2019年01月15日
提供:北海道観光振興機構
ときめきを分かち合う! 北海道の絶景を味わう旅6選
天然のプラネタリウムで星空を観たり、一面の大氷原で特別な写真を撮ったり…心ときめく体験ほど、同じ視点を持っている女子同士で体験するのが一番楽しめるもの。この冬の女子旅でぜひ味わってほしい、おすすめの絶景を6つご紹介します。冬の北海道ならではの、自然の神秘・絶景がもたらしてくれる感動を体験してみませんか?
「次の女子旅、どこ行こう?」
気兼ねなく楽しめる女友達との旅行。北海道といえば、女子旅の行き先候補によく出るエリアではありますが、実際に旅行するとしたらどんなプランを立てますか?海鮮丼やジンギスカンに味噌ラーメン…北海道にはおいしいごはんがたくさんあるため、なんとなくグルメ旅をイメージする人が多いのではないでしょうか。
でも、北海道の魅力はグルメだけではありません。他のどこでも体験できない、その雄大な自然がもたらす絶景を「体感できる」というポイントこそ、北海道旅行のもう一つの醍醐味なんです。
(画像提供:星野リゾート トマム)
そこで今回は、心ときめくフォトジェニックな絶景体感プランを6つご紹介。ロマンチックな光景にはしゃいだり、感動したり…同じ視点を持っている女子同士だからこそ、その景色を目にした瞬間の最高潮に盛り上がる気持ちを共有できるはずです。
(画像提供:豊頃町観光協会)
海岸に流れ着いた、きらきらと輝く大きなクリスタル。宝石のようにも見えるそれは、太平洋に流れ出た十勝川の氷が打ち上げられたものです。波にもまれることで角がとれた透明な氷の塊は「ジュエリーアイス」と呼ばれ、流氷の荒々しい美しさとはまた違う神秘的な魅力を放っています。
太陽の光を透かすように輝く様子や、朝焼けのオレンジ色に照らされる氷が刻一刻とその表情を変える様子を見ていると、まるで夢の世界にいるような幻想的な気分になれそう。
(画像提供:岸本日出雄)
このジュエリーアイスが見られる時期は、大体1月中旬~2月下旬頃まで。帯広から車で約40分走ったところにある、豊頃町大津・十勝川河口付近の砂浜で見ることができます。レンタカーで行くこともできますが、ホテルへの送迎やおすすめフォトスポットの紹介などを行ってくれるガイドツアーなども用意されているので、そちらを活用しても良いでしょう。
真冬の阿寒湖の朝。シーンと静まり返った湖面一面に、真っ白で可憐な「フロストフラワー」が咲き誇ることがあります。「霜の花」とも言われるこの「フロストフラワー」の正体は、凍った湖の水面についた水蒸気の結晶。繊細な彫刻のような結晶が何重にも折り重なり、花のように見えることからこの名前がつきました。
フロストフラワーは気温が高くなると溶けてしまうため、見られるのは朝限定の短い時間帯。気温はマイナス15度以下、そして風がほとんど吹いていない日だけに現れる、奇跡のような儚い花なのです。
今すぐにでもなくなってしまうかもしれない、という切なさをたたえたフロストフラワーの美しさ。大切な友達と、思わず会話するのも忘れて見入ってしまうような時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
冬道を自分で運転して向かうのは大変ですが、阿寒湖へは予約不要の連絡バスが釧路空港から出ています。所要時間は約1時間15分ほど。見に行く場合は、フロストフラワーの発生確率が高い場所へと連れて行ってくれるガイド付きのツアーに申し込むのがオススメです。
(画像提供:別海町観光協会)
どこに立っていると思いますか?実はこれは海の上。北海道別海町にある野付湾は冬の間海水が凍り、辺り一面白い平原が広がります。見渡す限り真っ白な氷の平原の先に現れるのは、水平線ならぬ氷平線です。
空と雪が延々と広がるこの不思議な野付湾の中を、スノーシューで歩くアクティビティが「氷平線ウォーク」。白く白く広がる雪原に自分の足跡を残してみたり、ウユニ塩湖のような幻想的な風景の中で仲間とのベストショットを撮ってみたり…さまざまな楽しみ方ができる、今人気のアクティビティです。
(画像提供:別海町観光協会)
遮るものが何もない、見渡す限りの大雪原だからこそ、遠近法を利用してこんなトリック写真を撮ることもできます。ツアーガイドがおすすめのポーズや撮りやすいコツを教えてくれるので「トリック写真なんて撮ったことがない…」という人も、いろいろなバリエーションの写真が撮れますよ。
氷平線ウォークができる野付湾までは、根室中標津空港から車で約50分。野付湾が凍る1~3月中旬の期間限定で楽しむことができます。
(画像提供:星野リゾート トマム)
北海道を代表する、有名ホテルである「星野リゾート トマム」。トマム内にあるこちらの「霧氷テラス」では、純白に輝く氷の木々「霧氷」を眼下に臨む絶景が楽しめます。
「霧氷」は、大気中の水分などが木についてできる氷のこと。霧氷テラスでは、木々についた細かな氷や雪の粒がキラキラと舞う様子を見ることができますよ。
山のふもとから出ているゴンドラに乗って、約13分の空中散歩を楽しんだ後に到着するテラスは標高1088メートル。霧氷の森はもちろん、目の前に広がる日高山脈が教えてくれる自然の雄大さに圧倒されてみてはいかがでしょう。
(画像提供:星野リゾート トマム)
霧氷テラスに併設されている「てんぼうかふぇ」では、霧氷からインスピレーションを受けたこの季節ならではのメニューを楽しむことができます。
木々についた霧氷や雪をイメージしたチョコレートをあしらったフォンダンショコラ、霧氷のように真っ白な飴細工が乗ったほろ苦いコーヒーなど…可愛らしいスイーツを食べながら、旅の感動を共有する時間を過ごしてみるのも良いですね。
(画像提供:㈱ツーリズムてしかが)
北海道の魅力は、昼だけで終わりません。夜には澄み切った空気と、余計なものが一切ない大自然が作り出す、天然のプラネタリウムを味わえます。
オススメの観測場所は、摩周湖。国立公園の「特別保護地区」に指定されている摩周湖には、周りに人工物や明かりが一切なく、星空を観るには最高の環境といえます。立地的にも視界を遮るような高い山がなく、摩周湖を見下ろせる展望台では360度、上を仰ぎ見ることなく自分の目線で星を見ることができるのです。まるで満点の星々に、自分たちが包まれているような感覚を味わえるでしょう。
大自然そのものである摩周湖での星空観察は、宿泊施設から送迎してくれるガイドツアーに申し込むのがオススメです。
せっかくの女子旅だから、おしゃべりだって満喫したい…という方には、たっぷり女子トークに花を咲かせられる素敵な空間をご紹介します。今から約80年前、実際の車両として多くの人々を運んでいたSLが、冬季限定で復活する「SL冬の湿原号」です。
(画像提供:JR北海道)
JR釧網本線の釧路駅と標茶駅の間を一日一往復しているこのSLで体験する、レトロなデイトリップ。黒煙を吐きながら釧路湿原をたくましく走り抜けるときの蒸気音は、圧巻の一言です。車内のダルマストーブで温まりながらイカをあぶって、友達とのたわいのない話に笑って…かつての乗客気分にひたりつつ、往復約3時間の汽車の旅を十分に満喫してください。
(画像提供:別海町観光協会)
いかがでしたか?今回ご紹介したプランは、どれもこれからの季節限定で楽しめるレア感満載のものばかり。未だ見たことのない北海道は、きっとあなたの心に消えない感動をもたらしてくれるでしょう。その感動と衝撃は、友人同士の間でもずっと色褪せない語り草になるはずです。
今年の冬は気のおけない友達と、北海道に一生ものの思い出を作りに行きませんか?