口の中を怪我しても食べたい！名古屋の巨大えびふりゃー

名古屋の人はかなりの海老好き。お祝い事には海老料理が欠かせませんし、自宅でも海老をよく使います。あえて名古屋めしと認めないのは、手羽先や味噌煮込みのように名古屋独自のメニューでないためでしょう。海老フライはふだんの「ちょっとしたごちそう」で、名物と言う以上に名古屋人の生活にしみわたっているのです。

名古屋の洋食屋さんはどこでも海老フライをメニューに載せていますが、なかでも大きな海老フライで人気の5軒をピックアップ。まずはここから始めましょう。

大きなお皿からはみ出している「特大海老ふりゃ～」は、全長35㎝。みた感じは「細長い？」と思いますが、実は直径3㎝くらいあるビッグサイズの海老フライです。このままかじりついてもいいですが、海老バサミで一口大に切り分けていただくこともできます。

地下鉄吹上駅近くにある有名洋食店です。こちらで人気なのがジャンボエビフライ。頭なしで全長約25cm、もっと大きいジャンボ＆ジャンボエビフライだと約30cm。最終形のメガジャンボ海老フライはジャンボ＆ジャンボよりさらに長くて身も太くなります。海老フライだけで満腹になりたい人には絶対おすすめです。

名古屋の海老フライ人気を不動のものにした海鮮食堂です。本店は知多半島にありますが、栄のラシックに支店があるのでとっても行きやすくなりました。こちらの海老フライは衣がクリスピーで軽いのが特徴です。おかずにもよく、ビールのつまみにもぴったり。高層階からの眺めも楽しみつつ、知多の海鮮をじっくり味わいましょう。

昭和25年開店のトンカツ店ですが、海老フライも大人気です。海老フライは大えび、中えび、並の3サイズと「ワラジフライ」があります。ワラジフライは全長約30㎝、このサイズですが1枚のエビを開いたものです。特製ポン酢でいただくのがおすすめ。ひょうたんやの3代目は和食店で修業を積んだそうで、お刺身やウナギなどの和食系もおいしいです。

サイズ的には小さいかなと思う海老フライですが、それでも3枚の海老を開いて使っています。注文してから衣をつけて揚げるので、カリカリサクサク。店名どおり、みごとな跳ねっぷりです。日替わりランチだとトンカツなどとセットでいただけます。

矢場とんでトンカツ以外のメニューなんて？と思わないでください。裏名物と言ってもいい「ジャンボ海老ふりゃ～」です。天然ものの特大シータイガーを使っているので、身の太さに圧倒されます。ソースは味噌だれとタルタル。しっぽまでパリパリで最後までおいしい♪

名古屋では有名な喫茶店チェーンのコンパル。サンドイッチの種類も豊富ですが、一番人気はやはり海老フライサンドです。ぷりぷりの海老フライにカツソースとタルタルソースのダブルづかい。具がぎっしりで、こぼさずに食べるのは至難の業です。

名古屋では洋食屋さん以外にも海老フライを扱っているお店がたくさんあります。ステーキハウスでも和食屋でも喫茶店でもエビフライ定食。やっぱりかなりの海老好きです。あちこち食べくらべて、名古屋の海老フライを制覇してくださいね。