2023年03月24日
提供:東日本旅客鉄道株式会社
観光列車で穏やかなひとときを。非日常に浸れる春旅へ出かけよう
春の訪れを少しずつ感じると、どこかおでかけしたくなりますよね。そんな時は観光列車に揺られ、自然溢れる青森・秋田へ。車窓から絶景や日本海を眺めつつ、地元の食材が詰まったお弁当を食べたり、車内イベントで津軽文化に触れたりと青森・秋田の魅力をたっぷり五感で感じることが出来ますよ。今回は秋田駅から青森駅を走る観光列車「リゾートしらかみ」の魅力をたっぷりご紹介します。
少しずつ春の訪れを感じる瞬間が増えると、気分転換をしにどこか旅に出たくなりますよね。自然豊かで季節の移ろいを感じられる青森・秋田は、春旅にぴったりのエリア。雪解けを迎えた春の青森・秋田で、気持ち華やぐひとときを過ごしませんか。青森・秋田へ出かけるなら、のんびり地元の風景が眺められる観光列車での旅がおすすめです。
今回は「リゾートしらかみ橅(ブナ)」に乗って旅に出発!
観光列車を利用するなら、秋田・青森間を繋ぐ「リゾートしらかみ」はいかが?「橅(ブナ)」「青池」「くまげら」と、車内装飾が異なる3種類があり、それぞれにサービスやイベントも。乗っているだけで地元の魅力に触れることができますよ。今回は秋田駅から青森駅へと向かう「リゾートしらかみ」を利用した観光列車旅の魅力を3つに分けてご紹介します。車窓から自然を感じ、心を解放する春旅へ出発!
「リゾートしらかみ」に乗る前に、まずはお弁当を事前注文しましょう。「リゾートしらかみ」では、スマートフォン等で事前にお弁当を注文できる便利なサービス「ごのたび(うけとりっぷ)」が利用できます。食べたい商品を選んでチケットを購入するだけ!乗車当日に駅のホームなどでチケットを提示して、注文した商品を受け取ります。電車に乗る前に慌てて買いに行かなくて済むのが嬉しいですね♪
※予約期間:ご利用前日の15時まで。
深浦の旬な食材がぎゅっと詰まった「海彦山彦弁当」や、秋田の黒毛和牛がたっぷり入った「前菜6種&秋田錦牛すき焼き丼」などお弁当の種類も豊富。蓋を開けた瞬間、つい笑顔になってしまうような豪華なお弁当ばかりです。ほかにも、「セキトの志んこ」や「白神サブレ」「白神コーヒー」といったスイーツやドリンクなどもあるので、旅のお供にいかがですか?
※受け取り場所は商品によって異なります。
※「ごのたび(うけとりっぷ)」はスマホ閲覧のみで、PCでの閲覧はできません。
「青池」と「橅」の車内では、セルフレジによる無人販売も導入されています。小腹がすいた時に食べたい軽食やお菓子のほかに、「完熟アップルジュース」「白神山地の水」など地元の味が楽しめるドリンクや鉄道グッズも置いてあるので、列車旅のお土産に是非。
「橅」はシンボルツリーの橅や秋田産の杉、青森のヒバなど、東北の木材を使用したぬくもり溢れる車内。春旅にぴったりの華やかなシートは、旅のワクワク感を高めてくれます♪1・3・4号車には普通指定席があり、ずらりとシートが並ぶ様子にキュンとしますよ。
2号車の半個室型ボックスシートは、4人掛けで友だち同士のグループ旅にもぴったり。窓いっぱいに広がるのどかな景色を眺めれば、心もすっと落ち着くはず。青森県の木工メーカー「BUNACO(ブナコ)」製の照明は、空間をおしゃれに演出してくれます。座席を広げてフルフラットにできるシートもあるので、靴を脱いでのんびり寛ぎましょう。
車窓からは壮大な日本海の絶景が。果てしなく広がる美しい海絶景を見ていると、日頃の悩みもどこかへ飛んでいきそう。ビューポイントではゆっくりと景色を堪能できるよう徐行してくれるので、カメラの準備を忘れずに♪1・4号車には展望室も配置されていて、大きな窓から日本海を眺めることができますよ。
車内のイベントスペースで津軽文化を楽しめる催しが行われます。青森の代表的な民謡を演奏する「津軽三味線生演奏」では、2名のプロが奏でる息の合った演奏にくぎづけに。美しい三味線の音色は、車内だけでなく心にも響きますよ。他にも、津軽弁で昔話を語る“語りべ”や、津軽伝統の人形劇の実演など、乗る列車によって異なるイベントが開催されます。
青森県と秋田県にまたがる「白神山地」は約13万ヘクタールにも及ぶ山岳地帯。手つかずの広大なブナ原生林が、1993年に国内初となる世界自然遺産に登録されました。白神山地の象徴ともいえる33の湖沼群の総称「十二湖」は必見。その中でも特に有名な「青池」は時間帯によって濃淡を変える幻想的なスポットで、息をのむような美しさに心が洗われます。時間や体力に応じて選べる散策コースも豊富ですよ。のんびり歩いて自然に身を委ね、心を解放しましょう。
津軽富士見湖にかかる「鶴の舞橋」は、全長300mもある国内で最も長い木造三連太鼓橋。青森県産の”ひば”を使用した大きく緩やかなアーチ橋は、鶴が舞う姿をイメージしていて、眺めるだけで心がほっこり落ち着きます。運が良ければ飛来している白鳥に出会えることも。天気が良いと遠くに岩木山を望むことができるので、絶景を眺めながらゆっくり橋を渡ってみて。
地元の名産品を扱うショップと青森県産りんごのシードル工房を併設した「A-FACTORY(エーファクトリー)」。青森駅前のウォーターフロントエリアに可愛らしく佇んでいる、六連の三角屋根が目印です。店内では青森産のりんごを使用した商品や新鮮な野菜など、地元の美味しいものが揃っているので、大切な人へのお土産に購入しましょう♪
シードル工房ではガラス越しに製造行程を見学でき、2階でテイスティングすることも。ここで作られたシードルは商品として販売されてるので、旅の記念にいかがですか?すっきりした”ドライ”に甘めの”スイート”、バランスの取れた”スタンダード”の3種類があります。
日本海を一望できる絶好のロケーションに佇む宿「グランメール山海荘」。和と洋が調和された、大正ロマン感じる館内は乙女心をくすぐります。飲食代やアクティビティ代などがすべて宿泊料に含まれるオールインクルーシブスタイルなので、ステイ中はお財布を気にせずに贅沢な時間を過ごせますよ。
チェックインをしたらラウンジでほっと一息。華やかでクラシカルなラウンジでは、青森産のりんごジュースや白神山地の水、地元酒造の日本酒などを楽しめるほか、お菓子やアイスなども用意されています。もちろんこちらも宿泊料に含まれているので追加料金はありません。
露天風呂は「洋風露天風呂」「和風露天風呂」の2種類で、どちらも日本海を堪能できます。「化石海水」という古代の海水が天然温泉となった湯を使用しているので、塩分濃度が高く保湿効果が期待できますよ。また、湯冷めしにくいので冷え性さんも安心。絶景を眺めながら日頃の疲れやストレスを温泉でさっぱり洗い流しましょう。
客室は海側と山側に分かれていて、どちらも洋風モダンな造り。海側の和洋室は、橅・日本海の夕焼け・りんごをコンセプトにした3種類。お部屋の椅子やクッションはそれぞれのコンセプトにあったものになっていて、心を和ませてくれますよ。
夕食はレストラン「アムール」で、青森の旬の食が楽しめるビュッフェを堪能して。かわいい小鉢に入った前菜や「青森県産ホタテ醤油焼き」「桜姫鶏唐揚げ」といった地元料理までずらりと並び、何を食べようか悩んじゃう♪飲み物はソフトドリンクの他にビールやワイン、日本酒などのアルコール類も豊富に揃っています。五能線沿線の駅名が付いたご当地サイダーもあるのでお食事と一緒にどうぞ。
青森・秋田旅行の帰路は「グランクラス」で都内に移動しませんか。東北・北海道新幹線、北陸新幹線、上越新幹線の一部車両で導入されている特別車両で、一両はたった18席。グランクラスアテンダントが、洋食と和食の2種類から選べる「リフレッシュメント(軽いお食事)」やドリンクを提供してくれます。シートに本革やウールなど上質な素材を使用していたり、座席間隔も広々していたりととっても快適!飛行機のファーストクラスのような車内空間で、贅沢気分にとことん浸れますよ。
※「グランクラス(飲料・軽食なし)」で営業する列車では、グランクラスアテンドは乗車せず、軽食やドリンク等のサービスはございません。
春の訪れを感じられる青森・秋田は春の旅行にぴったり。観光列車に乗って、日本海の絶景を眺めたり、地元の文化に触れたり、途中下車して観光を満喫したり…。日常を忘れ、リフレッシュできる魅力がいっぱいの「リゾートしらかみ」を利用して、春の思い出を作りましょう♪