていただく郷土料理「やせうま」もデザートにぜひ♪

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「とり天」をはじめ、「関アジ・関サバ」、「だんご汁」などの大分の郷土料理が自慢のお店で、九州の銘焼酎約300柄を取りそろえています。1971年創業の半世紀近く続く老舗とあって、観光客だけでなく、地元のお客さんも多く訪れます。このレトロな看板が目印の存在感抜群な外観をバックに、皆で記念撮影も忘れず！

出典：kocusさんの投稿

お腹を満たしたら、5分ほど歩いて「大分県立美術館」へ。2015年に開館し、「Oita Prefectural Art Museum」の頭文字をとった、OPAM(オーパム)の愛称で親しまれています。『五感を刺激する』、『大分らしい』美術館をモットーに、大分にゆかりのある作品を中心に、約5000点を所蔵し、コレクション展や企画展、講演会などを開催しています。

出典：Lithium*さんの投稿

展示されているアート作品ももちろんですが、「OPAM」には、数々のフォトジェニックなスポットも点在しています。旅の記念に皆でサインの前で撮影すれば、SNS映え間違いなし！

出典：ぶっぷｏ○さんの投稿

出典：ぶっぷｏ○さんの投稿

出典：chi-chan724さんの投稿

店内に入ると左手に茶葉の販売コーナーが、右手がカフェスペースがあります。パフェのほかにも夏の期間はかき氷などの限定メニューも登場します。皆それぞれ違うメニューを分け合いっこしながら楽しみましょう。

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旅の最後には『JR九州ホテルブラッサム大分』の立ち寄り湯「シティスパ てんくう」へ。19～21階に位置する絶景温泉で、大分市街地、別府湾の景色を一望。地上80mの高さの露天風呂で、旅の思い出を語り合いながら旅の疲れを癒しましょう。また、フィンランドサウナ、岩盤浴なども満喫できます。深夜0:00まで利用できるので、時間を気にせず、ゆったりと過ごしましょう。ナトリウム－炭酸水素塩泉の天然温泉と、炭酸ガスを1000ppm以上溶け込ませた高濃度炭酸泉の2つが楽しめ、入浴後は美肌、疲労回復、肩こり改善などの効果が期待できます。

出典：ゆめゆめさんの投稿