2016年10月13日

歴代の航空機に圧倒!航空自衛隊浜松エアーパークの見どころ
浜松エア―パークで知られる航空自衛隊の広報館。浜松基地に隣接しており、実際に使用されていた航空機や、フライトシュミレータ、映像シアターが一般公開されています。乗り物大好きな人にはたまらない、無料で遊べるお得なスポット「浜松エア―パーク」の魅力についてご紹介します。
浜松駅から車で約20分、浜松市の郊外にある「エアーパーク」。航空自衛隊浜松基地の近くにあり、広報館として航空自衛隊に関する資料を展示しています。
自衛隊で使われていた装備品や退役機のほか、格納庫には航空機19機が展示しており、コックピットに着座できる航空機もあります。航空機の歴史と体験を楽しめる浜松の観光スポット「エアーパーク」のおすすめポイントをご紹介しましょう。
展示資料館 1階
「エアーパーク」1階では、航空自衛隊の「任務と活動・研究開発・航空機のメカニズム」をテーマにF-1戦闘機やバーチャル防空管制室を再現したものなどを展示しています。
特にF-1戦闘機は最初に航空自衛隊でジェット戦闘機として使われたもので、当時の性能を図で解説し、コックピットの様子を見ることができます。
「XF-2モックアップ」はF-1戦闘機に変わって航空自衛隊で現在使用しているジェット戦闘機。最新鋭の機器を搭載しており、世界初のレーダーや兵器能力について図解で紹介しています。コックピットの様子とデザインに注目しながら見学していきましょう。
展示資料館 2階
2階は、現在航空自衛隊が所有している航空機全種の模型や、パイロットの携行品などを展示して紹介しています。有事に使用することが想定されているミサイルや現在使用している航空機の模型をプラモデルで展示しており、種類や性能を知ることができます。
あわせてチェックしたいのが、「ブルーインパルス」についてのコーナー。実際にどのような非常事態になったときに出撃するのか、また実際に使っている制服や歴史を知ることができます。
ここでの一番人気は、「全天周シアター」。戦闘機が飛んでいるシーンを迫力のスクリーンでみることがきます。
展示格納庫
エアーパーク最大の見どころが展示格納庫。戦前に活躍した零式艦上戦闘機(通称ゼロ戦)が展示されています。
他にも救難用で欠かせない「V-107救難ヘリコプター」、歴代のブルーインパルスなど19機の航空機を展示しています。
また、実際にフライトスーツを着てコックピットに入ることもできます。フライトシュミレーターでパイロット気分を楽しみましょう。
展示資料館 3階
3階の情報検索コーナーや図書室では、防衛省及び航空自衛隊に関わる資料や情報を閲覧することができます。窓からは、浜松基地の戦闘機が離陸する迫力のある光景をみられることも。
また、実際の操縦気分を味わえる「簡易シミュレーター」は、子どもたちに大人気。また、喫茶室「FUJI」で、カレーライスやドリンクをいただくこともできます。
外に展示している航空機にも注目
館内だけではなく、屋外でも航空機を見ることができます。「H-21B救難ヘリコプター」や有事に敵対物の迎撃する機能をもつ「ナイキJ地対空ミサイル」、「C-46D 輸送機」などを展示しています。
すぐ近くの浜松基地で離着陸する戦闘機も必見!
さいごに
航空機好きはもちろん、知識がなくとも見て学べて楽しめる浜松のエアーパーク。国防を知ることができる貴重な施設でもあり、パイロット気分になって操縦体験できるのも見どころの一つです。ぜひ、お子さんの知的好奇心をくすぐるスポットへ一緒におでかけしてみてはいかがでしょうか。もちろん大人でも楽しめます。