2017年04月28日

【福岡】すき焼き風もつ鍋を食べに、「万十屋」へ行こう!

【福岡】すき焼き風もつ鍋を食べに、「万十屋」へ行こう!

博多グルメの一つ「もつ鍋」。普通もつ鍋といったら醤油・塩・味噌などで味付けされたスープに、もつと大量のニラ・キャベツ、薬味のニンニク、唐辛子が入ったものを思い浮かべますよね。今回ご紹介するお店「万十屋」では、秘伝の甘辛いタレで煮たもつを、卵につけて食べるという「すき焼き風」の珍しいもつ鍋が食べられるんです。福岡に行った際、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

「すき焼き風もつ鍋」とは?

「万十屋」料理 1153729 万十屋(福岡県福岡市早良区田村)もつ鍋 1300円

出典:さすらいの旅人・全国各地孤独のグルメさんの投稿

すき焼き風もつ鍋の始まりは、第二次世界大戦後の食糧難のころと言われています。当時は捨てられていたもつ肉を活かすために、もつ肉とニラをアルミ鍋で醤油味に炊いた「ホルモン鍋」というものが食べられていました。それが時代と共に変化し今のすき焼き風もつ鍋になったと言われています。

「万十屋」その他 1152358

出典:げんまちゃいちゃいさんの投稿

昔はアルミ鍋で作られていましたが、今は熱伝導率がよい石鍋を使って調理します。ゆっくりと温度が上がっていくので、もつが硬くならず、ぷりぷりふわふわになります。また保温性にも優れているので最後まで熱々の状態で食べることができます。

「万十屋」料理 1152590

出典:げんまちゃいちゃいさんの投稿

作り方は、甘辛いタレに漬け込んであるもつ肉を石鍋で炒め、さらに野菜を順番に入れ少し煮込んですき焼き風にして食べます。濃厚な醤油ベースのタレが、もつ、野菜、豆腐などにゆっくり浸み込み絶妙な味わいとなります。好みで溶き卵で味に変化をつけながら食べます。

すき焼き風もつ鍋で有名な「万十屋」

「万十屋」外観 1152173

出典:obesity_odysseyさんの投稿

「万十屋」が創業したのは昭和18年。味付けのベースは創業当時から変わっておらず、70年以上地元の人に愛され続けています。福岡市の中心部から少し距離があるにも関わらず人気があり、芸能人も多く訪れているオススメのお店です。

「万十屋」へ行ってみよう!

「万十屋」外観 1152278 万十屋(福岡県福岡市早良区田村)外観

出典:さすらいの旅人・全国各地孤独のグルメさんの投稿

お店は、福岡市の中心部から車で30分ほどのところにあります。公共交通機関では、福岡市地下鉄七隈線の「次郎丸駅」が最寄駅となります。駅からは、徒歩20分ほどあり少し歩きます。

「万十屋」外観 1152279 外観

出典:yohsukeさんの投稿

平成3年に建てられた現在のお店は、世界的にも有名な建築家の隈研吾(くまけんご)さんによる設計。

「万十屋」内観 1152287 開放的なガラス張りの向こうには、室見川

出典:Knappsteinさんの投稿

店内は一部ガラス張りになっており、目の前には山々と穏やかに流れる室見川が。のどかな田舎の風景を楽しみながらもつ鍋が食べられます。

もつ鍋が完成するまでのお楽しみ!

「万十屋」料理 1152296 酢モツ!美味!

出典:S.youさんの投稿

もつ鍋が完成するまでに時間がかかるので、その間にお楽しみいただきたいのが絶品のサイドメニュー!人気の3品をご紹介します。まずは1つ目の「酢もつ」。その日に捌かれたばかりの国産牛のもつが使われているので、とにかく新鮮。「酢もつ」というシンプルな料理だからこそ、新鮮さが際立ちます。味付けはポン酢醤油でシンプルに。

「万十屋」料理 1152299

出典:mo-riさんの投稿

2つ目の「馬ゼラチンのキムチ煮」。なかなか珍しい酒の肴なのでお試しあれ。馬の筋やゼラチンがキムチのタレで煮込まれており、とろんとした食感。ピリっと辛く少し濃い目の味付けでビールが進みます。

「万十屋」料理 1152301

出典:AAS.Kさんの投稿

3品目もこれまた馬肉の「馬肉チャーシューの炙り」。豚肉のチャーシューはよくありますが、ここでは馬肉のチャーシューが食べられます。じっくりと圧力釜で炊いた馬肉が、さらにバーナーで焼かれており赤身の旨さがぎゅっと凝縮されています。溶け出している脂もしつこすぎず、あっさりと食べられます。

「万十屋」のすき焼き風もつ鍋の魅力

その1「綺麗なもつ」

「万十屋」料理 1152308 万十屋(福岡県福岡市早良区田村)もつ鍋

出典:さすらいの旅人・全国各地孤独のグルメさんの投稿

万十屋のもつは自家工場に併設された独自のシステムで徹底的に洗われており、もつが綺麗で独特の臭みがほとんどありません。もつの匂いが苦手な方も挑戦してみてくださいね!

その2「独自のタレ」

「万十屋」料理 1152347

出典:げんまちゃいちゃいさんの投稿

開店当初から70年以上継ぎ足しながら熟成された秘伝のタレ。この甘辛いタレと絡みあうもつの相性は抜群です。

その3「プロが手作り」

「万十屋」料理 1152313

出典:えりぶーたさんの投稿

万十屋のもつ鍋は、最初から最後まで店員さんが作ってくれます。ここでは、「火をつけたら、しばらく混ぜない・さわらない」というルールがあります。この頃合いを見計りながらプロが美味しく作ってくれるのでお任せしましょう。「どうぞ!」の合図で食べ始めます。

シメはここでしか食べられない「焼き飯風」のおじや

「万十屋」料理 1152327

出典:Mr.noone specialさんの投稿

お待ちかねのシメは、もつ鍋のタレをご飯がしっかりと吸った「焼き飯風」の珍しいおじや。石焼きビビンバのようなスタイルで作ります。鍋の縁についたおこげが香ばしく、シメだというのにこの香りでまた食欲が湧いてくる不思議な一品です。こちらもまた店員さんが作ってくれるので、良いタイミングで食べられます!

万十屋の味をご自宅でも楽しめます!

万十屋のすき焼き風もつ鍋が気に入ったら、お持ち帰り&ギフト用モツ鍋(1人前 1,300円~)もあるので、お土産にぜひどうぞ!

万十屋の詳細情報

万十屋

次郎丸、橋本、賀茂 / もつ鍋

住所
福岡県福岡市早良区田村1-12-10
営業時間
[月]  定休日 [火]  11:30 - 21:30 [水]  11:30 - 21:30 [木]  11:30 - 21:30 [金]  11:30 - 21:30 [土]  11:30 - 21:30 [日]  11:30 - 21:30 ■ 定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
定休日
月曜日
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999
  • ¥2,000~¥2,999

いかがでしたか?

「万十屋」料理 1153722

出典:tabechan0202さんの投稿

福岡に寄った際は、「すき焼き風もつ鍋」を是非一度食べてみてくださいね!

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