【箱根】ビューバス付き客室も♡絶景と湯浴みに癒やされるホテル・旅館7選

東京から約2時間で行ける人気の観光地「箱根」。古くから温泉地として栄えた箱根は、箱根湯本・強羅・元箱根などの様々な温泉エリアがあり、17以上もの泉質を楽しむことができるので、何度行っても新たな体験に出会うことができます。また、雄大な富士山が望めるだけでなく、大涌谷や芦ノ湖、仙石原のススキ草原などのダイナミックな景観が広がっていて、自然界のエネルギーをたくさん感じることができるスポットです。

自然に抱かれた箱根へ行くなら、美しい自然と湯浴みにひたすら癒やされるリラックス旅はいかがでしょう？ 絶景を眺めながら温泉をゆっくり独り占めできると、日頃の疲れもすっかり癒やされますよ。今回ご紹介するのは、箱根の山々や芦ノ湖を見渡せるお風呂「ビューバス」が付いた客室、「露天風呂」付き客室のあるホテルや地元食材を使用した美食が愉しめるホテル。贅沢なおこもりステイを満喫して、思いっきりリフレッシュしましょ♪

強羅温泉街を流れる早川沿いに立つ「ホテルインディゴ箱根強羅」は、地域のカルチャーとコンテンポリーデザインを融合させたスタイリッシュホテルを世界で展開する、ホテルインディゴの日本第1号ホテル。客室のみならず、ロビー、レストランなど館内随所に、箱根の伝統工芸「寄木細工」、浮世絵、岩や蛍など強羅のモチーフを活かしたアーティスティックな空間が広がっています。

ホテルインディゴ箱根強羅のお部屋はいずれも、寄木細工や障子といった和の要素を活かしながら、ハイセンスなウォールやアートワークが散りばめられた「泊まれるアート」空間。全てのお部屋に、天然のプライベート温泉が備えられています。「プレミアスイート露天風呂付」のお風呂からは、強羅のパワーあふれる山々と涼しく流れる早川の渓谷を一望でき、ゆったりとしたプライベート時間を過ごせますよ。

モダンな大浴場は、温泉とプールを融合した新感覚のリラクゼーション施設。幅5m以上もある巨大なスクリーンには、岩・炎・水など強羅の自然からインスパイアされたアートが映し出され、これほどクリエイティビティを刺激される温泉はなかなかありません。水着で入れる男女共用浴場なので、彼や友人と一緒に楽しみましょう☆

お食事は、寄木模様を模した天井や壁面パネル、インディゴブルーの椅子の彩りなどが映えるハイセンスなダイニングでどうぞ。ダイニングからは、ライブ感あふれるオープンキッチンや薪オーブンを眺められるので、ワクワクしながらお食事ができそうですね。レストランのコンセプトでもある「炎」のエネルギーをいただけるグリル料理、「相州牛ランプ肉のグリルステーキ」や熟成肉のグリルなどはぜひ食べてみたい一品です。

箱根湯本駅よりバスで約5分、早川渓谷に架かる吊り橋を渡ると見えてくる「金乃竹 塔ノ澤」は、森に佇む大人のための隠れ宿。全23の客室に、自家源泉「金色の湯」を贅沢にかけ流す露天風呂が付いています。森に溶け込んでいくかのような静かで緑に囲まれたお宿で、心を解き放ってゆっくりとした時間を過ごしてみましょう。

「金色の湯」と呼ばれるお湯はまるで化粧水のように滑らかで、お肌がつやつやになると評判なのだとか。森に囲まれながら、自分たちのためだけの露天温泉にゆっくりと身を浸してみてください。そのまま森を眺めながらくつろげる開放的なお部屋は、木のぬくもりを感じられるシンプルな空間。森の静寂の中で、何も考えないでいてみる、というのも贅沢の極みです。

大浴場も半露天のように開けていて、自然との一体感を味わえます。湯浴みの合間の憩いのひとときには、キャンドル灯るラウンジでまどろんだり、スパで心地よい香りにふわっと包まれてみるのもいいですね。ゆったりと自分を解放するためのスペースが整えられているお宿です。

夕食は落ち着いた雰囲気の中、京都の料亭で腕を磨いた料理長が創る懐石料理をいただけます。季節の八つの変わり目、八節ごとに変わる献立は、旬を活かし手間ひまかけて仕上げられるものばかり。予約時に「新・特選和牛懐石プラン」を選べば、メインの「かながわ牛陶板焼き」のお肉が、A5ランクの神奈川県産黒毛和牛のフィレ肉にアップグレード。贅沢な味わいを存分に満喫することもできます。

「オーベルジュ 箱根フォンテーヌ・ブロー仙石亭」は、高原リゾート地の仙石原にひっそりと佇む美食の宿。部屋ごとに趣向の異なる趣、全てのお部屋で楽しめる大涌谷の温泉、そして日本人の季節に敏感な感受性を大切に創られたフレンチが魅力的です。

和風、洋風、オリエンタル、洞窟、ギャラリー･･･ 部屋ごとにお風呂も雰囲気も異なるので、お好みのお部屋を選ぶ時間も楽しいひとときに。写真の「101 ツイン 蘭－RAN－」は、大きな窓から光が優しく差し込み、ダークブラウンの床にチークのインテリアが並べられたオリエンタルな雰囲気の客室。 大涌谷温泉をかけ流す白い露天風呂や広いデッキから、高原の広く澄んだ空と箱根外輪山が見渡せます。思い思いに自分だけの時間を過ごしたいステイにぴったりです。

「202 スイート 楼－ROU(ロウ)－」のお部屋ですと、まるで絵画のような眺望をお風呂に浸りながら堪能することができます。大きな窓を備えたリビングダイニング、ベッドルームからも、この広大なマウンテンビューを眺めながらくつろげるので、心豊かに山々の彩りを楽しむ時間を過ごせそうですね。

オーベルジュとして、季節の移ろいと日本人の「美徳」を大切に表現したこだわりのフランス料理を提供されています。伝統的なフレンチの技法に則りながらも、目でも舌でも楽しめる一皿一皿は好奇心をかき立てられるお料理ばかり。クラシックフレンチの王道「牛フィレ肉のパイ包み焼き」も、一皿で2度おいしい仕掛けが隠れされているそうですよ。

芦ノ湖のほとりに佇む「箱根ホテル」は、全ての客室から芦ノ湖を展望できるリゾートホテルです。目の前すぐに湖があるので、穏やかな波音と心地よい風を感じながら、芦ノ湖沿岸を散策したり、プライベートガーデンのハンモックに揺られたりして、旅気分を味わうことができます。

レイクビューバスが付いているのは、「レイクビュースイート」「レイクビューダブル」のお部屋。窓枠に縁取られた穏やかな芦ノ湖の眺めは、まるで一枚の風景画のようです。湖を連想させる青色をアクセントカラーに取り入れつつエレガントに設えられたお部屋から、湖を穏やかに眺めると心も安らぎます。

2か所の浴室からは、異なる景観を楽しむことができます。写真の「芦ノ湖の湯」の半露天風呂からは、夕暮れ時に赤く染まる神秘的な芦ノ湖や箱根外輪山、さらに箱根外輪山の向こうに顔を出す富士山も眺められます。「大観の湯」の露天風呂の天井は斜めに丸く開いており、空を見上げながらゆったりと浸かる時間はまた格別です。男女入れ替え制にて双方の湯を楽しむことができますよ。

創作フレンチを提供するメインダイニングは、ヨーロッパを彷彿させるアーチ状の天井のもと、窓一杯に庭園の芝生と芦ノ湖の湖面が広がる素敵なレストランです。「魚介のコブ締めサラダ仕立て」などひと工夫加えられたフレンチを、ソムリエにセレクトしていただいたワインとともに楽しみましょう。

強羅駅から送迎車で約10分、強羅を一望できる宮城野の高台に「箱根エレカーサ ホテル＆スパ」はあります。14の客室は全て強羅の自然を目の前に感じられるバルコニー付き。複数の源泉から全浴槽に源泉をかけ流しており、おこもりステイをしながら箱根の温泉と山々の景観にじっくり癒やされたい方にオススメのホテルです。

半露天風呂付きの客室は8室あり、「半露天風呂付きデラックスツインルーム」の広々とした浴室からは眼下に強羅のパノラマが広がって見えます。64㎡のデラックスツインルームには、ゆったりとしたシモンズ製ツインベッドが置かれた寝室と、畳の香りに癒やされるモダンな和室があり、開放的に過ごすことができる間取りです。「第2の邸宅」としてゆっくりとくつろげるように、55インチの液晶4Kテレビやブルーレイプレイヤー、イタリアンブランド “Illy（イリー）”のコーヒーメーカーが備えられているのも、魅力的ですね。

客室備え付けのお風呂以外でも、「エレカーサの湯」や貸切露天風呂からはまた違った美しい眺望が望めます。「エレカーサの湯」から眺められる、夕方から夜にかけての幻想的な色合いに染まる箱根強羅は感動的です。こちらの景色にたっぷりと癒やされれば、きっと心の芯から癒やされる温泉旅となることでしょう。

地産地消にこだわって箱根周辺の食材を見事にアレンジした本格イタリアンは、ホテルの自慢の一つ。「早川漁港より鮮魚のカルパッチョ」や「活鮑のポワレ バルサミコソース」など、色鮮やかなメニューの数々に心躍ります。窓枠を極力減らし、富士山と箱根内輪山を見渡せるダイニングで、美しい景色と良質な料理とのコラボレーションの思い出を胸に刻ませてもらいましょう。

スイスの古城をイメージしたという赤い屋根と白壁のエクステリアが印象的な「山のホテル」。成川美術館などの観光名所が集まる元箱根港から徒歩約15分と、芦ノ湖畔でも便利なロケーションに位置しているホテルです。広大な敷地を誇る庭園には四季折々の花が咲き乱れ、特に3,000株ものつつじが丘を鮮やかに埋め尽くす時期には多くのお客様が訪れます。

最上階の「プレミアムフォース」は、芦ノ湖を一望できる天然温泉ビューバスを備えているプレミアムルーム。広々とした間取りにベッドが4台設置されているので、家族やグループで楽しめるお部屋です。

芦ノ湖が見えるビューバスでは、大浴場と同じ自家源泉のアルカリ性単純温泉を楽しむことができます。芦ノ湖を航行する箱根海賊船をも眺めることができるので、箱根らしさを味わいながら悠々と旅の疲れを癒やしましょう。

お料理はフランス料理か日本料理から選ぶことができます。レストラン「ヴェル・ボワ」で提供されるのは、本場フランスで修業したシェフによる、四季折々の食材を使用した「スペシャルディナー」。「めばち鮪のマリネとニース風に仕立てた野菜のテリーヌ」などの、本格的なフランス料理を堪能させていただきましょう。

「箱根 ゆとわ」は保養所として使用されていた施設をリノベーションしたお宿。強羅駅より徒歩約5分、箱根強羅公園や彫刻の森美術館などが周辺にあり、観光もしやすいロケーションにあります。ホテル棟とコンドミニアム棟で構成されていて、ホテル棟はレストランや大浴場、中庭、ラウンジなど、ゲストがお気に入りの場所でそれぞれの時間を過ごしやすいように作られているのが魅力です。コンドミニアム棟には、温泉ビューバスが付いたコンドミニアムタイプの客室が入っています。

写真のビューバスがある「コンドミニアムＤ」の客室は、別荘に滞在するかのように楽しめるお部屋。お部屋とビューバスからは、強羅の風に揺れる木々を眺められます。コンドミニアムタイプの客室には、広々としたリビングスペースに、IHコンロのついたミニキッチンや調理器具も備わっているので、長めに滞在したい方にも人気です。

温泉は美人の湯で知られる二ノ平温泉から引いており、大浴場は男性用と女性用があります。女性用の大浴場は、天井や壁をくり抜いた大小の窓から光が差しこんでくる演出が印象的です。

夏は明星ヶ岳の大文字焼き、秋は紅葉の大パノラマが見える開放的なレストランで提供されるお食事は、和食を中心としたハーフブッフェ形式となっています。「合鴨のコンフィ 柚子胡椒風味」や「鱧ちりと桜海老の大文字鍋」などから季節のメイン料理を一品選び、ブッフェコーナーでお造り・焼き物・天ぷら・サラダなどを好きにアレンジすることができます。天丼やお茶漬けにするもよし、自分好みのメニューを楽しんでください♪

色鮮やかな自然の景色を眺めながら自分だけの空間で湯浴みをすると、あれこれと考えていた余計なことも頭からすり抜けていき、気持ちもスッキリしてきます。心地よい時が流れるホテルで、身も心も解き放ちにいってみませんか？