2016年04月11日
40代の大阪観光。難波・法善寺横丁で上方文化を堪能!
古くから商いの地として発展し、商売人同士で角が立たないよう穏和なコミニケーション術が発達した大阪。そんな大阪人のルーツを垣間見られる上方文化を難波・法善寺横丁界隈で堪能しましょう!おすすめの観光スポットをワンポイントアドバイス付きでご紹介します!
西日本の最大の商業地として栄え、独自の文化・芸能が築かれた大阪。上方文化に触れて、さらに芸人・役者たちも贔屓にするお店で舌鼓。感性と味覚を磨いてくれる上方文化をまったり・ゆったり満喫できるスポットをワンポイントアドバイス付きで紹介。大阪の魅力を再発見しにいざ、参りましょう!
情緒溢れる人形浄瑠璃発祥地でもあり、上方歌舞伎や落語など、この地で花開いた芸能を鑑賞できるスポットを3つご紹介します!庶民に愛され続ける芸能を鑑賞すれば、より上方文化に親しみが湧くことでしょう。
上方文化の歴史を語る上で外せないのが、人形浄瑠璃です。江戸初期、大阪の演芸小屋で興行して以来受け継がれている伝統芸能であり、ユネスコの無形文化遺産でもあります。江戸時代に大阪で起きた心中事件を題材にした「曾根崎心中(そねざきしんじゅう)」を当地で鑑賞するのも粋なものです。
国立文楽劇場の詳細情報
法善寺横丁横にある『TORII HALL』は、わずか100席の劇場。上方落語の寄席を臨場感いっぱいに楽しめます。その他、『なんばグランド花月』などの劇場でも若手から大看板とよばれる大御所の落語家たちによる上方落語を生で聴くことが出来ます。
ホーム|TORII HALL
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江戸時代中期に大阪と京都で発展した歌舞伎の型や技法、演出など江戸(東京)歌舞伎と対比して上方(関西)歌舞伎があります。第二次世界大戦後の混乱期に翻弄され、また、牽引者たちの死去や歌舞伎役者廃業などで一時は凋落と終焉を迎えたました、昭和中期に復興、そして平成に入り復活しました。その上方歌舞伎を観ずに、日本の歌舞伎は語れないはず。
大阪新歌舞伎座の詳細情報
歌舞伎をはじめ、新劇、松竹新喜劇やミュージカルなどが上演される「大阪松竹座」。ここでは、宝塚歌劇団、松竹歌劇団と並ぶ日本三大少女歌劇とされる大阪松竹少女歌劇団(OSSK)による「レビュー春のおどり」が2004年に66年ぶりに再上演。以降、当劇場で毎年行われていて、春の名物となりつつあります。
大阪松竹座の詳細情報
*ワンポイントアドバイス!*
毎日演目が行われるわけではないため、公演スケジュールを事前に確認してから行きましょう!
人形浄瑠璃の文楽劇場や歌舞伎座のある難波と、上方落語の寄席もあった法善寺横丁(法善寺境内の屋台が発祥と言われる)。このエリアは、上方文化を五感で味わえる魅力的なお店が軒を連ねています。その中から、芸人や役者など著名人も通うお店を厳選してご紹介します!
法善寺横丁は浄土宗天龍山法善寺の境内の露店から発展。明治から昭和の初期にかけては寄席の紅梅亭と金沢亭が全盛で、落語を楽しむ人々で賑った。
上方芸能を代表する役者たちによって書かれたという、法善寺横丁を示した東西に掛かる看板に注目してみてください。
横丁の入り口に架かる看板の文字は西が藤山寛美さん、東は3代目桂春団治さんのもの。
創業30年以上のとんかつ屋「喝鈍(かつどん)」は、カウンター12席のみの小さなお店。「歌舞伎役者さんの出前飯の助けを出来たら」という想いからオープンしたという逸話がこの界隈でささやかれているようです。
喝鈍 法善寺横丁店の詳細情報
喝鈍 法善寺横丁店
大阪難波、日本橋、近鉄日本橋 / かつ丼
- 住所
- 大阪府大阪市中央区難波1-1-18 法善寺横丁内
- 営業時間
- [月] 11:00 - 19:00 [火] 11:00 - 19:00 [水] 11:00 - 19:00 [木] 11:00 - 19:00 [金] 11:00 - 19:00 [土] 11:00 - 19:00 [日] 11:00 - 19:00
- 平均予算
- ~¥999
- ~¥999
明治43年創業の『自由軒』は、大阪人なら誰もが知っている老舗レストラン。「夫婦善哉」の作者織田作之助は、ここのカレーをこよなく愛したと言われています。
自由軒 難波本店の詳細情報
自由軒 難波本店
大阪難波、難波(南海)、近鉄日本橋 / 洋食、カレー
- 住所
- 大阪府大阪市中央区難波3-1-34
- 営業時間
- [月] 定休日 [火] 11:00 - 19:45 [水] 11:00 - 19:45 [木] 11:00 - 19:45 [金] 11:00 - 19:45 [土] 11:00 - 19:45 [日] 11:00 - 19:45
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ~¥999
- ¥1,000~¥1,999
上方歌舞伎の役者も御持たせ用に利用するという『玉製菓(ぎょくせいや)』のおはぎは、行列に並んでも食べたい逸品です。一つずつ丁寧に作られる名大おはぎは、小ぶりで上品な甘さが人気。特に黄な粉は、甘いのが苦手という人にも好評なので、男性にもおすすめです。
*ワンポイントアドバイス!*
行列の出来るお店なので、時間に余裕を持って訪れましょう!また、お店の営業時間は【14時~売り切れまで】です。
玉製家の詳細情報
玉製家
日本橋、近鉄日本橋、難波(南海) / 和菓子
- 住所
- 大阪府大阪市中央区千日前1-4-4
- 営業時間
- ■ 営業時間 14:00~売り切れ迄 ■ 定休日 木曜・日曜・祝日(彼岸・お盆期間中は営業)
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ~¥999
織田作之助の代表作の題名にもなったお店『夫婦善哉』。織田作之助本人も味わった善哉(ぜんざい)で、観光の合間に一息ついてみませんか?
夫婦善哉の詳細情報
夫婦善哉
大阪難波、日本橋、近鉄日本橋 / 甘味処
- 住所
- 大阪府大阪市中央区難波1-2-10 法善寺MEOUTOビル
- 営業時間
- [月] 10:00 - 22:00 [火] 10:00 - 22:00 [水] 10:00 - 22:00 [木] 10:00 - 22:00 [金] 10:00 - 22:00 [土] 10:00 - 22:00 [日] 10:00 - 22:00
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ~¥999
*ワンポイントアドバイス!*
22:30まで営業しているので、時間を気にせずに立ち寄れるのが魅力的です。
法善寺横丁西側のゲート横に位置するお店『本家 とらちゃん』は、精肉店が直営する焼き肉店です。そのため、お肉は柔らかく、ホルモンは希少な部位も用意されています。著名人の来店も多い一軒で、焼肉奉行の腕前を披露してみるのも良いですね。
本家 とらちゃん 法善寺横丁店の詳細情報
本家 とらちゃん 法善寺横丁店
大阪難波、日本橋、近鉄日本橋 / 焼肉、ホルモン、冷麺
- 住所
- 大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-13
- 営業時間
- [月] 17:00 - 23:00(L.O. 22:00) [火] 定休日 [水] 17:00 - 23:00(L.O. 22:00) [木] 17:00 - 23:00(L.O. 22:00) [金] 17:00 - 23:00(L.O. 22:00) [土] 17:00 - 23:00(L.O. 22:00) [日] 17:00 - 23:00(L.O. 22:00)
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ¥10,000~¥14,999
法善寺横丁の浮世小路に佇む老舗バー『洋酒の店 路』は、1957年創業。法善寺横丁の火災によって焼失した後は現在地にて再開されて現在に至っています。
洋酒の店 路の詳細情報
洋酒の店 路
日本橋、大阪難波、近鉄日本橋 / バー
- 住所
- 大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-10 大阪屋バイストリート横丁ビル 1F
- 営業時間
- [月] 17:00 - 00:00(L.O. 23:30) [火] 17:00 - 00:00(L.O. 23:30) [水] 17:00 - 00:00(L.O. 23:30) [木] 17:00 - 00:00(L.O. 23:30) [金] 17:00 - 00:00(L.O. 23:30) [土] 17:00 - 00:00(L.O. 23:30) [日] 定休日 [祝日] 定休日
- 定休日
- 日曜日、祝日
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999
*ワンポイントアドバイス!*
晩の食事を済ませた後、大人の時間を愉しむ際に訪れたい一軒です。
500年以上の歴史がある生國魂神社の境内社に位置する『浄瑠璃神社』は、近松門左衛門をはじめ人形浄瑠璃の関係者を祀っている神社です。人形浄瑠璃に限らず、芸能上達のご利益を願い多くの人から信仰されいます。
浄瑠璃神社の詳細情報
法善寺横丁を代表する浄土宗のお寺で、千日念仏を行ったことから「千日寺」とも呼ばれ、御堂筋線千日前駅の駅名は当院の門前に由来しています。また、豊かな緑で覆われた水掛不動尊が有名です。
水掛不動 (法善寺)の詳細情報
*ワンポイントアドバイス!*
法善寺にお参りをしたら、法善寺横丁に軒を並べる飲食店に誘われるまま、浪花の味と上方接客を楽しみましょう!
法善寺西側の角地に位置する『上方浮世絵館』は、1階が美術館ギフトショップで2階以上が展示場となっており、江戸時代後半の人気役者の役者絵を中心に展示しています。4階は畳が敷かれいるので、靴を脱いで休憩することができます。
上方浮世絵館の詳細情報
上方浮世絵館
- 住所
- 大阪府大阪市中央区難波1-6-4
- アクセス
- 「なんば駅」なんばウォーク16号出口から徒歩で5分近鉄・地下鉄四つ橋線・御堂筋線・千日前線
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)
- 料金
- 個人:大人(高校生以上)500円、小中生300円身体障害者手帳お持ちの方300円