2017年02月05日
カピバラの聖地「長崎バイオパーク」でほんわか癒され体験♡
長崎県西海市にある「長崎バイオパーク」は、カピバラ好きにはたまらない、カピバラ天国な動物園。園内に一歩入れば大自然のなかに迷いこんだような気分に。キュートな動物たちに思いっきり癒されてみませんか?園の人気者カピバラたちがアナタを待っています。
長崎市街から車で1時間ほど北上した山間に、「長崎バイオパーク」という動物園があります。
気軽にフラッと…というロケーションではないのですが、実はとっても人気のスポットで、全国から訪れるお客さんで大にぎわいなのです!その魅力の秘密は「バイオパーク」という名称にあるようですが、いったいどういうことでしょう?
長崎に行ったら遊びにいきたい動物園をご紹介します。
長崎バイオパークの特徴といえば、なんといっても動物たちの世界に入り込んだような感覚に浸れるところ。実際、バイオパークでは動物たちの生活環境にとことんこだわっているのです。
この場所にはもともと山があって、バイオパークはその自然の地形を活かし、そのまま動物園にしてしまいました。
園内の高低差は約50メートルほどあり、ちょっとしたハイキングの気分で園内を回ることができます。もちろん、バリアフリーもしっかりしています。無料のベビーカーや電動車椅子(要予約)もあるので、キッズやお年寄りも安心して利用できます。
動物園、という名前からイメージするのは、大きなゲージや展示場が並んでいて、柵やオリ越しに動物を眺めるといったものではないでしょうか。その固定観念を破ったのが、このバイオパーク。実はここ、オリのない開放的な動物園なのです。
動物たちにストレスを与えないのはもちろん、お客さんがより身近に動物を感じられるように考えられた結果、このような形になったそうです。
鳥たちは放し飼いで園内を飛び回り、キツネザルの群れはいつどこに出没するか分かりません。だから、多くの動物と実際に触れて、コミュニケーションを取ることができるというわけです。
園内には、実際にふれあえる動物たちがたくさんいます。
よくある「ふれあいコーナー」などの規模とは一線を画し、園内全体でふれあい放題!ただ単に「カワイイ~」というだけでなく、いろんな動物を身近に感じることで、私たちもその仲間なんだと気付かされます。
また、各所にエサの販売機があり、自由にゴハンをあげることもできちゃいます。手や肩に乗ってくる動物もいれば、空中でキャッチして美味しそうに食べる動物もいます。大型のサイやカバにもゴハンをあげることができ、大人も子どもも思わず大興奮!
普段見ることのできない仕草を観察することもできますよ。
バイオパークでは、近年大人気のカピバラと思う存分ふれあうことができちゃうのです!カピバラをお目当てに、わざわざ遠方から訪れる人も多いんですよ。今やバイオパークの名物になっています。
この写真だけで充分カワイイのですが、実はこの温泉風景、集客のためにやっているわけではないのです。
カピバラは本来、温暖な地域の水辺に棲息している動物です。なので、日本の寒い冬は大の苦手。生活に必要な水浴びができず、肌荒れなどが心配されていました。そこで、「温かいお湯なら?」と飼育員さんが温泉をつくってみたことが始まりだとか。
とはいえ、つぶらな瞳をトロンとさせて、うっとり温泉に浸かるカピバラたちを見ていたら、こちらまで暖か~い気分になれますよね。冬限定のカピバラ温泉を見るために、この時期には全国からカピバラファンが集まります。
温暖な環境の動植物を飼育する「フラワードーム」。一年通して、美しい植物や蝶を楽しむことができます。また、昆虫館では珍しいカブトムシの標本や生体の展示もしています。
地球上では植物や昆虫も動物と同じ“主役”だという考えから、バイオパークではこのような展示にも本格的に取り組んでいます。屋内なので、寒い時期や雨のときにもじっくり楽しめちゃいます。
「ペットのふれあい広場PAW」では、イヌやネコをはじめ、身近に感じやすい動物たちとのふれあいがじっくり楽しめます。触ってみたかったあんな動物やこんな動物まで…ゆったりした気分でふれあってみてください。
別途入場料がかかりますが、入園時にセット券を購入するとおトクに楽しむことができますよ。
園内では、なんと野菜や果物の栽培もしています!
各季節の味覚を収穫体験もでき、園内のレストラン「ケーナ」ではランチをとることもできます。地産地消を推進していて、ご当地メニューのあごだしラーメンや、創作ランチプレートもこだわりの逸品。
地元や園内の素材を使ったピザづくり体験などもあって、自然との共生を考えるバイオパークらしい取り組みを行っています。
ケーナの詳細情報
ケーナ
ハウステンボス / カレー、うどん、ラーメン
- 住所
- 長崎県西海市西彼町中山郷2291-1 長崎バイオパーク内
- 営業時間
- [月] 10:00 - 15:00 [火] 10:00 - 15:00 [水] 10:00 - 15:00 [木] 10:00 - 15:00 [金] 10:00 - 15:00 [土] 10:00 - 15:00 [日] 10:00 - 15:00 ■定休日 無休
- 平均予算
- ~¥999
長崎バイオパークは、長崎駅から、路線バスを2本乗り継いで約1時間半のところにあります。
長崎ハウステンボスから無料シャトルも出ていて、長崎空港からなら、ハウステンボス経由がオススメです。
「生きものとの共生」を第一に考え、自然の世界をとことん大切にした「バイオパーク」。長崎市街から距離はちょっとありますが、他では決して得ることのできない貴重な体験が、訪れる人を必ず待っています。動物たちをグッと身近に感じて、大自然の中でのんびり癒されてみてはいかがでしょうか。
長崎バイオパーク - ZOOっと近くにふれあえる九州の動物園&植物園
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