2020年08月27日
提供:公益社団法人島根県観光連盟
絶景にスイーツ、温泉も。 心をゆるりとリセットする、癒しの島根旅
長く続く自粛ムードや毎日の仕事など、気が付けば溜まっているストレス。そんなモヤモヤを抱えているなら、ゆったりスローな空気の流れる場所で心を癒しませんか? “山陰の小京都”と呼ばれる島根県の津和野町は、癒しやパワーを感じるスポットや、心身ともにほぐしてくれる温泉、美味しさが染みるグルメなどが、あなたの疲れをゆるりとリセットしてくれる場所。ゆったり流れる時に身も心も委ねる、津和野のしっとり女子旅をご紹介します。
長く続く自粛ムードに、毎日の仕事や家事…。変わらない日常の中で、ストレスは確実に溜まっていくもの。「何だかモヤモヤして、心が晴れない…」そんな気持ちを抱えているあなたにぜひ行ってほしい、心をすっと軽くしてくれる場所があります。
それは、島根県の津和野町。“山陰の小京都”と呼ばれる風情ある街の様々なスポットが、心をゆるりとほどいてくれますよ。“小京都”といっても京都のような混雑はないため、行きやすい場所でもあります。あなたもこの秋、癒しとパワーをたっぷり感じる津和野の旅へ出かけてみませんか?
島根県西部に位置する津和野町。城下町として栄え、今もその風情が残っています。最寄りの萩・石見空港へは、羽田空港から約1時間半とあっという間に到着。観光中の移動は、徒歩やバス移動の他、レンタサイクルも気持ちいいですよ。ゆったり流れる時に身も心も委ねる、津和野のおすすめスポットをご紹介します。旅がお得に楽しめるサービスもご紹介するので、最後までお見逃しなく。
「津和野伝統的建造物群保存地区」の中心である、殿町通り。江戸時代の趣が残る津和野のシンボルで、散策にぴったり。白壁と黒い瓦のコントラストが美しく、江戸時代にタイムトリップしたような感覚を味わえます。通り沿いの掘割には、大きく立派な鯉たちが。ゆらゆらと優雅に泳ぐ姿を眺めていると、ゆったりした心の余裕が戻ってきますよ。
津和野駅から徒歩約10分、殿町通りの街並みにしっとり溶け込む、ゴシック様式の「津和野カトリック教会」。教会内は全国でも珍しい畳敷きで、和と洋が美しく調和しています。中に入ると、別世界に入ったような静けさと凛とした空気が漂い、心をすっと鎮めてくれます。優しいステンドグラスの光に包まれながら、ゆっくり自分と向き合う時間を過ごしてみて。
津和野駅から参道入り口まで徒歩約15分。日本五大稲荷の一つ「太皷谷稲成神社」に到着です。約1000本の鳥居がずらっと並ぶ石段の参道は、圧巻の光景。鳥居の間から差し込む光も美しく、一歩ずつ上るたびに、静かなパワーが心に満ちていくのを感じます。
参道を上りきると、目の前には風格を感じる本殿が。山の緑に朱塗りの本殿が映え、心がきゅっと引き締まる感覚に。山の木々を揺らす風は、心にも爽やかに吹き抜けます。神聖な気持ちと清々しさを感じる、癒し旅にぴったりの「太皷谷稲成神社」。大切な願いを胸に、ゆっくりと参拝を。
津和野駅からバスで約20分、山あいに佇むカフェ「糧(かて)」。ここでは、自家菜園の新鮮な朝採れ野菜をたっぷり使ったランチをいただけます。店内はほっこりと懐かしい雰囲気。帰ってきたようなあたたかい気持ちになれる空間です。
採れたて野菜が主役のランチは、野菜本来の味を楽しめる優しい味付け。旬の素材を使用するため、月に2回ほどメニューが替わるのだとか。秋には、甘みの濃いサツマイモや根菜などが楽しめるそう。野菜の美味しさが、心と身体に染みわたる「糧」。自分を労わるような、豊かな時間が流れる場所です。
津和野を散策したら「和菓子処 三松堂本店」でひと休み。ほっこり甘い和スイーツをいただきましょう。木のぬくもりと、天井から吊るされた可愛らしい松の照明に、心も和みますね。こちらの本店は津和野駅から徒歩約15分。徒歩約8分の場所には津和野店もあります。
こちらは、カステラ生地でこしあんを巻いた津和野の銘菓「源氏巻」。しっとりとした生地と、甘さ控えめなこしあんが、口の中で優しく広がります。その他にも、旬の素材を使用した「津和野ジェラート」やオリジナルの羊羹「こいの里」などの和スイーツがたくさん。津和野散策には外せない、心ほどける素敵な和菓子屋さんです。
津和野駅から徒歩約5分の「津和野温泉宿 わた屋」。津和野エリアで唯一の天然温泉が楽しめる旅館です。館内は全館畳敷きで、心落ち着く雰囲気。肩の力が自然と抜けるような、あたたかいおもてなしが魅力です。
宿の主役である温泉は4種類。たたみ風呂や貸切露天風呂、津和野の景色が一望できる展望風呂など、趣の異なる魅力的な温泉が楽しめます。美肌効果があるというナトリウム温泉にゆったり浸かれば、溜まった疲れがふわっと溶けていきます。
お食事は、わた屋流にアレンジされた津和野の郷土料理。山の幸や川の幸がふんだんに使用されており、満足感たっぷりです。極楽な温泉に、丁寧に作られた料理の数々…。疲れもストレスもすっかり忘れる、癒しのステイを満喫しましょう。
ソファ奥の引き戸を開けるとミニキッチンが。冷蔵庫・電子レンジ・電気ポットなどが揃っていて便利
津和野駅から徒歩約5分の「津和野町家ステイ戎丁(えびすちょう)」は、明治時代の長屋がレトロモダンに改装された宿。日本家屋ならではの奥ゆかしさが、疲れた心を包み込んでくれます。一棟貸しのため、気兼ねなく自分たちだけの時間を楽しめるのが嬉しいですね。
広々としたリビングから見える、風情あふれる中庭。室内に漂う木の香りと相まって、リラックス効果も抜群です。お食事は外で食べたり、津和野の名店から仕出しをオーダーすることも可能。心落ち着くプライベート空間で、旅の思い出を語り合う寛ぎの時間を楽しんで。
津和野町で癒しの時間を過ごしたら、津和野駅から普通列車で約40分、特急で約30分の益田市に立ち寄るのもおすすめ。こちらは“山陰のモン・サン・ミッシェル”と呼ばれる「衣毘須(えびす)神社」。満潮時には砂の参道が消えて渡れなくなる、海に浮かぶ神秘的な神社です。海を見下ろす景色と、絶えず聞こえる波の音。心が浄化される絶景スポットです。
益田駅前の「cafe&fruit moritani」では、見ているだけで幸せになれる、新鮮フルーツがたっぷりのスイーツを堪能しましょう。どのスイーツも贈答用の上質なフルーツを使用しており、甘い幸せが口いっぱいに広がります。頑張る自分へのご褒美として、思い切り頬張りましょう♪
益田駅から車で約20分の「荒磯温泉 荒磯館」は、目の前に日本海を望む温泉宿です。その魅力は何といっても、海と温泉がひとつに繋がるインフィニティ風呂。一面に広がる海を眺めながら、温泉に浸かる至福の時間。日々の疲れやストレスもすべて流れていきます。
「えびす丼」は2019年、「オロチ丼」は2020年に人気投票でNo.1を獲得。どちらにするか悩んでしまいますね
荒磯館では、津和野や益田のある石見地方の定番グルメ「石見の神楽めし」もいただけます。海の幸がたっぷりのった「えびす丼」と、がっつりお肉が食欲をそそる「オロチ丼」。どちらもご飯がどんどん進む美味しさです。日帰り温泉の後に丼ランチを満喫する、なんて楽しみ方もおすすめ。
津和野の癒し旅の玄関口となるのが、萩・石見空港。羽田空港との間を結ぶ便が1日2便(新型コロナウイルスの影響で、9月末まで1日1便)飛んでいます。空港には屋上の展望デッキの他、レストランやお土産ショップ『エアポートショップ萩・石見』が。ここで、旅の思い出に買って帰りたい、おすすめのお土産をご紹介します。
この空港は、敷地内ではちみつを作っているアジア初の空港。オンラインショップでも売り切れ続出という、上質なはちみつを使ったお菓子が人気です。また、まろやかさと香ばしさが広がる津和野の銘茶「ざら茶」もおすすめ。その他にも魅力的なお土産がたくさんあるので、フライトまでの時間、ゆっくりお買い物を楽しんでくださいね。
クーポンは萩・石見空港の総合案内所でもらえます。到着したら忘れずにゲットして
津和野の旅に行くなら、観光や温泉がお得に楽しめる「萩・石見ぶらり手形」、グルメが1000円引きになる「石見の神楽めしクーポン」をぜひ利用しましょう。記事でご紹介した「わた屋」や「荒磯館」、「cafe&fruit moritani」など、クーポンが使えるスポットがたくさん! また、航空券とホテルがセットでお得&簡単に予約できるツアーもあるのでぜひチェックを。お得なサービスを使って、津和野観光を思い切り楽しみましょう♪
島根県の“小京都”・津和野には、疲れた心を優しく包み込む、ゆったりとした空気が流れています。パワーや癒しを感じるスポットに、心までほぐれる温泉、身体に染み入る美味しいグルメ…。津和野を巡るうちに、疲れた心がふわっと軽くなったことに気付くはず。便利なクーポンも上手に利用しながら、スローな津和野の女子旅を満喫してくださいね。