2017年10月04日

福島の郷土食を楽しむ!会津「わっぱめし」がオススメのお店10選
「わっぱめし」といえば、福島は会津地方の郷土料理。ご当地の工芸品である「曲げわっぱ」を利用して作られることから名付けられた名前で中身のバリエーションが豊富なのが魅力です。今回は、ご当地の会津地方で美味しいわっぱめしが楽しめるお店をピックアップしてみました。ぜひチェックしてみてくださいね。
福島県は会津地方の郷土料理である「わっぱめし」。耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。ヒノキや杉の木を曲げて作る容器「曲げわっぱ」にお米とお好みの具材を入れて蒸しあげた料理で、名前の由来は容器である「曲げわっぱ」から来ています。
わっぱの中に入れる具材やおかずはご当地ならではの山菜や川魚など様々。好みのものを入れられる、という点では「なんでもあり」な側面もあります。このため、作られるお店や家庭の個性がそのまま出るのもわっぱめしの面白さです。
今回は会津エリアを中心に美味しいわっぱめしを楽しめるお店をピックアップしてみました。お店ごとのオリジナリティを食べ比べてみたり、昔から伝わるおかずのわっぱめしを体験してみたり楽しみ方は色々です。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.籠太(かごた)/会津若松市
「籠太」は会津若松駅からタクシーで10分ほど(最寄駅は七日町駅だそうです)のところにある、県内外のお客さんで予約が埋まってしまう人気の居酒屋さん。人気店のため、フラリと寄っても予約でいっぱいのこともあります。事前予約が必須でしょう。
籠太の詳細情報
2.益元(ますげん)/郡山市
郡山富田駅から車で10分ほどのところにある「益元」は、このエリアで海鮮を楽しむならここ!という地元一押しの人気店で、ランチタイムも夜の居酒屋タイムもいつも混み合っています。
3.あだたら亭/本宮市
東北自動車道のあだたらSA(下り線)にある「あだたら亭」。高速のSAやPAも名物グルメを堪能するのにもってこいのスポットですよね。こちらでは肉食系なわっぱめしが楽しめます。
4.会津郷土食 鶴我(つるが)/郡山市
郡山にある「鶴我」は、会津の郷土料理が一通り揃っている人気店。こづゆや田楽、お蕎麦にもちろんわっぱめし。中でも会津名物の馬肉料理のレパートリーが豊富です。
5.まほろば/只見町
奥会津は只見にある「まほろば」は和食のお店。様々なメニューを楽しめるおみせですが、お蕎麦が特に人気。早々に売り切れてしまうこともあるそうです。
6.会津 田舎家/喜多方市
会津若松からほど近い喜多方。ラーメンのイメージが強い町ですが、美味しい郷土料理の店も多いんですよ。「会津 田舎家」は喜多方駅から歩いて15分ほどのところにあって、町屋風の古い建物が趣のあるお店です。
7.料理旅館 田事(たごと)/会津若松市
会津若松の七日町通りに面した「田事」は昭和元年創業という老舗の料理店。古い建物や社寺が残る通りなので、観光客の姿も多いエリアにあるお店は、皇太子様も訪れたことがあるという名店です。
8.田季野(たきの)/会津若松市
わっぱめしの元祖である「田季野」は、七日町通り近くにお店を構えています。会津のわっぱめしを堪能するなら、このお店にはぜひ寄っておきたいですね。200年近く前の陣屋を移築した店舗は、元祖の貫禄十分の重厚な雰囲気があります。
田季野の詳細情報
9.鶯宿亭 飯寺店(おうしゅくてい)/会津若松市
西若松駅から少し歩いて日光街道に出ると、ひっそりと隠れ家的にあるお店が「鶯宿亭」。一見すると何かの工場のような建物は、一歩中に入ると侘び寂びの世界が広がっている、大変に雰囲気の良いお店です。
こちらのお店の輪箱飯は、ゼンマイと糸こんにゃく、油揚げを煮付けたものがご飯に乗った、優しい味わいだけどボリューム満点の一品。ご飯は1.5人前くらいあるのですが、これが不思議なことに簡単に完食できる美味しさ。
(若松/門田町)鶯宿亭 飯寺店
— 佐藤昌弘 (@masa0401rakki12) 2016年1月31日
わっぱ飯♪ pic.twitter.com/tx4SMQ7qwl
10.鶴ヶ城会館/会津若松市
会津観光をするなら必ず訪れるのが鶴ヶ城ではないでしょうか。その鶴ヶ城に隣接した「鶴ヶ城会館」には様々なお土産物を売るお店と食堂が入っています。この食堂ではご当地名物が一通り食べられるので観光の昼食などにはオススメのスポットなんです。
いかがでしたか?郷土食として長い歴史を持つ一方で、自由な側面もあってバリエーションが楽しめる会津のわっぱめし。いろいろ食べ比べてみたら、きっとお気に入りが見つかると思います。会津へお出かけの際は、ぜひ食べてみてくださいね。