2016年11月29日
横浜・中華街の中心にある「関帝廟」は最強パワースポット!
中華街の真ん中に位置する「関帝廟(かんていびょう)」。中華街に行ったことがある人なら、前を通ったり訪れたこともあるのでは?関帝廟では、三国志でもおなじみの関羽をお祀りしています。じつはここ、すごいパワースポットということをご存知ですか?
横浜でも中華街は風水的に、とても良い場所に位置していると言われています。とくに「関帝廟」は中華街の中でも1番良いとされる中心部にあります。そのことから、風水の良いパワーがとても強い場所なのです。
お祀りされているのは、「關聖帝君(かんせいていくん)」といい、中国で西暦160年前後の後漢、三国時代にかけて活躍した実在の武将です。關聖帝君の姓は關(かん)、名は羽(う)、字〈あざな〉を雲長(うんちょう)といい、日本でも三国志の武将として劉備、張飛と義兄弟の杯をかわした人物として知られています。
主神の關聖帝君のほかにも、中国の民間信仰に基づいた4人の神様、玉皇上帝(国泰平安)、観音菩薩(解難・健康・縁談・安産)、地母娘娘(除災・健康)、福徳正神(金運・財産安全)もお祀りされています。
関羽帝は武将として経済にも精通していたため、商売にたずさわる人々に財神、商売繁昌の神として信仰されています。また信義・信用という点から、商業神としても厚く奉られています。
参拝方法は2種類あり、お線香(5本で1セット)を購入するか、チケットを購入するというもの。せっかく中へはいるなら、お線香を購入するのがおすすめです。
受付でお線香を購入します。5本のお線香に火をつけ、1~5の番号のふられた香炉に1本ずつお線香を捧げ、身を清めます。
本殿に入り「關聖帝君」「地母娘娘」「観音菩薩」「福徳正神」の順に拝礼台にひざまづき、自分の住所、氏名、生年月日を自己紹介し、最後に願いごとを祈ります。
金紙も受付で購入することができます。金紙は神様への金銭の献上と、願いが叶った時のお礼を意味するものです。
本殿内の供物台に金紙を供え、参拝後に境内にある金炉(金紙専用の炉)で燃やします。
こちらのおみくじは「神筈(しんばえ)式」というおみくじです。本殿内にある供物台から、おみくじ棒が入った器「簽桶」を持ち、住所・氏名・生年月日と具体的な願い事を告げ、おみくじ棒が自然に1本飛び出してくるまで振ります。それから三日月形の「神筈」といわれる神具を土間に落とし、表と裏が出たらおみくじ棒を係りの人に渡し、おみくじを受け取ります。日本のおみくじと違うのは、ここで裏と裏、表と表が出た場合は、最初のおみくじ棒を引くところからやり直しというところ。中国では日本のように普段でも気軽におみくじを引くというような習慣は無いそうで、おみくじを引くときは深刻な悩みなどがある場合。そのためか、神筈式おみくじは、不思議と当たると評判です。
いかがでしたか?街全体がパワースポットの中華街の、一番力が強い場所に立つ「関帝廟」。中華街に立ち寄ったら風水のパワーをいただきに、関帝廟へ参拝されてみてはいかがでしょうか?
横浜 関帝廟《関帝廟入口》
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