2017年08月03日

江戸時代から伝わる静岡県袋井の名物!「袋井たまごふわふわ」のおすすめ6店
東海道のちょうど真ん中にある静岡県の袋井市。江戸時代から伝わる「たまごふわふわ」という料理が、ご当地グルメとして話題です。茶碗蒸しとはまた違った、独特の味わいを持ち、上品なおいしさ。静岡を旅行などで訪れた際には、ぜひ一度体験してみてください。食事処や居酒屋、お寿司屋さんなどさまざまなお店で楽しむことができます。
出汁を張った土鍋を火にかけ、沸騰したらかき混ぜた卵を入れて蒸らす、静岡県袋井市のご当地グルメ「袋井たまごふわふわ」。材料は、卵と出汁のみ。シンプルながら、とろけそうなふわふわ食感と出汁のうまみが人気で、この味を求めて訪れる観光客も多いようです。
袋井たまごふわふわの歴史は古く、江戸時代、東海道の袋井宿で朝ごはんに出されていたとか。弥次喜多の「東海道中膝栗毛」にも登場するそうで、新鮮組局長の近藤勇の好物でもあったといわれます。そんな地元の美味が、袋井発のご当地グルメとして再現されました。今回はそんな袋井たまごふわふわのおすすめ店を紹介します!
遠州味処 とりや茶屋
創業80年の味の名店。遠州灘の天然物を中心とする魚介をはじめ、遠州地方の自然栽培の食材にこだわったお店です。たまごふわふわは、良質の昆布やかつおぶしを使い、卵も手作業で撹拌することで歯応えが生まれるそうです。
こちらでは、朝食膳で楽しんだ江戸時代と同じく、たまごふわふわ膳も用意されているとか。地元の季節のお造りや揚げ物、焼き物などとともに、袋井名物のたまごふわふわを堪能することができます。
山梨屋 寿司店
「山梨屋 寿司店」は、昭和2年創業、袋井駅前にある老舗寿司店です。たまごふわふわは、お寿司屋さんならではの職人さんの技が冴えるおいしさで、お寿司とのセットもあります。お客さんの目の前で、それぞれの好みに合わせて料理を提供してくれる本格的な寿司店ですよ。
遠州 和(やわらぎ)の湯
袋井市の天然日帰り温泉「遠州 和の湯」は、東名高速道路「袋井IC」から車で約10分。目の前には茶畑、隣はゴルフ倶楽部と、最高の自然環境にあるくつろぎ施設です。ふぐ料理など本格的な味覚が楽しめる食事処も人気。腕のいい料理人が作る「袋井たまごふわふわ」もぜひ試したい絶品メニューです。
お食事処 山田(和風レストラン 山田)
「お食事処 山田」は、袋井市の観光名所である遠州三山のひとつ「法多山(ほったさん)尊永寺」の門前にある大衆食堂。丼物や麺類、定食などの定番メニューとともに、袋井たまごふわふわも大人気。土鍋を使用するので、底の部分に茶碗蒸し状の層ができるのもお楽しみ。
和風レストラン山田の詳細情報
居酒屋 どまん中
地元の人々にも人気のアットホームな雰囲気の居酒屋「どまん中」。袋井たまごふわふわなどB級グルメも積極的にメニューに取り入れているお店です。たまごふわふわは、最後に山椒などをふりかけるのだとか。東海道五十三次のどまん中にある袋井宿の歴史を知ることができる「東海道どまん中茶屋」の近くにあり、その観光のお帰りにも立ち寄れます。
居酒屋 どまん中の詳細情報
じぇらーとげんき
メディアにも取り上げられている話題のお店「じぇらーとげんき」。こだわりは、防カビ剤不使用のものや国産の安心素材を使ったジェラート。フルーツ系やチョコレート系の定番メニューのほかに人気なのが、たまごふわふわアイス盆。濃厚バニラ風味が満喫できます。牡丹の華で知られる「可睡斎(かすいさい)」の近く。駅から離れているので、車利用がおすすめ。
茶碗蒸しのようで、それとは全く違う不思議な名物「袋井たまごふわふわ」。ぜひ袋井を訪れて噂の味を体験してみませんか?忘れられない思い出になりそうですよ。