2020年11月17日
提供:JRグループ
絶景に温泉にレトロな街並みに。この秋は心を癒すひとり旅へ
おでかけや旅行をガマンしたり、毎日の仕事や家事に追われたり。そういえばここ最近余裕がなくて、なんとなく気分がモヤっとしていたかも…なんて人も多いのではないでしょうか。そんなときは、いつもと違う風景や街並みに癒される気ままなひとり列車旅へ出かけてみませんか?車窓からのんびり旅先の景色を眺めたり、移動しながらご当地駅弁を堪能したり…移動時間もまた楽しい列車のひとり旅。海外に行けない今こそ、列車で日本を楽しみませんか?癒しのひとり列車旅におすすめの全国6エリアをご紹介します。
何かと家にこもりがちになるこの頃。おうちでも仕事や家事に追われる慌ただしい毎日の連続で、そういえば最近気分が晴れることってあまりなかったかも…。そんなときは一度忙しい日常から離れて、心と体を休ませてあげることが大切。誰にも気を使わずに、自分を充電する時間をつくりましょう。
お疲れ気味の心と体を解放してあげるなら、いつもと違う風景や街並みに列車で出会いに行く、気ままなひとり列車旅はいかがですか?見たことのない景色の中を列車でコトコト旅したり、車窓を眺めながらのんびりおいしい駅弁を食べたり。到着したら、初めて訪れる街をお散歩したり、温泉宿でゆっくり全身の疲れをほぐしたり…。⼼のおもむくままに旅すれば、旅先で見聞きしたもの全てが愛おしく感じられ、心を優しく満たしてくれます。「なんだかちょっと疲れたな」と感じたときに列車に乗って訪れたい全国の6エリアをご紹介します。
広大な湿原や、流氷の押し寄せるオホーツク海、世界自然遺産に登録されている知床など、気持ちまでおおらかになるような大自然が広がる「知床・オホーツクエリア」。美しい車窓からの景色が有名な「JR釧網(せんもう)本線」が南北に走っており、大パノラマを眺めながらのんびり列車旅が楽しめる場所でもあります。街で生活していると、パッと視界が開けるような自然にはなかなか出会えないもの。北の大地をゆっくり列車で旅して、窮屈な毎日を忘れる時間を過ごしましょう。
「網走駅」と「釧路駅」を南北に繋ぐ「JR釧網本線」。「網走駅」から15分ほどで“オホーツク海に一番近い駅”として知られる「北浜駅」に到着します。冬は一面に雪が積もり、どこまでも続く銀世界とオホーツク海のコラボレーションに見入ってしまいます。タイミングが合えば流氷が岸に打ち寄せる様子が見られることも。無人駅ながら待合室には今まで訪れた人々の想いがギュッと詰まっており、心をほっこり温めてくれますよ。たまには都会の喧騒を忘れて、静かな列車旅でノスタルジックな雰囲気に浸ってみて。
遠く大島まで望むことができる露天風呂が人気の、旅館「伊豆・熱川温泉 粋光(すいこう)」。空と海が溶け合う伊豆の絶景に、疲れもすっと消えていきます
気温がどんどん下がってくるこの季節だからこそ、心も体もあったかくほぐしてくれるような温泉が恋しくなりますよね。そんなときは、首都圏からも行きやすい伊豆におでかけしてみてはいかが?海に突き出した半島の温泉地なので、オーシャンビューの露天風呂が自慢の温泉旅館がたくさん。「サフィール踊り子」などに乗れば「東京駅」や「新宿駅」から直通で伊豆エリアまで行けるので、気軽なひとり温泉旅デビューにもおすすめですよ。
「サフィール踊り⼦」の終点「伊⾖急下⽥駅」のある下田は、幕末にペリー提督が来航したことでも知られる地。駅から15分ほど歩いたところにある「ペリーロード」は、古民家を改装したカフェや雑貨屋さん、歴史ある石造りの建物が並んでいて、おさんぽするのにぴったりの場所です。自分の直感にしたがって、あえて地図は見ずに小道を曲がれば、思いがけず素敵なお店に出会えるかも♪ちなみに「サフィール踊り⼦」は、大きな窓から海がよく見える絶景列車。電車に揺られながら、伊豆の海の絶景も満喫してくださいね。
今年はJR東海の新型新幹線「N700S」もデビュー。久しぶりの新幹線旅なら、ちょっと贅沢してグリーン車で京都まで行ってみるのもいいですね
いつ訪れても優しく心を包んでくれるまち・京都。一度は訪れたことがある人も多い場所だからこそ、ひとり旅では少し足を延ばして、嵐山から少し山間に入った「三尾高雄エリア」へ。なんと16世紀ごろには人々が紅葉狩りに訪れていたという記録があるほど、昔から愛されてきた紅葉の名所なんです。約500年も前の人々と同じ紅葉を見ているなんて、なんだか不思議…。古都ならではの悠久の時間に思いをはせながら、紅葉が有名なお寺巡りを楽しみましょう。
高雄エリアで訪れたいのは、空海や最澄も学んだ古刹「神護寺(じんごじ)」。カラフルに色づいた見事なもみじが石段の両側から誘うように枝を伸ばしていて、階段を一段のぼるごとに気持ちを上向きにしてくれます。境内には、小さなかわらを投げて家内安全を祈願する「かわらけ投げ」や、特等席で紅葉観賞ができる休憩処も。静かなお寺で、この時季だけの鮮やかな京都を満喫してくださいね。「京都駅」からJRバス「高雄京北線」で、窓から見える紅葉を楽しみつつ京都の山間部へ。50分ほど乗って「山城高雄」で降りたら、徒歩約20分で到着です。
この秋から、せとうちの島々を巡る観光型高速クルーザー「SEA SPICA」も定期運航開始。ますます観光しやすくなりました
※「SEA SPICA」の定期運航は2020年12月14日まで
慌ただしく過ぎていく毎日。気づけばあっという間に一週間が終わっていた…なんてこともよくありますよね。そんなせわしない日常を忘れたいなら、ゆったりした島時間が流れる「せとうちエリア」を訪れてみて。穏やかな瀬戸内海にはたくさんの個性豊かな島々が浮かんでおり、船やレンタサイクルなど、自分の旅のスタイルにあわせて気軽に島めぐりをすることができますよ。いつもよりゆるりと流れる時間に身を任せて、ずっとがんばってきた自分を休ませてあげましょう。
個性豊かなせとうちの島々の中で、特にご紹介したいのは「大久野島」、通称“うさぎ島”。その名のとおり、かわいいうさぎたちが住み着いている珍しい島なんですよ。野生のうさぎなので抱っこは厳禁ですが、島内をぴょこぴょこ移動するふわふわのうさぎたちを見ているだけでもたっぷり癒されます♪山陽新幹線で「三原駅」下車後、せとうちの海沿いを走る「JR呉線」で「忠海駅」へ。駅近くの「忠海港」からは船で約15分と、島旅初心者に嬉しいアクセスのよさも魅力です。
坂本龍馬の銅像で有名な「桂浜」。高知へ行ったら一度は乗りたい土佐の絶景とグルメを堪能する観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」で、土佐流のおもてなしを味わってみて
“土佐”と聞くと、何だか力強いイメージを思い浮かべる人も多いのでは。それもそのはず、海にも山にも恵まれた自然豊かな高知県は、激動の幕末を生きた力強い志士たちの息吹を感じることができる場所。当時の様子を伝える史跡を巡れば、志士たちの強い想いが生き生きと感じられて現代のわたしたちまで勇気づけられるようです。悩んでいることがある、大きな決断を前にふんぎりがつかない…そんなときは、過去の偉人たちに力を借りに行ってみましょう。
「高知駅」から路面電車やバスで約15分、「高知城前」で下車して「高知城」へ。400年以上も前に築城されたこのお城は、なんと天守と本丸御殿が日本で唯一現存しているとっても貴重なお城なんです。時空を超えて当時の空気感を肌で感じると、自然と身も心も正されるような気がしますね。グレーの瓦と真っ白な外壁の美しさから“鷹城”や“南海の名城”とも呼ばれるほど端正な姿でも有名。ぐるりと回っていろいろな角度から写真におさめてみてください。
至るところに異国情緒を感じる九州の港町・長崎市。路面電車やバスなどの交通網が発達しており、ひとりでぷらっとおさんぽするのにぴったりの穏やかな街並みが広がります。レトロな教会建築を巡ったり、ポルトガル伝来のビードロ工芸をお土産に選んだり、海が見えるホテルにステイしたり…初めて来たはずなのに、なぜかすっと溶けこむように過ごせる懐の深いまちです。
長崎市を代表するゴシック様式の教会建築「大浦天主堂」。豊臣秀吉の命ではりつけにされた26人の聖人に捧げるために建てられた教会で、現在は国宝に指定されています。厳しい迫害を受けてもなおキリスト教の教えを胸に秘め、この地に信仰を伝え続けたキリシタンたち…美しい白亜の外観や内部のステンドグラスに目を惹かれますが、そんな歴史も知っておくとこの場所がより愛おしく感じられそう。「長崎駅」から街並みを縫うように進む路面電車に乗り、「新地中華街」で1度乗り換え約20分。「大浦天主堂」で下車後、徒歩5分ほどで到着です。
旅で出会った忘れられない風景や貴重な体験。自分だけの宝物にしたい気持ちはあるけれど、きっとその情報を知りたい誰かがいるはずです。JRグループが実施している「旅に出よう!日本を楽しもう!」Instagram投稿キャンペーンで、そんな旅の思い出を共有してみませんか?ハッシュタグ「#旅に出よう日本を楽しもう」をつけたあなたのとっておきの1枚が誰かの旅のヒントになったり、誰かの旅の思い出に次の旅行のインスピレーションをもらったり…自分で投稿するのはもちろん、ハッシュタグのついた投稿を見ているだけでもワクワクしてきますよ♪
窓の外を流れる景色にぼうっと見惚れたり、その土地ならではの駅弁をいただいたり。列車で旅すれば、移動時間も大切な旅の思い出になります。そんな旅で出会ったJRの車両や駅、車内、駅弁など、列車旅にまつわる写真を入れて投稿すれば、ご当地グルメや旅行券などが当たる嬉しい特典もあるんですよ。車窓から見たのどかな風景や、駅弁ランチ、初めての降り立った駅なども一緒に投稿してみてくださいね。これから行く旅行の写真はもちろん、過去の写真でも投稿OK。「あのときは楽しかったな~」と思い出に浸りつつ、「旅に出よう!日本を楽しもう!」Instagram投稿キャンペーンで素敵な瞬間を共有しましょう。
毎日の仕事や家事の疲れに加えて、なかなかストレスの発散ができないこの頃。Go To トラベルキャンペーンでお得な旅行商品が充実している今こそ、忙しい日常を忘れて自分を解放してあげるひとり旅に出かけてみましょう。旅の前後には「旅に出よう!日本を楽しもう!」Instagram投稿キャンペーンのチェックもお忘れなく。誰かの思い出に触れたり、自分の思い出を共有して素敵なプレゼントが当たるのをワクワクしながら待ってみたり。あなたのひとり旅から生まれる素敵な旅の連鎖も楽しんでくださいね♪