一般銭湯料金で2つの天然温泉に入れる！「武蔵小山温泉 清水湯」

大正13年から武蔵小山の地で銭湯を営んでいる「清水湯」。平成20年にリニューアルし、建物が風流で旅館のような佇まいに。さらに、これまで湧き出ていた黒湯に加え黄金の湯を掘り当てることに成功し、ますます施設が充実しました。

清水湯が誕生したのは大正13年のこと。当時は一日に千人以上が訪れたと言います。その後、二代目が天然温泉である黒湯を掘り当て人気は高まっていきました。そして三代目の現在では二本目となる黄金の湯が湧き出たことで、遠方からも訪れる人がいるほど有名な銭湯に。

「武蔵小山温泉 清水湯」の最寄り駅は東急目黒線・武蔵小山駅。東口を出て徒歩5分ほど。銭湯の場所とは少し方向が異なりますが、すぐ近くには250店舗が集まる「武蔵小山商店街PALM」があります。また、2時間まで無料の駐車場も13台分用意されています。

平成20年にリニューアルした清水湯の建物は、通常の2倍となる基礎杭によって支えられており、耐震および耐火に重点を置いています。いざという時のために自家発電機および放水機も設置されているとのこと。

2つの温泉に入れるとなれば料金は高額になるかと思いきや、何と一般銭湯料金と同じ460円で入浴可能。中学生は300円で小学生は180円となります。営業時間は24時までとなっているので、仕事帰りに立ち寄ることもできますね。

東京都の地下から湧き出る黒湯。これはミネラル成分が豊富で重炭酸ソーダ泉とも言われています。その温泉を贅沢にも加水することなく使用しており、さらにナノバブル技術で温泉の効能を高めています。

もう一つの黄金湯も加水なしで、さらに循環させること無く源泉かけ流し(常に新しい湯を注ぎ、あふれた湯は戻さない方式)となっています。こちらはヨード成分が豊富で、黒湯とともに美人の湯と呼ばれます。

まずは内湯から。浴槽にブルーパールという御影石を使用していて、ハイパージェットバスや電気風呂などに入れます。お湯は黒湯であり、何と水風呂にもこの黒湯を使用しているとのこと。

続いて露天風呂。2段構成となっており、黒湯と黄金の湯の両方に屋外で入れるのです。デッキチェアも用意されているので、ゆっくりと体を休められそうですね。

こちらは女性専用となりますが、天然鉱石で造った岩盤浴があります。入浴料金と合わせて1,350円。遠赤外線効果やマイナスイオン効果によって全身が癒やされます。

2階の休憩所は誰でも無料で利用可能。マッサージチェアーも設置されているので、少し休んでから帰ることにしましょう。

湯上がりは牛乳！というのが定番ですが、清水湯では1杯100円の国産黒酢サーバーを設置。リンゴやレモンそしてブルーベリーと季節や天気に合わせてフレーバーが変わります。もちろんビン牛乳やラムネも販売していますよ。

一般的な銭湯ではあまり見かけることがない「自家製天然温泉玉子」の販売。煮沸殺菌した黒湯の成分を染み込ませています。塩をかけて食べれば、汗で流れ出た塩分も補給できますね。温泉玉子は1個50円！

清水湯のご主人が執筆した小説「俺の温泉」。その文字が刺繍されたタオルが販売されています。入浴の記念にお一ついかが？

また、ここではお得なオリジナル回数券が販売されていますよ。天然温泉30枚券で12,900円、女性の方向けに天然温泉＆岩盤浴10枚券12,300円というセットもあります。

タイミングが合えば、館内で野菜を購入することができます。さらに運が良ければ、にんじんや柿などが無料で配布されていることも。清水湯では様々なサービスが企画されているのですね。

一般銭湯料金で天然温泉を楽しめるなんて嬉しいですよね♪温泉に浸かり疲れた体を休めれば、身も心もリフレッシュできます。気になった方は是非訪れてみてくださいね！