大人の温泉郷「湯布院」を1泊2日で大満喫！王道モデルコース

出典：まめおさんの投稿

温泉県とも言われる大分県。そのほぼ中央に位置する湯布院は、言わずと知れた人気の温泉地です。温泉、自然、グルメ、アート…様々な見どころがある湯布院ですが、その魅力を1泊2日で感じられる王道プランを考えてみました。次回の旅の参考にどうぞ♪

出典：山さんさんの投稿

本数が多い福岡空港行きの飛行機を利用しても良いのですが、今回は大分空港を利用します。東京から大分空港へのフライト時間は約1時間45分、ANA、JAL、ソラシドエアなどが就航しています。頑張って始発で出発すれば、午前中に湯布院に着くことができます。

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大分空港から湯布院まではバスかレンタカーでの移動が一般的。移動中もゆっくりしたい人にはバスが便利ですよ。由布院駅までノンストップで約55分、往復2600円（2017年10月現在）です。始発の9時30分の便なら、10時25分に由布院駅到着予定です。

出典：bakasyamoさんの投稿

重たい荷物を持っての観光は大変ですよね。そういう時は、由布院駅前の「ゆふいんチッキ」が便利です。荷物を宿泊先へ届けておいてくれる「手荷物配送サービス」（1個500円～。但し、由布院温泉観光協会加盟宿泊施設に限る）や手荷物の一時預かり（1個300円～）が利用できます。また、数に限りがありますがベビーカーや車椅子の無料貸出も行っています。

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辻馬車は湯布院の観光目玉の一つ。大変な人気なので、すぐに乗れることは少ないかも…。待ち時間がある場合は湯の坪街道や駅前の由布見通りなど、先に周辺を散策すると良いですよ。なお、辻馬車もスカーボロも当日のみの受付で、窓口優先となっています。

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馬車に揺られながら、由布岳や田園風景などの昔ながらの「由布院らしい」風景を楽しめます。

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ツートンカラーが目を惹くレトロなスカーボロは、英国製のクラシックカーを復刻したもの。9人乗りの観光乗合タクシーです。

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辻馬車とスカーボロの両方の立寄地となっている宇奈岐日女神社（うなぎひめじんじゃ／うなきひめ神社）。由布院開拓の祖ゆかりの地なのだとか。巨大なご神木の切株にも注目です。

出典：ジオモルさんの投稿

出典：自称独り者グルメさんの投稿

季節の前菜、味噌汁、漬物、薬味などがセットになった「豊後牛まぶし」。土鍋で炊いたご飯の上にはジューシーな豊後牛がたっぷり！薬味をのせたり、お出汁をかけたり…といろいろ楽しめます。他に、「地鶏まぶし」「鰻まぶし」もあります。

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由布院駅から10分程の場所から金鱗湖近くまで続く湯の坪街道。距離は1㎞ちょっとですが、話題のカフェやスイーツ店、雑貨屋、ご当地バーガー、揚げたてコロッケ、大分名物のとり天等々…両側には70以上ものお店が並び、湯布院グルメの食べ歩きや気ままなショッピングが楽しい通りです♪

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由布院には美味しいロールケーキがたくさんありますが、その中でも人気なのがこの「Pロール」！地元の卵など厳選されたシンプルな素材で作られたロールケーキは、ふわっふわの生地と控えめな甘さが特徴です。

出典：★結衣★さんの投稿

お店は湯の坪街道の入り口付近。名旅館「山荘　無量塔（むらた）」プロデュースのお店としても有名です。売り切れてしまうことも多いのですが、来店5日前から電話予約が可能です。ただし、賞味期限は当日限りなのでお土産にしたい場合は要注意！

出典：haruusさんの投稿

濃厚でクリーミーなチーズケーキ「ケーゼクーヘン」。こちらのお店では、焼き立てと冷やしたものの両方が購入できます。

出典：haruusさんの投稿

由布院Milchは湯布院牛乳100%で作られたスイーツで有名なお店。ソフトクリームやとろとろのプリンなども人気です。食べ歩きにも良いですが、併設のカフェでいただくこともできます。

出典：自称独り者グルメさんの投稿

全国でも由布院、京都、伊勢の3店舗だけしかない「スヌーピー茶屋」は、和とスヌーピーが融合したテーマカフェです。抹茶を使ったスイーツやドリンクが味わえる他に、和テイストのキャラクター雑貨なども購入できます。

出典：ふぁうさぎさんの投稿

カフェメニューも食事メニューも、店内も、どこもかしこもスヌーピーだらけ！スヌーピーファンにはたまらないお店です。

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湯の坪街道沿いにある「横丁」で、古い町並みを再現したような一画。和菓子店やトンボ玉や竹細工などの和雑貨のお店、浅漬け専門店など、「和」の雰囲気のお店を中心に10店舗以上が軒を連ねています。

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あまり広い敷地ではないものの、映画ハリー・ポッターの撮影地である英国コッツウォルズを再現した可愛らしい町並みで人気の複合施設です。フクロウなどと触れ合える「フクロウの森」や「不思議の国のアリス」風のレストラン、絵本のキャラクターのグッズが購入できるショップなど25種類以上のお店が並んでいます。

出典：ニャンちゅうさんの投稿

木々に囲まれ、季節や時間によっていろいろな表情を見せる金鱗湖。湖底から温泉が湧いて冬でも水温が高いため、寒い朝には朝霧が見られます。

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金鱗湖湖畔にあり、幻想的な作風で知られるロシア出身の画家「マルク・シャガール」のリトグラフ39点が飾られた美術館です。展示室は2階で、1階はミュージアムショップやカフェとなっています。

出典：ピエール（Pierre）さんの投稿

1階の「Cafe La Ruche（カフェ・ラ・ルーシュ）」で、金鱗湖を眺めながら優雅なティータイムを過ごすのも良いですね。テラス席ならこの近さ！

出典：＠jokerさんの投稿

日・祝日の朝7時から食べられるモーニング（月～土は9時～）が、朝霧を見ながら食事をしたい人や朝のお散歩で金鱗湖に来る人たちに人気。由布院焙煎コーヒーや地ビールなど、ドリンクメニューも充実しています。

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金鱗湖湖畔にある共同浴場です。露天風呂もありリーズナブルなのですが、かなりオープンな造りで混浴なので女性が利用するにはハードルが高いかも。でも、茅葺屋根の建物には趣があります。

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亀の井別荘のパブリックスペースに建つ雑貨店で、宿でも使用されている調味料や食器などが購入できます。オリジナル商品も多数あり、特に柚子胡椒やおはぎが有名です。

出典：なおいくさんの投稿

さすがは御三家！入る前から趣がありますね。こちらの門をくぐって、自然豊かな庭を楽しみつつ標識に従って進めば程なくお店に到着です。

出典：食いしんぼりんさんの投稿

鍵屋の2階にある「茶房　天井桟敷」は、由布院で最も有名なカフェのひとつです。江戸時代の造り酒屋を移築した店内はアンティークのインテリアで調えられ、シックで落ち着いた雰囲気。窓からは外の樹々が良く見えます。

出典：気まぐれミミィさんの投稿

名物商品「モン・ユフ」。冬の由布岳をイメージしたデザートで、クリームチーズの上にたっぷりの生クリームとレーズン、粉砂糖がかかっています。甘さ控えめですが、珈琲との相性は抜群！なお、19時～24時は「BAR 山猫」としてお酒が楽しめる大人の空間になります。

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湯布院観光のメインはやっぱり温泉！24時間入浴可能だったり、貸切風呂が複数あったりと思う存分温泉を楽しめる宿が多数あります。地の物を使った美味しい食事が評判の宿も多いので、初めての湯布院なら素泊まりではなく食事付プランで湯布院の味覚と温泉を堪能したいところ。

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11あるお部屋は全て離れ形式。樹々が立ち並ぶ4500坪の敷地の中に、古民家を移築したものや日本家屋、洋館などそれぞれ工夫を凝らした離れが点在しています。

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お風呂は由布岳を望む大露天風呂など8つで、全て貸切です。24時間入浴できるお風呂もあるので、のんびりゆったり過ごすことができます。

出典：bunhachiさんの投稿

宿の菜園で採れたものや契約農家から仕入れたものなど、新鮮な地元野菜を使った料理も楽しみ。敷地内には、食事処とは別に落ち着いた雰囲気でお酒が楽しめる「Bar Barolo」もあります。

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1部屋2名での利用のみ、小学生以下のお子様の利用不可、という大人の2人旅に特化した隠れ家的宿です。広い敷地にあるお部屋は全て離れとなっており、専用の内風呂と露天風呂付。自然豊かで落ち着いた環境の中、別荘気分で寛ぐことができます。

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大浴場はありませんが、お部屋専用のお風呂なので24時間いつでも好きなだけ温泉に入ることができます。露天風呂は源泉かけ流しです。

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A5ランクの最高級和牛が食べられる宿としても人気。夕食のメインは「すきやき」か「しゃぶしゃぶ」、どちらかを選んで地元の食材と一緒に味わいましょう。

出典：ダンデライオンの爪あとさんの投稿

二日目は朝風呂や宿のおいしい朝食を堪能し、思いっきりリフレッシュしてから出発です！

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ヨーロッパ各国の貴重なアンティークステンドグラスを中心に、絵画やエミール・ガレの作品など様々な美術品が飾られています。レンガなどの建具や壁紙、カーテンなどにイギリス直輸入のものを使用するなど、建物の内外にもこだわりが見られます。

出典：ブロンディールさんの投稿

ランチでおすすめなのが「合わせ箱（山／海）」。酢飯の上に（山）は豊後牛や地鶏、（海）は季節の魚の醤油漬けをのせ、さらにその上に20種類以上もの色とりどりのゆふいん野菜をのせたもので、箱を開けるとその美しさに驚きます。素材がひきたつよう、野菜それぞれに調理が施されていて味も格別。香の物やみそ汁、小鉢もついています。

出典：ダンデライオンの爪あとさんの投稿

由布岳が見えるロケーションも素敵ですね。「ゆふいん料理研究会」の代表でもあるオーナーの新江憲一さんは、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」の料理監修も手がけた由布院料理界の重鎮です。

出典：singlemaltさんの投稿

手を入れ過ぎないのが、由布院玉の湯の庭の魅力。森の小道のようなエントランスを散策気分で進んで行くと、雑貨店やカフェのあるエリアに着きます。

出典：うたそさんの投稿

同じく玉の湯の敷地内にある「ティールームNicol」。木漏れ日が降り注ぐ明るく開放的なこのカフェで少し休憩するのもおすすめ。人気のお店なので、混み具合によっては「由布院市」に行く前に受付けを済ましておいた方が良いかもしれません。

出典：ジオモルさんの投稿

一番人気はアップルパイですが、これは1日限定12枚なので午前中でないと出会うのは難しそう。でも、あんぱんやオリジナルケーキなど他のメニューも人気です。なんといっても、森の中にいるようなお店の雰囲気だけでも行く価値アリ。

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さて、由布院駅前バスセンターからバスに乗って大分空港へ向かいましょう。もし待ち時間が長い場合は由布院駅の待合室「アートホール」で絵画などのアートを見ながら待ったり、駅前の由布見通りで人気のスイーツ店や雑貨店を覗いてみても良いかも。ただし、最終バスは17時台なので遅れないように気を付けて！

出典：気まぐれマー坊さんの投稿

自然も温泉も豊かで美味しい物がたくさんの由布院なら、1泊2日でも十分にリフレッシュできると思います。鳥越地区や湯平温泉、塚原高原などの周辺地区にも素敵な場所がたくさんあるので、もう1日時間が取れる方はぜひ足を延ばしてみてくださいね♪また、今回は移動時間と手軽さを重視して大分空港からバスという旅程でしたが、電車好きなら飛行機で福岡へ行き、博多駅から由布院駅までJR九州の特急列車「ゆふいんの森」に乗るのもおすすめです。木を多用したシックな内装の「ゆふいんの森」は、車窓からの眺めも素晴らしいですよ。