ライオンズの本拠地・西武ドーム内のおすすめグルメ10店

西武プリンスドームはプロ野球チーム・埼玉西武ライオンズの本拠地。20世紀末には毎年のように優勝して黄金時代を築き、人気のプロ野球チームへと成長しました。ホームゲーム開催時には多くの観客が集います。そのため、人出が多いことからドーム内外に飲食店が充実。今回は西武プリンスドーム内のお店に注目しました。

埼玉西武ライオンズは1979年に埼玉県・所沢市へ移転し、西武球場を本拠地としました。現在はネーミングライツ(命名権)の取得により「西武プリンスドーム」という名前になっています。

1999年にドーム化されたのですが、他の球場とは異なりお椀をかぶせたような形をしているため、気持ちの良い風が外から入っていきます。春には周囲に植えられた桜の木々がドーム内の座席から見えますし、夏は西武園ゆうえんちの花火を眺めることが可能。

他の多くの球場ではホームチームは1塁側(ライト側)が応援スタンドとなっていますが、西武プリンスドームは3塁側(レフト側)が埼玉西武ライオンズの応援席です。チケットを購入される際はご注意を！

基本的には3塁側でも1塁側でも同じような屋台形式のショップが並んでいますが、3塁側にしかないお店もあるので事前にチェックしておくことをおすすめします。ちなみに、球場の中から向かいのスタンドに移動することはできませんし、外からでも反対側スタンドへの入場は不可(チケットに3塁側・1塁側が明記されています)。

西武プリンスドームではスタンドを囲むように通路が設けられており、内野の方へ進んでいくと指定席券が必要になります。つまり自由席券しか持っていない人は、利用できないショップもあるということ。通路の途中でスタッフの方がチケットチェックを行っています。

特定日と呼ばれる巨人戦など人気試合や、土・日・祝日になると指定席エリアが広がります。いつもは自由席である座席が指定席化するのです。そのため、利用できるショップの範囲も変わりますので公式サイトでチェックしてください。

西武プリンスドームでは様々な座席が用意されており、ハイランクなチケットを購入すればテーブルが付いた座席を使用できることも。個室のようになっているので、快適に試合を観戦することができます。ドーム内で購入した食べ物を広げて、ゆっくりと食事ができそうですね。

まずはホームチームである埼玉西武ライオンズの応援席側からご紹介。中央の階段上になっているフロアに、それぞれショップが設けられています。両サイドの階段を利用するほか、奥の方にはエレベーターも設置済み。

応援に熱が入ったら冷たいスイーツをどうぞ

壇上になっているフロアの一番下にあるのが「L's STYLE(エルズスタイル)」。フラリと立ち寄りやすいお店となっており、特に人気を集めているのが冷たいスイーツ。「いちごミルクフロート」は、ベリーの酸味とミルクの優しい甘さに包まれるスイーツであり、野球の応援で火照った体を癒すのに丁度良いかも。

おなかにたまるスナック系の料理をチョイスするならココ！

フライドチキンやポテトといったジャンクなフードも食べたいですよね。おなかにしっかりとたまるスナック系の料理を購入するなら「L's BAR(エルズバル)」です。ケースの中に揚げ物類が並んでおり、皆でシェアしやすい大きなカップでの提供もアリ。

ドーム内ナンバーワンの品揃え！どれにするか迷ったらエルズダイナーへ

フロアの中にカウンターが設けられている「L's Diner(エルズダイナー)」は、西武プリンスドーム内でナンバーワンの品揃えと言われています。ハンバーガーやポテト、ライオンズカレーに丼ものと何でもござれのショップ。多くの人が訪れますが、回転率が良いのでスピーディーに料理を提供してもらえます。

ドームへの連絡通路がある中華料理レストラン

狭山スキー場がある建物内に「カントンレストラン」があり、ドーム内へと直結している通路が設けられています。通常の入場ゲートが開場してからしばらくすると、こちらも観戦チケットを持っていれば出入りが可能となります。中華料理だけでなく、「とりから丼」や「フライド・ポテト」など和洋メニューも用意されています。

西武プリンスドームに来たら、やっぱり「ライオンズ焼き」！

「新井園本店」は3塁側と1塁側合わせて7店舗を展開しており、たこ焼きや狭山茶そしてポップコーンなど様々なものを販売しております。その中でも特に評判を集めているのが「ライオンズ焼き」。こういった人形焼系はどこでも人気ですね。中身の餡(クリーム)は珍しい物もあるので、訪れるたびに立ち寄ってみると良いでしょう。

西武プリンスドームで沖縄グルメ！オリオンビールもどうぞ

3塁側と1塁側に1店舗ずつある「リトル沖縄」。その名の通り沖縄料理を販売しており「カーリーフライ 」や「オリオンドラフトビール」を味わえます。選手とのコラボメニューを展開することもあり、こちらも訪れたら一度は覗いておきたいショップです。「ソーキそば」は麺にコシがあり、ソーキも甘じょっぱく濃い目の味付けで美味しいです。

自家製麺が美味しく、選手とのコラボメニューも人気

西武プリンスドームへ行くと「竹國うどん・そば」を食べている人を多く見かけます。食べ応えのあるうどんは、試合観戦前に気合を入れる意味でも最適な一杯。2月や3月のオープン戦の時期はまだ寒いので、この一杯が体を温めてくれるのです。こちらのショップでも埼玉西武ライオンズ選手とのコラボメニューを展開していました。

アウェイ側ですが「L's(ライオンズの意)」が名付けられたショップ

3塁側と同じく壇上になっているフロアに「L's(ライオンズの意)」が名付けられたショップがあります。店内はL's Diner(エルズダイナー)と似た造りなので、こちらも品揃えが豊富です。網目状に揚げられた「ガーリックポテト」が人気で、ガーリックパウダーがたっぷりとまぶしてあります。

スイーツだけでなく、ビールやコーヒーもこちらのショップでどうぞ

ドーム内の座席へは生ビールを販売する売り子さんや、茶摘み姿をしたお茶の売り子さんが回ってきますが、「L's Winner(エルズウイナー)」で購入することもできます。値段は一緒ですが、座席にいる間は試合を見逃したくないというなら、ここで買ってしまうのも手ですね。「ストロベリーパンケーキ」にはシロップが挟んであり、アイスとクリームをバランスよく付けて食べていくと美味しいです。

抽選で当選をしたり、イベントに参加することで利用できることも

オーナーとは球団のトップという意味ではなく、年間予約席であるシーズンシートを購入した人やバックネット裏のロイヤルシートを購入した人のことを指しています。なかなか入る機会はないかもしれませんが、抽選で当選したりイベントに参加することで利用できるケースも。

料理の内容もワンランク上という感じで、「国産牛のサーロインステーキ」や「三元豚ロースのカツカレー」など豪華な料理が用意されています。スタジアムを見下ろす形で野球観戦が可能。ぜひ一度はこのような贅沢な体験をしてみたいものですね。

野球の試合は短くても2時間台、延長戦に入って長引けば4時間以上と長時間楽しめるスポーツです。ナイターの時間帯はちょうど夕飯時ですから、ドリンク片手に美味しい料理を食べたいもの。ドーム内にはたくさんの飲食店が並んでいますので、ぜひお気に入りのドームグルメを見つけてくださいね。