2023年01月10日
提供:静岡県
世界遺産の絶景がパワーをくれる。心が疲れたときに行きたい場所
久しぶりに友だちとどこかに出かけてリフレッシュするなら、首都圏からアクセスがよく、グルメも観光も自然も楽しめる静岡へ。富士山の絶景にパワーをもらったり、ここならではのグルメに満たされたり。見どころでいっぱいの静岡の魅力をご紹介します。
変わり映えのしない毎日にちょっと疲れてしまったときは、どこかに出かけてリフレッシュしたくなりますよね。清々しい気分になれる景色を見たり、おいしいものでおなかいっぱい満たされたり。友だちや家族と一緒に、さくっと気分転換に出かけませんか?
せわしない日常を忘れるなら、昔も今も人々が力をもらっている日本随一のパワースポットである世界遺産・富士山がある静岡を訪れてみるのはいかがでしょう。
富士山が特にきれいに見えるスポットや、静岡ならではのグルメを堪能できる場所を巡れば、自然ともやっとしていた気分も晴れるはず。首都圏から日帰りでも一泊でも気軽に行けるので、友だち同士でも予定を合わせやすいのも魅力です♪
美しい景色は写真にも残しておきたいから、出かける前には「富士山ぐるっトリップ」のInstagramでフォトスポットをチェックしておくのがおすすめ。旅のあとは「#富士山ぐるっトリップ10」をつけて写真を投稿することで、宿泊券や名産品が当たる嬉しいキャンペーンも開催中♪公式Instagramアカウント「@fujisan_gurutto」をフォローして応募してみてくださいね。
「冨士浅間神社(須走浅間神社)」「須山浅間神社」「村山浅間神社」「山宮浅間神社」では、期間限定で手水舎の花装飾が開催されます。各神社2週間限定なので、出会えたあなたはきっとラッキー!色とりどりの花々が水に浮かべられている様子に心もときめきます。
【2023年 花装飾実施期間】
・冨士浅間神社(須走浅間神社)【小山町】 1月14日から27日まで
・須山浅間神社【裾野市】 1月21日から2月3日まで
・村山浅間神社【富士宮市】 1月28日から2月10日まで
・山宮浅間神社【富士宮市】 2月4日から2月17日まで
※写真はいずれも2022年のものです
日本の滝百選にも選出されている「白糸ノ滝」は、富士山の湧き水が絹糸のように美しく流れ落ちる場所。自然が作り出した景色の迫力に圧倒されます。こちらも世界遺産富士山の構成資産で、天然記念物でもあります。絶え間なく流れる優雅な滝を眺めていると、心の中まで澄んでいくよう。深呼吸してきれいな空気を胸いっぱいに取り入れて。
滝のすぐ近くには、レストランやカフェ、お土産物屋さんが集まった「富士山・白糸ノ滝テラス」も♪おしゃれなランチプレートや富士宮やきそばなどのご当地グルメのほか、コーヒーや朝霧高原牧場の牛乳を使ったソフトクリームもいただけますよ。富士山の自然に囲まれた気持ちのいいカフェタイムを過ごしましょう。珍しい天然石のアクセサリー屋さんも見どころです。
「駒門風穴(こまかどかざあな)」は、約1万年前の新富士噴火によって生まれた神秘的な地形を間近で見られる場所。まるで異世界に繋がっているような地上にぽっかりと空いた穴から、150mほど奥まで進んで探検気分を味わうことができます。
洞窟の中は、一年を通じて約13℃。歩きなれた靴で注意しながら進んでみて。料金は大人300円、高校生・中学生200円、小学生100円、幼児無料。数百円でできる探検家体験です。
穏やかな湖面の先に富士山が見える「田貫湖(たぬきこ)」。湖のまわりにはキャンプ場があり、富士山を見ながらサイクリングやボートも楽しめます。毎年4月と8月には、富士山の山頂に太陽が重なって輝く“ダイヤモンド富士”が湖面に映って、“ダブルダイヤモンド富士”が見られる貴重な瞬間も♪
堂々とした富士山の姿を見ていると、不思議と心が落ち着きますよね。富士山がきれいに撮影できる場所を探しながら、湖の周りをお散歩しましょう。
隈研吾建築都市設計事務所による白い屋根のかわいい番傘屋根東屋は、富士山をイメージしたもの
「誓いの丘」もまた、富士山を望む絶景スポット!富士山とその裾野まで見渡すことができ、思わず「ヤッホー」と叫びたくなります。トイレも完備されているので、ドライブ途中の休憩場所としても◎。大きく伸びをして、モヤモヤしていた気分を吹き飛ばして。
「誓いの丘」には、素敵なジンクスも。敷地内の誓いのモニュメントに鍵をかけて「誓いの鐘」を鳴らすと、幸せが訪れるといわれているんだとか。今年もいい一年になるように、富士山にお願いしてみませんか?
世界遺産に指定されているのは富士山そのものだけではありません。そのまわりにある神社なども古くから富士山にまつわる信仰や芸術に関わってきた大切な場所であるため、世界遺産富士山の“構成資産”としてユネスコに認定されているのだそう。
「富士山本宮浅間大社」もそんな構成資産の一つ。富士山信仰の総本宮であり、かの徳川家康が造営した建物も現存しています。本宮の入り口からは赤い大きな鳥居と富士山を一緒に視界におさめることができて、それだけでなんだかありがたい気持ちになってきます。
富士山と波、太陽が描かれた絵馬は、今年一年の御祈願をするのにぴったり。今年の抱負や決意、お願い事などを書いて、霊験あらたかな富士山に託してみませんか?
「冨士浅間神社」「須山浅間神社」「村山浅間神社」「山宮浅間神社」では、それぞれ期間限定で“花装飾”も開催中♪写真を撮って応募することで素敵な賞品が当たるInstagramフォトコンテストも開催されているので、訪れたらぜひ写真を撮ってみてくださいね。
同じく世界遺産富士山の構成資産である「冨士浅間神社(須走浅間神社)」は、弘法大師も修行をしたという言い伝えがある場所。その起源は1200年以上も前にさかのぼる、歴史ある神社です。境内には樹齢数百年にもなる木々が茂り、木漏れ日が心を落ち着かせてくれます。
境内には、富士山をかたどったかわいいおみくじも。旅の素敵な思い出にもなりますね。
「須山浅間神社」もまた、世界遺産富士山の構成資産。噴火が山の神の怒りだと考えられていたころ、その怒りを鎮めるために建てられた神社です。樹齢400~500年ものご神木に見守られながら、本殿に向かって静かに手を合わせてみて。
お参りをしたあとは、境内にある石の灯篭に注目。日本古来の「猪目(いのめ)」と呼ばれる形にくりぬかれているのですが、現代の私たちから見るとそれはまさにハート型!ここから写真を撮ると、景色をハートに切り取ったような一枚が撮影できますよ。
旅に欠かせないのはやっぱりご当地グルメ!「富士山本宮浅間大社」から徒歩1分の「お宮横丁」は、富士宮のご当地グルメが楽しめる屋外のフードコート。B級グルメとして全国的にも有名な富士宮やきそばや“だし”がきいた静岡おでん、ジェラートなどが味わえます。みんなでシェアして、多彩な富士宮グルメを食べ比べしましょう。
敷地内には富士山の冷たい湧き水が自由に飲める井戸もあるのだそう。お水がおいしいのは、やっぱり富士山がある静岡ならではですよね。
竹林を抜けた先にある「とらや工房」。“和菓子屋の原点”を再現したいという思いから始まったというこちらの工房は、羊羹で有名な「とらや」グループのお店。テラス付きのカフェが併設されているので、その場でお汁粉やどらやきなど、自慢の和菓子がいただけます。
「とらや工房」の隣には、近代数寄屋建築である「東山旧岸邸」が。居間や食堂からは四季折々の日本庭園が見え、静かで落ち着いた雰囲気。陽だまりのなかでぼうっとお庭を眺めていると、時の流れもゆるやかに感じられますね。
目の前に茶畑が広がる「YUHOBI Cafe」。穏やかな景色を見ながら、フランスで修業したパティシエのケーキや地元の食材を使ったランチなどがいただけるお店です。店内にはアクセサリーや雑貨の販売コーナーもあってとっても広々。静岡の食と景色がのんびり癒してくれる場所です。
見て楽しい、食べておいしい食事やスイーツは、どれも地元の食材をふんだんに使って手作りされたもの。丁寧に作られたおいしいものを食べると、心の底から満たされた気分になりますよね。インテリアには温もりを感じる木がたくさん使われており、居心地のよい空間です。
首都圏からも訪れやすい静岡は、週末リフレッシュ旅にぴったり。いつの時代も人々の心のよりどころであった世界遺産富士山にパワーをもらって、写真を撮りながら神社を巡って、静岡ならではのグルメに満たされて……。沈んでいた心も、いつの間にか上向きになっていそう。大切な人を誘って、お休みの日は静岡に出かけてみませんか?