2020年11月02日

渋沢栄一ゆかりの「深谷市」&忍城・古墳・足袋で有名な「行田市」をめぐる1泊2日女子旅/埼玉
埼玉県の観光地と言えば「川越市」や「秩父市」が有名ですよね。でも他の市も負けてはいません。今回注目したのは「深谷(ふかや)市」と「行田(ぎょうだ)市」。「深谷市」は2021年大河ドラマの主人公「渋沢栄一」の故郷ですし、「行田市」は、忍城が登場する映画『のぼうの城』や足袋がキーワードのドラマ『陸王』の舞台として有名なんです。歴史スポットも多く、初めて知ることばかりでワクワクするはず♡今回はこの2つの市にある観光スポットを巡る旅をご紹介します。友達を誘って2つの市の魅力を探る女子旅に出かけましょう♪
目次
映画やドラマの舞台として、「深谷市」や「行田市」がアツい!
2つの市の魅力を探る女子旅に出かけよう

しかも、どちらの市も「東京駅」から最短約1時間10分とアクセスも抜群!いつもとちょっと違うところにお出かけしたい、でもあんまり遠出はしたくないという女子旅にぴったりなんです。今回は、「深谷市」で渋沢栄一ゆかりの場所を、「行田市」では映画やドラマの舞台&歴史のロマンを感じるスポットを厳選しました。2つの市の奥深い魅力を探る1泊2日の女子旅へ出かけてみませんか。
東京駅から約1時間10分。旅のスタートは「深谷市」から♡
〈day1〉日本近代産業の父「渋沢栄一」の足跡を巡る
「深谷市」ってどんなところ?
東京駅そっくり⁉レトロモダンな駅/深谷駅
見られるのはふっかちゃん?それとも渋沢人形?/「駅前時計塔」

駅の北口を出て階段を降りると、そこにはかわいらしい時計塔があります。普段は「ふっかちゃん」がちょこんと座っていますが、7時から23時の毎正時になると両手に人形を持って優しく微笑む「渋沢栄一」が現れます。“キュートなふっかちゃん” or “会えたらラッキーな渋沢栄一”、どちらに会えるかお楽しみ♪
凛とした渋沢翁にご挨拶/「青淵広場の渋沢像」

同じく北口にある「青淵(せいえん)広場」も忘れずに。高い台座の上には、深谷旅のお目当てである「渋沢栄一」の像が。凛とした姿は、来る人を見守ってくれているかのよう。楽しい旅になるよう友達と一緒にご挨拶したら、「深谷駅北口バス停」から「コミュニティバスくるリン」に乗って「渋沢栄一記念館」へ。
深谷駅の詳細情報
渋沢の肉声やアンドロイドに驚きの連続!/「渋沢栄一記念館」
渋沢も川で遊んでいた?いろいろ想像すると楽しい/「青淵由来之跡碑」
渋沢栄一記念館 八基公民館の詳細情報
渋沢が実際に寝泊まりしていた家で当時に思いを馳せる/「旧渋沢邸 中の家」

建物自体は栄一の妹夫婦が1895年(明治28年)に建てたもの。屋敷奥の10畳の間は、栄一が立ち寄った際にくつろげるように、とても丁寧に作られているんですよ。多忙な中でも時間を作って故郷に帰った渋沢は、ここで寝泊まりしていました。渋沢が観ていた風景と同じ風景を見ているなんて、当時にタイムスリップしたような、なんだか不思議な気分になりますね。
イケメン武士の碑に祈りをささげて/「渋沢平九郎追懐碑」
渋沢栄一生地 (中の家)の詳細情報
渋沢も好んで食べていた“煮ぼうとう”に舌鼓/「麺屋 忠兵衛 煮ぼうとう店」
麺屋 忠兵衛 煮ぼうとう店の詳細情報
渋沢に『論語』を教えた偉人を偲ぶ/「尾高惇忠生家」
尾高惇忠生家の詳細情報
銀行員たちがお金を出し合って建てたエピソードに愛を感じる/「誠之堂」

お次の観光スポットはこちら。英国農家風のレンガ造りの外観に、東洋風の室内が絶妙にマッチしている「誠之堂(せいしどう)」です。日本最初の銀行「第一銀行」の頭取を務めた渋沢栄一の喜寿(77歳)を記念して、行員たちがお金を出し合って建てたのだそう。行員たちに慕われていたことが分かるエピソードですね。
誠之堂 清風亭の詳細情報
東京駅にそっくりな深谷駅の謎が解ける/「旧煉瓦製造施設」
ひと月に約65万個ものレンガを製造していた/「ホフマン輪窯6号窯」
日本煉瓦製造旧煉瓦製造施設の詳細情報

歴史探訪の女子旅へ!「渋沢栄一」ゆかりのスポット8選/埼玉県深谷市
2021年のNHK大河ドラマの主人公であり、2024年から使われる新しい一万円札の顔としても大注目の「渋沢栄一(しぶさわ えいいち)」。明治・大正に実業家として活躍した人物で、500以上の産業を興し「近代日本資本主義の父」と呼ばれています。社会活動・慈善運動・国際親善・国際平和活動にも力を注ぎ、人々から大変慕われました。この記事では、埼玉県深谷(ふかや)市にある渋沢栄一ゆかりの施設をご紹介します。日本の礎を築いた人物の足跡を辿る、歴史探訪の女子旅に出かけませんか。
▲渋沢ゆかりのスポットはまだまだたくさん!!こちらをチェックしてからプランを立てよう♪
たくさん学んだら夜は温泉で癒やされよう/「国済寺天然温泉 ハナホテル深谷&スパ」
公式詳細情報
国済寺天然温泉 ハナホテル深谷&スパ
埼玉県 / 深谷 / リゾートホテル
- 住所
- 埼玉県深谷市国済寺510-1
- アクセス
- 深谷駅よりお車にて約8分/籠原駅よりお車にて約8分
- 宿泊料金
- 3,300円〜 / 人
〈day2〉映画やドラマの舞台「行田市」の魅力にせまる
「行田市」ってどんなところ?
悠久の時をこえて花開いた蓮にロマンを感じる/「古代蓮の里」
古代蓮の里の詳細情報
古代蓮の里
- 住所
- 埼玉県行田市大字小針2375
- アクセス
- 1) JR高崎線行田駅から市内循環バスで21分 観光拠点循環コース(左回り)「古代蓮の里」下車 2) 秩父線行田市駅から市内循環バスで15分 観光拠点循環コース(右回り)「古代蓮の里」下車 3) JR高崎線行田駅から臨時シャトルバスで15分 開花期(6月中旬〜7月下旬)のみシャトルバス運行
毎月22日の猫スタンプと花手水はSNS映え必須!/「前玉(さきたま)神社」

毎月1日〜14日には、行田「花手水week」が開催されます。市内の「行田八幡神社」や「前玉神社」の手水には旬のお花が浮かべられ、その様子は宝石箱のよう。絶好の撮影スポットなので友達と映える写真を撮ってみて♡
※2020年11月と2021年1月は15日〜末日までの開催です。詳細は公式サイトの情報をご確認ください。
※写真はイメージです。
前玉神社の詳細情報
四季の花と青空、古墳のコラボはまさに絶景/「さきたま古墳公園」

続いて訪れたのは「さきたま古墳公園」。他の地域ではあまり身近な存在ではない古墳ですが、ここ行田市では10基もの大規模な古墳が一堂に会しているんです!5世紀後半~7世紀初頭のもので、これだけの規模のものは全国でも類を見ないのだそう。2020年3月には特別史跡にも指定されました。桜やポピー、コスモスなど四季折々の花と古墳のコラボはまさに絶景です。友達の存在も忘れて、写真を撮る手が止まらなくなるかも。
さきたま古墳公園の詳細情報
さきたま古墳公園
- 住所
- 埼玉県行田市埼玉
- アクセス
- 1) JR高崎線吹上駅からバスで10分 佐間経由「産業道路」下車 徒歩約15分 2) JR高崎線行田駅からバスで15分 観光拠点循環コース(左回り)15分・(右回り)37分「埼玉古墳公園前」下車 徒歩約2分 3) 秩父鉄道行田市駅からバスで21分 観光拠点循環コース(右回り)「埼玉古墳公園前」下車 徒歩約2分
圧倒的な存在感!国宝の鉄剣から目が離せない/「埼玉県立さきたま史跡の博物館」
県立さきたま史跡の博物館の詳細情報
県立さきたま史跡の博物館
- 住所
- 埼玉県行田市埼玉4834
- アクセス
- 1) JR高崎線吹上駅からバスで10分 佐間経由「産業道路」下車 徒歩約15分 2) JR高崎線行田駅からバスで15分 観光拠点循環コース(左回り)15分・(右回り)37分「埼玉古墳公園前」下車 徒歩約2分 3) 秩父鉄道行田市駅からバスで21分 観光拠点循環コース(右回り)「埼玉古墳公園前」下車 徒歩約2分
- 営業時間
- 09:00〜16:30 入館は16:00まで
- 定休日
- [月] (祝日、振替休日、埼玉県民の日(11月14日)を除く) [12月29日〜1月3日] ※その他臨時に休館する場合があります。
- 料金
- 一般200円高校生・学生100円小・中学生は無料 ※20名以上は団体割引 一般120円・大・高校生60円
「十万石まんじゅう」の美味しさにニッコリ♡/「十万石 十万石水城公園店」
十万石 十万石水城公園店の詳細情報
行田市名物「ゼリーフライ」と「古代米カレー」は絶対食べたい/「Vert Café」
ヴェール カフェの詳細情報
ヴェール カフェ
行田市、東行田、持田 / カフェ
- 住所
- 埼玉県行田市水城公園2305
- 営業時間
- 12:00~16:00 (食事のL.O.は 14:30 / デザートドリンクのL.O.は15:30)
- 定休日
- 火・水・木曜
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
武将・石田三成の水攻めにも耐え抜いた/「忍城(おしじょう)」
忍城址の詳細情報
忍城址
- 住所
- 埼玉県行田市本丸17-23
- アクセス
- 1) 秩父線行田市駅から徒歩で15分 JR高崎線吹上駅/バス/15分又はJR高崎線行田駅/市内循環バス/29分 2) JR高崎線吹上駅からバスで15分 3) JR高崎線行田駅から市内循環バスで19分 西循環コース(右回り)
世界で一足だけのマイ足袋を作ろう!/「足袋とくらしの博物館」

行田市は足袋の街でもあります。「忍城」から徒歩約10分の場所にある「足袋とくらしの博物館」もおすすめのスポット。もともとは「牧野本店」という足袋屋の工場で現在は博物館になっています。豪華な店蔵や3棟の土蔵など、行田市の足袋製造が全盛期だった頃の様子が分かる貴重な建物です。
足袋とくらしの博物館の詳細情報
約100年もの歴史がある市民の足/「秩父鉄道 行田市駅」

女子旅のフィニッシュは「行田市駅」です。1921年(大正10年)に開業し、現在の駅舎は1980年(昭和55年)に完成しました。ここから東京まで約1時間半。友達と旅の思い出を振り返りながら帰路につきましょう。
南口の階段は、『陸王』のドラマ内で息子役の山﨑賢人さんが駆け上がるシーンが撮影された場所です。聖地巡礼のスポットでもあるんですよ。
「深谷市」&「行田市」の魅力にふれる女子旅に出よう

渋沢栄一を育んだ「深谷市」と、映画・ドラマの舞台であり古代ロマンを感じる「行田市」。どちらも魅力たっぷりの街です。次の女子旅はどこに行こうかなと思ったらぜひ訪れてみて。知らなかったことばかりでワクワクの連続!旅の終わりには深谷市と行田市が好きになっているかも。特に深谷市は、来年の大河ドラマがスタートしたら大勢の人が訪れる可能性が高いので、思い立った今こそ友達と旅に出てみてくださいね。