2016年12月16日
バイキングの発祥の地、東京「帝国ホテル」をセレブ気分で楽しもう
今では多くのホテルが採用しているバイキングですが、その発祥は、57年前の帝国ホテルだってご存知ですか?伝統や、世界のセレブをもてなしてきた人気メニューなど、日本のグルメの歴史を体感できる「帝国ホテル」のバイキングは、一度は訪れてみたい憧れの場。さぁ、ドレスアップして、格式高いバイキングを味わいに出かけませんか?
今ではすっかり当たり前となっている「バイキング」という食のスタイル。懐事情を気にすることなく、あれもこれも食べたいものを好きなだけ食べられる、本当に有難いサービスです。
そんな子どもも大人も嬉しい「バイキング」ですが、実はこのスタイルを生み出しのは、あの「帝国ホテル」だということをご存知ですか?
ここでまず、帝国ホテルの歴史を少しご紹介します。
帝国ホテルは、1890年(明治23年)に日本の「迎賓館」として誕生しました。海外の要人をもてなすために国をあげて建設され、開業以来現在に至るまで、120年以上その格式を守り続ける日本屈指のホテルです。日本だけでなく海外の利用者からも高い信頼と評価を得ています。
そんな歴史ある帝国ホテルで生まれたのが、新しい「バイキング」という食事スタイル。はじまりは、今から50年以上前にさかのぼります。きっかけは当時の帝国ホテルの社長・犬丸徹三氏がデンマークを訪れた際に、ある北欧の伝統料理に出会ったこと。それは、様々な料理をひとつのテーブルに並べ、自由に取り分けて食べるスカンジナビアの伝統料理「スモーガスボード」というものでした。「好きなものを好きなだけ食べる」というスタイルがヒントとなり、帝国ホテルに日本初のビュッフェレストラン「インペリアルバイキング」が誕生したのです。
日本で初めてバイキングを取り入れた「インペリアバイキング」。現在、本館17階に「インペリアルバイキング サール」としてリニューアルされており、昼は日比谷公園の美しい緑を、夜は東京の夜景を楽しみながら、最高の料理と贅沢な時間を味わうことができます。
一流ホテルの最上階でふるまわれる、見ているだけで胸が高鳴る料理の数々をご紹介します。
朝食、ランチ、ディナー、また季節によってメニュー内容は変更になるため、最新の情報は公式ホームページをご確認ください。
インペリアルバイキング サールのバイキングは、朝食とランチとディナーに分かれています。
営業時間は、朝食は7:00~9:30 (ラストオーダー)、ランチは11:30~14:30 (ラストオーダー)、ディナー17:30~21:30 (ラストオーダー) ※土日祝は17:00より。
予約なしでも入れますが、待つこともあるので事前予約をおすすめします。予約はインターネットでも可能です。ただし、朝食は予約できませんので、早起きした日は気軽に行ってみるのもいいかもしれません。
もちろん時間によって内容は変わります。いつ行っても、何度行っても飽きないのが、帝国ホテルのバイキングなのです。
インペリアルバイキング サールの詳細情報
インペリアルバイキング サール
日比谷、内幸町、銀座 / ビュッフェ、洋食、ヨーロッパ料理
- 住所
- 東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル東京 本館 17F
- 営業時間
- [月] 07:00 - 09:30 11:00 - 15:00 17:30 - 22:00 [火] 07:00 - 09:30 11:00 - 15:00 17:30 - 22:00 [水] 07:00 - 09:30 11:00 - 15:00 17:30 - 22:00 [木] 07:00 - 09:30 11:00 - 15:00 17:30 - 22:00 [金] 07:00 - 09:30 11:00 - 15:00 17:30 - 22:00 [土] 07:00 - 09:30 11:00 - 15:00 17:30 - 22:00 [日] 07:00 - 09:30 11:00 - 15:00 17:30 - 22:00 ■ 営業時間 朝食 最終入店 9:00 ■定休日 無休
- 平均予算
- ¥10,000~¥14,999
- ¥15,000~¥19,999
「伝統は常に革新とともにある」。この帝国ホテルの精神は、確かな年月を重ねながら、バイキングをはじめ、多くのサービスを生んできました。
そんな歴史ある帝国ホテルにまつわる豆知識をご紹介します。楽しい食事には楽しい会話が付き物。話のネタにいかがでしょうか?
「バイキング」の生みの親となった帝国ホテル。レストランの名前の由来をご存知でしょうか?
実は、「インペリアルバイキング」(現在は「インペリアルバイキング サール」)のネーミングは、当時話題となっていた海賊映画「バイキング」からヒントを得たそうです。
バイキングのルーツは北欧の伝統料理ですが、その「北欧」という国と「豪快な海賊」のイメージが重なり、「インペリアルバイキング」と名付けられることになったのです。バイキングは、今までなかった食事のスタイルで開店直後から行列ができるほどの人気を博し、そして今では“バイキング=食べ放題”と認識されるほど馴染みの深い名前となりました。
帝国ホテルが発祥のものはバイキングだけではありません。
最新・最上のサービスを提供する帝国ホテルは、日本文化の発信地として様々なアイディアを生みだしました。
ランドリーサービス
バイキングと並んで有名なのがランドリーサービス。帝国ホテルが当時、長い船旅を経て泊まりに来られたゲストのためにと、ホテル内に自営の大型ランドリーを設置したのがはじまりです。このサービスはいまでも高い評価を受けており、「ホテル内でついた汚れは確実に落とす」という方針のもと徹底したサービスを行っています。世界各国のあらゆる衣類を知り尽くし、その評判を確かめるため、汚れた衣服をわざわざ持参するゲストもいるそうです。
ホテルウェディング
「神前式を行った後、披露宴会場までの移動が大変!」というゲストの負担を軽くするため生まれたのが、結婚式と披露宴をセットで行うホテルウェディング。今では定番となったスタイルですが、帝国ホテルが、挙式と披露宴をホテルの中で完結できるよう、ホテル内に神社を設置して行ったことがはじまり。帝国ホテルの結婚式は、今もなおその高貴さと上質なおもてなしで、憧れの場所でもあります。
アーケード
全国の商店街で採用されているアーケード。このアーケードは、帝国ホテルが「ゲストがホテルから出なくても買い物ができるように」と、ホテル直結のショッピング街「アーケード」をつくったのがはじまりです。当時は宝石店や写真館など約20店舗ほどが作られました。「日本の真価を世界に紹介する」という強い信念は、世界のVIPも虜にしました。
伝統を守りながら時代の先駆けとして試行錯誤を続ける姿勢。それは訪れる人々を快適に、笑顔にしたいと願い、最上級のもてなしを目指す帝国ホテルだからこそ。
いつもより少しオシャレをして、少しリッチに、日本最高峰のサービスと料理を味わう。そんなかけがえのないひとときを過ごしてみてはいかがですか。
帝国ホテル 東京 | 公式サイト
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詳細情報
帝国ホテル 東京
東京都 / 有楽町 / シティホテル
- 住所
- アクセス
- 東京駅~タクシーで約5分/【地下鉄】日比谷駅~徒歩3分、銀座駅~徒歩5分/【JR】有楽町駅~徒歩5分、新橋駅~徒歩7分
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