2016年12月11日

豚の珍味が絶品!横浜の狸小路にある人気酒場「味珍」

豚の珍味が絶品!横浜の狸小路にある人気酒場「味珍」

横浜駅の近くにある小さな飲み屋街「狸小路」。開発が進む横浜でも、形を変えずに残り続けています。そんな狸小路にある、大人気のお店「味珍(まいちん)」をご紹介!こぢんまりとしたお店にはいつもたくさんの人がいて、大賑わい!老舗の酒場で、豚の珍味を楽しみましょう♪

狸小路で豚を食す

「味珍」その他 912613

出典:紺青の海(4)さんの投稿

横浜駅から歩いてすぐ。飲食店の間に控えめに掲げられた看板が「狸小路」の入り口。昭和の面影を残す狸小路の中でも、古くから店の看板を守っているのが「味珍(まいちん)」です。狸小路の名付け親も味珍の初代店主。北海道出身の店主が、札幌の狸小路商店街にならってつけたというのが由来のようです。

「味珍」外観 912635 横浜 ディープな路地

出典:Ma511さんの投稿

狸小路を歩き進むと、小路の両側で向かい合う味珍の本店と支店が見えてきます。豚の珍味好きなら外せないこのお店。昭和36年の創業以来受け継がれてきた味は、醤油ベースのタレで2日間煮込んで作られるもの。香辛料は使わず、長時間煮ることで油分を落とし、臭みが消えた珍味は、それぞれの部位の特徴ある歯ざわりと旨みが楽しめると評判です。

「味珍」内観 912692 店内 カウンターの様子

出典:ダブルクリームさんの投稿

本店か支店を選んで中へ。入るとまず、使い古されたカウンターが目に入ります。その上には気になる形の器。

「味珍」内観 912683 恐ろしい角度の階段(2012/02)

出典:ベイサイド_マリネさんの投稿

2階はテーブル席。踏み外したら一気に転げ落ちそうな階段の上り降りは、緊張感を伴います。

まずは一杯!

「味珍」内観 912740 2階の通称やかん 中身は宝焼酎

出典:TINTIN@呑んだ暮れさんの投稿

お店に入った時から気になる珍妙な形の水差しのようなもの。焼酎が入った「やかん」です。多くのお客さんがこちらを頼む、名物のひとつ。

「味珍」ドリンク 912742

出典:紺青の海(4)さんの投稿

「やかん」からコップになみなみと注いでもらいます。ストレートを味わった後、梅シロップで味をつけたり、ウーロン茶を入れたりして味の変化を楽しみましょう。

「味珍」ドリンク 921554 紹興酒

出典:TINTIN@呑んだ暮れさんの投稿

ドリンクは、他にもビールや地酒、果実酒、ソフトドリンクも。ウーロン茶はチェイサーとして頼む人も多いようです。写真は、焼酎同様なみなみとあふれるまでコップに注いでもらう紹興酒。

味珍の珍味を食い尽くす!

「味珍」その他 912751 料理写真

出典:planet-07さんの投稿

喉を潤したら珍味を食す準備完了。早速メニューをチェックして何から食べるか決めましょう。どんな様相で出てくるのか見てみたいという人には写真付きメニューもあります。

料理がくるまでに辛子ダレを作ろう

「味珍」料理 912775 たっぷりの辛子に酢を溶いて醤油少々のタレ

出典:ダブルクリームさんの投稿

料理を待つ間、辛子ダレ作りを忘れずに!小皿に辛子を取り、酢や醤油を加えて混ぜた後、好みで自家製辣油やニンニクを加えて自分好みのタレが完成です。珍味がすでに醤油で味付けされているので、醤油はほどほどに。

いろんな部位が楽しめます

「味珍」料理 941615

出典:Pochi Pochiさんの投稿

さて、やっと食にありつけます。どこから食べても良いのですが、ここはスタンダードに頭から。チャーシュー状に巻いた頭はスライス状とぶつ切りで注文できます。燻製のような味わいの頭は箸で切れるほど柔らかく、脂肪分がとろりとろけます。

「味珍」料理 912756 耳 @\700-

出典:samasamaのココロさんの投稿

コリコリした食感が魅力の耳、のはずが、こちらの耳は一般的なミミガーと食感が違います!長時間煮込んであるからか、コリコリ感は消え、プルプルねっとりした歯ざわり。柔らかいゼラチン質の皮が軟骨を包み込んでいます。

「味珍」料理 912779 舌 @\700-(ブツ仕様)

出典:samasamaのココロさんの投稿

味わい深いタレが染み込んだ舌。食べ応えのある舌も、頭同様好みでぶつ切りと薄切りを選べます。

「味珍」料理 941616

出典:Pochi Pochiさんの投稿

細く切られた胃は、耳に比べれば少しコリコリ感が残っていますが、胃の入り口と出口で歯ごたえが違うとか。ゼラチン質を感じて柔らかいのが入り口、歯ごたえあるのが出口。その違いを感じてみましょう!

「味珍」料理 912771 足  柔らかくてうまい!

出典:Ma511さんの投稿

豚足は、尾と共に人気料理のひとつとか。小さく切ってあって食べやすい大きさ。口に含むと思ったより柔らかく、口の中でとろけそうです。白茹での豚足しか知らない人に食べてもらいたいという味珍自慢の一品です。

「味珍」料理 941613

出典:Pochi Pochiさんの投稿

尾は意外と骨との間に肉が挟まっていて、皮のコラーゲンと肉の旨みを味わえます。豚足と同じように見えても異なる食感や味を食べ比べてみては?

「味珍」料理 912831 ハチノス

出典:planet-07さんの投稿

夏の季節限定品ハチノス。酢味噌でさっぱりといただけます。冬には煮込みの楽しみも。

豚以外にも楽しめちゃう!

「味珍」料理 912782 辣白菜

出典:TINTIN@呑んだ暮れさんの投稿

自家製の白菜の酢漬けは少し甘め。豚料理の合間の箸休めにピッタリ

「味珍」料理 912837 牛スジ

出典:planet-07さんの投稿

豚ではありませんが、牛すじも人気です。コラーゲンがぷりぷり。とろりとした食感が楽しめます。

「味珍」料理 912829 馬刺し @\800-

出典:samasamaのココロさんの投稿

臭みがなく絶品と評判の馬刺しも人気です。

豚の味珍の詳細情報

豚の味珍

横浜、神奈川、新高島 / 豚料理、ホルモン、居酒屋

住所
神奈川県横浜市西区南幸1-2-2
営業時間
[月]  16:00 - 22:00 [火]  16:00 - 22:00 [水]  16:00 - 22:00 [木]  16:00 - 22:00 [金]  16:00 - 22:00 [土]  15:00 - 22:00 [日]  定休日 ■ 営業時間 16:00~22:00 [土]15:00~22:00
定休日
日曜日
平均予算
  • ¥2,000~¥2,999

最後に

「味珍」その他 912625 毎度ありがとうございます

出典:TINTIN@呑んだ暮れさんの投稿

味珍を堪能した後は、狸のいる看板をくぐって小路の外へ。やかんを飲み過ぎて、乗った電車を往復していたなんてことのないように、無事家に辿り着きますように。夜は珍味の夢が見られるかもしれません!

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