福島で地底空間を大冒険!スリル満点の「入水鍾乳洞」に行こう♪

福島で地底空間を大冒険!スリル満点の「入水鍾乳洞」に行こう♪

訪れた人たちが、「絶対に甘く見るな!」というコメントを残すほどの大冒険ができる鍾乳洞が、福島県にあります。人気の「あぶくま洞」より少し北に進んだ山間にある「入水鍾乳洞」です。過酷なルートに根をあげそうになりますが、見ず知らずの人たちが「助け合い」ながら進むので、ホッコリ温かい気持ちになれる鍾乳洞でもあるんです。

2017年04月30日

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出典:yossiさんの投稿

阿武隈山地のカルスト台地の下に育まれた「あぶくま洞」。福島県の鍾乳洞といえば、「あぶくま洞」だと思っていませんか?洞内の見事な造形や、観賞のしやすさなどから、大変人気の鍾乳洞ですが、鍾乳洞ってこんなにスゴイの!?というような大迫力のアドベンチャーワールドが、実はまだあるんです。それが、「入水(いりみず)鍾乳洞」。この鍾乳洞を見てしまったら、「あぶくま洞」は、イマイチ迫力に欠けるな、という気すらしてきますよ。「あぶくま洞」ほどまだ知名度は高くありませんが、「実は、コッチのほうがスゴイ」と、福島県民が認める隠れスポットです。

あぶくま洞よりさらに進むと……

あぶくま洞よりさらに進むと……1151764

出典:

磐越自動車道「小野IC」から15分ほどのところにある「あぶくま洞」ですが、その先をさらに北へ進みます。人家もまばらな山間の集落を過ぎて山に入っていったところに、「入水鍾乳洞」があります。電車の場合には、「菅谷」駅が最寄駅となります(あぶくま洞は、最寄駅が「神俣」駅ですのでご注意ください)。駅からは、車で10分ほどです。

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歩けば30分くらいですので、体力に自信がある方は、周りののどかな景色を見ながら歩いてもいいかもしれません。

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ちょっと不気味な入り口。まるで、RPGのダンジョンへの入り口のような雰囲気です。「入水鍾乳洞」は、国指定の天然記念物、文化財です。本格的なケイビングを楽しむことができる鍾乳洞ですが、ゴミを捨てたり、破損したりすることのないよう、マナーを守って楽しんでくださいね。

冒険前の準備を忘れずに!

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「冒険の準備」は欠かせません。入水鍾乳洞は、全長900メートルです。入り口から、その深さに応じて、A・B・Cの3つのコースに分かれます。小学校低学年くらいまでの子どもさんや、体力にはあまり自信が無いという方には、Aコースがお勧めです。人気があるのは、Bコース。こちらは、かなり本格的なケイビングが楽しめます。Cコースは、ガイドが必要で一度に随行できる人数も5人と決まっています。Bコースの終点(一洞終点)から奥は、ほとんど手つかずの状態です。

ちなみに福島県民でも、なかなかCコースには手をだしません。「過酷なルート」であることは確かです。我こそは!という方は、ぜひ。
照明がついているのはAコースまで。そこから先は、「ロウソク」を灯しながら進みます。初めての人は、このロウソクを見てびっくりするみたいですね。でも、こんなことぐらいで驚いていてはいけません。
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洞内は水量が豊富で、地下水が勢いよく流れています。頭の先から足の先まで完全にずぶ濡れになりますので覚悟してください。(必ず着替えを持って行くようにしましょう)。履物は、もちろんサンダルです。

いざ、冒険のはじまり!

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出典:

上からも下からも、横からも水があふれてくるような錯覚に陥るほど、水量が豊富な鍾乳洞です。Aコースでも全身がしっとりと濡れます。この水の流れる音にぜひ、耳を澄ませてみてくださいね。

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Aコースの見どころのひとつ「一休洞」。広々としています。ここでは、ゆっくりと周囲を見渡す余裕も。

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余裕のAコース。片道150メートルで往復は約30分。特に問題なく、スニーカーなどでも大丈夫。背の高い人がちょっと頭を下げるくらいで、特に問題ありません。ちなみに洞内は、一本道。つまり、終点で折り返すパターンです。
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笑顔が見られるのは、このあたりまで。復路の人たちの姿(全身ずぶぬれ、疲労困憊の様子)を見て、Bコース往路の人が不安を感じ始めるAコースの終点。ここから照明はありません。文字通りの「お先真っ暗」状態。Bコースを選択したことを激しく後悔しつつ、入り口でもらったロウソクに火を灯します。

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Bコースは、水温10℃の水が流れる天然の水路を中腰か這って進みます。水の冷たさにキャアキャア言っていた人たちも、次第に麻痺して無言になります。ロウソクの火、消えないように注意してくださいね。片道600メートルで、往復で約1時間となります。

全く光の無い暗黒の地底世界です。懐中電灯の光ですら、かなり弱々しく感じます。周りの造形を観賞するような余裕はほとんどありません。ひたすら「終点」を目指すことが目的となります。
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屈んで通れるだけまだマシです。

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出典:

これぞ「入水鍾乳洞」の醍醐味「胎内くぐり」!水が流れる鍾乳石のわずかなすきまを、ほふく前進していきます。ロウソクの火?そんなもの、すでにありません。

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出典:

ですが、懐中電灯を持っている別なお客さんが、他のお客さんたちのために、照らしていてくれるという「助け合い」が自然と生まれます。

もちろん、ロウソクの火も知らない人たちの間で分け合います。いつの間にか、他のお客さんたちとの「連帯感」が生まれるんです。
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出典:

このくらい狭いところもたくさんあります。1本道ですから、往路の人たちが通るまで、復路の人たちが待っています。「まだまだこの先も、大変ですから頑張ってくださいね」と、復路の人たちが、笑顔で励ましてくれますよ。それに往路の人たちが、絶望的な笑顔で答えます。見ず知らずの人たちとのそんなやり取りが、とても楽しくなってくるので不思議です。

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出典:

ここがBコースの終点「カボチャ岩」です。このかぼちゃみたいな岩が見えたら、復路スタートとなります。往路の人たちを励ましてあげる番ですよ。

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出典:

出口です。もちろん、1本道でしたから「入り口」だったところです。でも、入るときには気が付かなかった「喜びの窓」の文字。まさに「やったー!、出口だー!」という歓喜の絶叫をしたくなりますよ。

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出典:

人気のあるBコースまででも、相当な冒険を楽しめます。Cコースまで行きたいときには、事前に確認の連絡をしておくことをお勧めします。Cコースは、全長900メートルで、往復90分ほどとなります。

ご注意ください!

ご注意ください!1151807

出典:

すでに述べましたが、Bコースは完全にずぶ濡れになります。必ず、「下着」まで着替えを準備して出かけましょう。また、滑りやすいビーチサンダルなどではなく、滑り止めの溝がついているサンダルを用意してください。現地でもレンタルできます。懐中電灯や合羽、タオルなども用意できるとよいでしょう。なお、更衣室は、完備されています。

大冒険が終わったら、お腹も空きます!

香ばしい「じゅうねん」を召し上がれ

和風レストラン白友

「和風レストラン白友」外観 1151367

出典:迷いの旅籠さんの投稿

ちょっとあぶくま洞近くまで戻って、ご飯にしましょう。「和風レストラン白友」は、「じゅうねんうどん」が名物。大きなこの「のれん」が、目印。かなり大きな和食のレストランです。建物の古びた感じが、何ともいえず暖かな雰囲気ですね。

「和風レストラン白友」内観 1151374 何畳あるでしょう
かなり広い!

出典:迷いの旅籠さんの投稿

テーブル席もありますが、広々としたお座敷席もあります。こういう家庭的な雰囲気があるお座敷席は、なんとなくのんびりとしていて長居してしまいそうですね。

「和風レストラン白友」料理 1151384 じゅうねんつけうどん

出典:怪家 イワシさんの投稿

こちらに来たら、「じゅうねんうどん」を召し上がれ。「じゅうねん」とはエゴマのことです。ゴマに似た香りと風味を持っていますが、ゴマよりも濃厚で香りがよいのが特徴です。

「和風レストラン白友」料理 1151396 じゅうねんつけ汁

出典:怪家 イワシさんの投稿

こちらが、じゅうねんのつけダレです。濃厚で深い味わいに、はまってしまう人も続出。たっぷりと、うどんにからめていただきましょう!

「和風レストラン白友」料理 1151411

出典:feroさんの投稿

もちろん、お蕎麦もあります。うどんもお蕎麦も、温かいものと冷たいものとがありますよ。ラーメンのように平たいお蕎麦も人気があります。

和風レストラン白友の詳細情報

和風レストラン白友

神俣 / うどん、そば、天ぷら

住所
福島県田村市滝根町菅谷糠塚前52
営業時間
10:00~17:00
定休日
木曜(祝・祭日は営業)
平均予算
  • ¥2,000~¥2,999

データ提供

最後に

最後に1151507

出典:からくりさんの投稿

全身ずぶぬれになって鍾乳洞を楽しむ「入水鍾乳洞」は、本格的なケイビングを楽しむことができる大迫力の鍾乳洞です。真っ暗な中を、見ず知らずの人たちとも助け合いながら進みます。そんな人と人との温もりを、楽しむことができるのが一番の醍醐味です。年中無休ですが、アジサイが咲く初夏から秋にかけてがベストシーズンですよ。ぜひ、出かけてみてくださいね。

入水鍾乳洞の詳細情報

入水鍾乳洞

住所
福島県田村市滝根町菅谷字大六89-3
アクセス
菅谷駅から車で5分
営業時間
[4月〜10月] 8:30〜17:00 [11月〜3月] 8:30〜16:30
料金
大人 550円 Aコース料金 (高校生以上) 子供 450円 Aコース料金 (小・中学生)

データ提供

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