横須賀「どぶ板通り」へ。アメリカを感じるお散歩に出かけましょ

京急汐入駅付近から横須賀米海軍基地にかけて続いている商店街。それが今回紹介する「どぶ板通り」です。どぶ板通りは、第二次世界大戦後に駐留した米軍の街として栄えたため、いたるところにアルファベットが溢れるエキゾチックな雰囲気の商店街。少しだけ、日常とは違った景色を味わえるお出かけ先です。

でもなぜ「どぶ板」なんていう名前なのでしょう？それは、第二次世界大戦前、この通りの中央には流れていたドブ川を厚い板で塞いで人や車の通行を良くしたことに由来しているそうです。これ以来、地元の人に「どぶ板」の愛称で親しまれるようになりました。

どぶ板通りの見どころのひとつに手形レリーフがあります。横須賀に由来があるスポーツ選手や歌手など、さまざまな手形が並ぶので、好きな著名人を探してみてくださいね。

洋服に雑貨にといろいろと揃うどぶ板通りはショッピングが楽しい場所。数あるお店の中から、アメリカンテイストの強いお店をご紹介していきますね。マニアにたまらないお店もありますよ。

米軍基地から出た米軍余剰品を中心に、ミリタリーブランドのフライトジャケットやブーツ、鞄などの用品を扱っているお店です。アメリカから直輸入したミリタリーキャップはとにかく種類が豊富！

横須賀はスカジャン発祥地。どぶ板通りにもスカジャンを扱うお店がいくつかありますが、プリンス商会は昭和22年創業のスカジャン専門店です。このお店の特徴は、職人が刺繍から裁縫までを手作業で行っていること。オリジナルスカジャンをオーダーメイドで作ることもできます。

シルクスクリーンを使って、お店のストックから好きなデザインを好きな位置にその場でプリントしてくれるカスタムプリントのお店です。持ち込みデザインも対応してくれます。

ザ・リアルマッコイズからデッドストック物、70～80年代のヴィンテージまで、マニアの目が輝くハイクオリティなアメカジウェアやグッズが揃うお店。小さなお店にこれでもかと商品が並び、買い物意欲を刺激してきます♪

1951年創業のパッチ専門店。退役した空母のものから、最新部隊の記念パッチまでレアものが揃います。オリジナルパッチのオーダーも受け付けてくれるそう。

日本の家具やカーテン、カーペットなど、インテリア全般を取り扱うお店ですが、ところどころにアメリカン雑貨も並んでいます。まるで宝探しを楽しむような感覚で、お気に入りを見つけられます♪

横須賀ネイビーバーガーを扱うアメリカンダイナーやパブなど、現役アメリカ軍人御用達のお店がたくさん！おすすめ店をピックアップします。

陽気な雰囲気の中で、ボリュームたっぷりの横須賀ネイビーバーガーやメキシカンが楽しめるお店です。バーガーはコラーゲン入りのバンズと、重量感のあるビーフ100％のパテが特徴的。大きな口をあけて豪快にかぶりつきたいですね！

横須賀ネイビーバーガーを提供した第1号店が、1968年創業のハニービーです。アメリカ軍人からも愛されていて、どぶ板通りの中でもかなりの有名店なため、お昼時は混雑必至。時間をずらして訪れたほうが良さそうです。

ハニービーと同じく横須賀ネイビーバーガーで有名なお店です。ハンバーガー以外にも海軍カレーやメキシコ料理も充実しています。ハンバーガーかカレーかで迷ったときも、TSUNAMI（ツナミ）に来れば解決です！

横須賀ネイビーバーガー、横須賀海軍カレー、チェリーチーズケーキは横須賀3大グルメと呼ばれています。どれを食べようか迷ったら、ひとつのプレートで味わうことが出来る「どぶ板食堂 Perry （ペリー）」のデラックスプレートはいかがでしょうか？

横須賀は海軍カレーも有名です。横須賀の海軍カレーを食べるなら、こちらのお店がオススメ。欧州風カレー、旧日本海軍カレーなど、さまざまなバリエーションのカレーが楽しめます。

テキサスのカントリーバーのようなお店です。カントリーやロックをはじめとしたミュージックビデオが流れ、店内はいつも賑やか。タイミングが合えばラインダンスやビアポーンが始まることもあり、本場アメリカの雰囲気を存分に味わえます。

ミリタリーグッズやジャンクな雑貨を物色して、ボリューム満点のバーガーにかぶりつき、夜はパブで陽気にお酒を楽しむ。そんなアメリカ一色の休日も面白そうですね！横須賀に行ったときは、どぶ板通りをお散歩してみてはいかがですか？