甲州ワインと山里のごちそう。美肌の源泉にも癒される「笛吹温泉 坐忘」

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大切な人と過ごす特別な日。都心のレストランもいいけれど、たまにはちょっぴり贅沢に、素敵な宿にお泊りしてみるのはいかがですか？せっかくなら、都会の喧騒を離れ、空気の澄んだ山里の光景も楽しめたらいいですよね。心穏やかなひとときを味わえる温泉で、リラックスしながら二人だけの時間を満喫してみましょう。

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山梨県は東京からほどよい距離にあり、「旅」の気分を盛り上げるにはちょうどいい場所。美味しい自然の恵みもたっぷりで、落ち着いた雰囲気があり、大人旅にぴったりですよね。非日常の贅沢な世界に浸る癒しの時間は、二人にとって大切な思い出の時間になること間違いなしです。

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山梨県笛吹川（ふえふきがわ）温泉にある「坐忘（ざぼう）」は、新宿から特急あずさを使って約2時間。最寄りの塩山駅から車で10分ほどの距離にあります。天然温泉と甲州ワイン、極上の茶懐石を楽しめる人気の旅館です。実は、現存する日本最古のワイナリーである「まるき葡萄酒」が展開しており、JR東日本の特別寝台列車「TRAIN SUITE(トレインスイート)四季島」の食事処として採用されていることでも知られています。

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三千坪もの広大な敷地には、美しい日本庭園とたった十九室の客室、古民家を改装したという懐石料理まる喜や菜園などが佇んでいます。「坐忘」の門をくぐり抜けると、人の手で丁寧に整えられてきた山里の風情をたっぷり感じられて◎。川のせせらぎや湯のほのかな香りに五感が刺激されますよ。

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夜にはライトアップも行われ、風情ある光景を満喫できます。穏やかに暮れていく空の変化をずっと眺めていたくなってしまうかもしれません。「坐忘」周辺には、「乾徳山恵林寺」や「信玄公宝物館」など徒歩でも行ける観光スポットも。お散歩しながら、笛吹川の風を感じてみるのもおすすめです。

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5タイプある客室の中でも、最も豪華なのが「別邸 露天風呂付き離れ」のお部屋。情緒に満ちた小路に8室のお部屋が点在しています。8室全てに、源泉かけ流しの露天風呂がついています。「空五倍子（うつふし）」、「璃寛（りかん）」、「二藍（ふたあい）」など、お部屋の名前は奥ゆかしい日本の色がモチーフに。日本語の響きと漢字の持つ美しいイメージに心が躍りますね。お部屋に備え付けのお茶セットで、美味しい煎茶をいただいたら、他のお部屋の名前についても調べてみて。知的好奇心が満たされますよ。

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源泉かけ流しの露天風呂では、風と緑の景色に心までリラックス。足を伸ばして、湯船に浸かったら、空の青さが目に染みます。シャワーブースは別にあるので、体を洗う時に寒い思いをすることもありません。

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アメニティは可愛い巾着に入っていて、持ち帰りOK。小物を入れるのにも便利です。お食事に行ったり、お土産を見たり、宿の中を移動するときにも使えそうですね。

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洗面台はツイン仕様で、二人一緒に身支度ができますよ。これなら、相手に気兼ねすることなく、温泉に入った後のお肌のお手入れもじっくり、時間をかけられます。美肌に効果があるといわれる高アルカリ性の温泉ですから、お肌磨きにも気持ちが入りますよ。

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「金峰山」、「国師ケ岳」、「朝日岳」、「乾徳山」といった山の名前をモチーフにした「本館 離れ」のお部屋。美しい日本庭園を眺めることができる雪見窓のあるお部屋は風情もたっぷり。日本の伝統建築の豊かさを味わうことができます。丁寧に生けられたお花と雪見窓をセットで写真に収めたら、SNSにアップして、美しさをみんなにシェアしてみましょう。

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大きな窓からは自然の光が入ります。広縁に置かれた椅子に座ってのんびり。床の間のお花や掛け軸を眺めて、季節感を味わってもいいですね。

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本館離れのお部屋は、全部で4室。お部屋によって、露天風呂、半露天、内風呂など違いがあります。それぞれ趣が異なるので、何度も泊まってみたくなってしまいそう。こちらは、「金峰山」の露天風呂。本館より階段をあがった、敷地の奥にあたる場所にあるので、まるで森の中でお風呂に入っているような気持ちになれますよ。

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こちらは竹林を臨む「乾徳山」の半露天風呂。竹林を眺めながら、のんびりとひとり湯もいいですね。密集した緑の色の濃さに圧倒されてしまいそう。

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日本庭園と池に面した特別な2室が「本館 庭園露天風呂付き和洋室」です。畳のお部屋に洋風の椅子、フローリングのお部屋にベッドが設えてあります。「鼓川（つづみかわ）」、「琴川（ことかわ）」という川の名前がモチーフの2室は、リピーターにも大人気のお部屋だそう。池の中をゆったりと泳ぐ鯉に餌をあげることもできるんですよ。餌はフロントでもらえます。食べすぎないように、餌の量を限定しているので、あげたい時は早めに聞いてみましょう。

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露天風呂の温泉に入りながら、鯉や鴨の姿を眺めることも。水面に波紋を描いて進む鯉を眺めていると、あっという間に時間が経ってしまいます。テラスの椅子に座って、絶品ワインを飲むのもおすすめ。オープンカフェで寛いでいるような気持ちになれそう。大切な人とほろ酔い気分で語り合うプライスレスなひと時をどうぞ。

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お部屋にはDVDプレーヤーも完備。お気に入りの映画を、音無しで流してみるのもおしゃれです。水の音や木々の音といった自然の音は心にも響く癒し。リラクゼーション効果も高いですよね。リラックスできる自然の音を聞きながら、まったり体を休めてください。

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日本庭園を眺められる広々とした露天風呂と、その奥には、坐忘名物の洞窟風呂。昼間の洞窟もいいですが、夜は特にムーディーでとても不思議な雰囲気を味わえます。源泉かけ流しの温泉は、ほのかに硫黄の香りが漂う、高アルカリ性。朝夕で男女入替制なので、いろいろな雰囲気を満喫できますよ。

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大きなガラス張りの大浴場では、寒い時期でも、明るい日差しの中で、快適にお風呂を楽しめます。笛吹川温泉は、湧出量日量が650トンと豊富で、PH9.5という高アルカリにもかかわらず、マイルドな成分が心地いいというユニークな温泉です。あまり熱くないので、長めに入浴しても気持ちいいんです。お肌にもじっくりと効いてくれるそう。つやつやのお肌になって、大切な人を魅了してしまいましょう。

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夕食は、築140年の古民家を改修した「懐石まる喜」で茶料理を。山のご馳走といわれる甲州の美味しいものをたっぷりと使った懐石料理にうっとりできます。お椀や器にも凝っており、ひと品ひと品、しっかりと愛でたくなるものばかり。お箸の扱いや、ご飯が出てくる順序など、茶料理ならではの決まり事を改めて知るのは、とても素晴らしいこと。達筆のお品書きを読み解きながら、大切な人と季節のお料理を楽しみたいですね。

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「まるき葡萄酒」の運営である「坐忘」で忘れてならないのが、ワインとお料理のマリアージュ。ワイナリーの直営だからこそできる、リーズナブルな価格でのペアリングに、ついついお酒が進んでしまいますよ。ロゼや赤、白とそれぞれのお料理を引き立てる、ぴったりのワインを楽しんで、贅沢な気分に。大人だからこそ味わえる、お食事タイムの醍醐味です。

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本館2階のライブラリーラウンジでは、雰囲気のいい空間でゆったりとお茶やワイン、読書を楽しめます。80畳もあるというライブラリーラウンジは、利用できる時間も長く、夕食の前後や寝る前、チェックアウト前など、ちょっとした隙間時間を有意義に過ごせる場所です。香りのいいコーヒーを飲みながら、食文化にまつわる本を開いて。これまであまり関心のなかった分野の本を手に取れば、大切な人との会話も盛り上がりそう。

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ワインがいただけるのは、午後から夜にかけてのみ。午前中は、コーヒーや紅茶などノンアルコールのみになりますのでご注意を。ライブラリーにある本は、書店が定期的に入替えを行っており、気に入った本は購入することもできるそう。

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大きな池を囲むように整えられた日本庭園はお散歩にもぴったり。小さな橋の上から、すいすいと泳ぐ鯉たちを眺めれば、日本の美に触れたような気持ちになれますね。季節ごとに様々な植物が咲き誇り、様相を変える日本庭園。どの季節も訪れてみたくなりますよ。自然に寄り添う心地よさを再認識できる場です。

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「坐忘」には参加費無料、スタッフ送迎と至れり尽くせりのアクティビティがあります。「現存する日本最古のワイナリーを訪れる」というアクティビティでは、「まるき葡萄酒」のワイナリーを見学できます。醸造場や樽の貯蔵庫、熟成酒が大切におさめられた地下貯蔵庫に葡萄畑など、見どころもたっぷり。最後には、ワインのテイスティングも楽しめます。前日までに、予約が必要。ぜひ、時間をやりくりして参加してみましょう。

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火曜の夜だけに開催されるスペシャルアクティビティ「ナイトビュー・テイスティングツアー」。「まるき葡萄酒」の2階テラスから勝沼の美しい夜景を楽しめるアクティビティです。穴場の夜景スポットで、ワインをいただきながら、絶景に酔いしれるなんて、思い出の一夜になりますよね。

出典：レグルスさんの投稿

火曜以外の夜に開催されるのが「笛吹川フルーツ公園から楽しむ新日本三大夜景」ツアー。21時集合で、フルーツ公園に続く山道からの夜景を車窓から眺め、フルーツ公園の展望台に到着。遠くまで広がる美しい夜景に気分も上がります。冬場は寒いので、温かい服装が必須ですよ。

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笛吹川温泉「坐忘」は、静かな山里の環境に親しみながら、ワインや茶料理を楽しんで非日常の世界を満喫できる旅館です。日本料理とワインの相性の良さに気づくと、何度も訪れたい特別な宿になってしまうかも！ゆったりとした時間の流れを味わえる「坐忘」での旅時間は、大切な人とのかけがえのない思い出になりますよ。