2022年10月20日

レトロな街並みが画になる、弘前のフォトスポットにカメラ女子旅へ。10選

レトロな街並みが画になる、弘前のフォトスポットにカメラ女子旅へ。10選

今流行のカラフルなインスタ映えはちょっマンネリ…。「穴場的フォトスポットで、みんなとはひと味違う写真を撮りたい!」なんて考えているカメラ女子には、レトロとノスタルジーが共存する青森県弘前市への旅がおすすめです。弘前市にある土手町界隈は、生活感がそのまま画になるシャッターチャンスに溢れた街で、リゾート地やメジャーな観光スポットでは味わえない不思議なトリップ感に浸れますよ!そんな弘前でおすすめのフォトスポットをご紹介していきます。

弘前にカメラ女子旅へ出かけよう!

弘前にカメラ女子旅へ出かけよう!2849148

出典:shiroyaさんの投稿

”フォトジェニック”や”インスタ映え”という言葉がすっかり定着し、素敵な景色を写真に収めるために女子旅へ出る人も増えてきましたよね。しかし、流行のスポットは撮り尽くして「インスタを覗けば同じような写真ばかり…」。そんなマンネリ感じていませんか?キラキラカラフルな写真もいいですが、ノスタルジーな雰囲気溢れる写真を撮れば、新鮮な気持ちになれるかもしれませんよ。

ノスタルジーな写真を撮るなら…

レトロな雰囲気溢れる「土手町界隈」がおすすめ!

レトロな雰囲気溢れる「土手町界隈」がおすすめ!2849196

出典:sylphia2000さんの投稿

弘前市土手町界隈は、昭和から平成初期にかけて市の中心部として栄えた場所。洋風建築と昭和の色合いが入り混じる街並みは、北国の小京都とよばれるに相応しい歴史と品格が漂う、知る人ぞ知るフォトスポット!郊外化が進んだ今も、当時の雰囲気そのままに市民に愛されています。

徒歩で周れるコンパクトさがいい!

徒歩で周れるコンパクトさがいい!2849202

出典:ちょみー。さんの投稿

弘前駅からは徒歩約17分程度の場所にあり、フォトスポットの全てを徒歩で回ることができます。心に染みるような懐かしさを感じつつも、背筋を伸ばしてカメラを構えたくなる。どの瞬間も、日常の延長とは思えない一枚が切り取れる、おすすめのスポット10選をご紹介します。

①アート好きの女子から支持されている「弘前れんが倉庫美術館」

①アート好きの女子から支持されている「弘前れんが倉庫美術館」3003014

出典:

フォトスポットの出発点として訪れたいのは、明治40年に建てられた酒造倉庫を利用した「弘前れんが倉庫美術館」です。立派な煉瓦造りの建物は、建築物としての魅力もいっぱい。いろいろな角度から撮影したくなります。

①アート好きの女子から支持されている「弘前れんが倉庫美術館」3003010

出典:

美術館のエントランスには、弘前市出身のアーティスト・奈良美智さんの個展開催を記念した「AtoZメモリアルドッグ」が展示されています。青森県立美術館にある同氏の作品「あおもり犬」とはポーズが異なり、元気な立ち姿がとてもキュート♪ここはアート好きが記念撮影をする人気のスポットなんですよ。

①アート好きの女子から支持されている「弘前れんが倉庫美術館」3003017

出典:SuIOさんの投稿

撮影の後は館内を巡ってゆっくりアート鑑賞。幅広いテーマの展覧会が開催される他、ユニークなイベントやワークショップもあるので、訪れる度に新たな発見があるはずです。感性を刺激されて、さらに素敵な写真を撮れるかも!

弘前れんが倉庫美術館の詳細情報

弘前れんが倉庫美術館

住所
青森県弘前市吉野町2番地1
アクセス
JR弘前駅 車 7分 JR弘前駅 徒歩 20分 JR弘前駅 バス 8分 土手町十文字で下車後、徒歩4分
料金
【料金】 大人: 1300円 ※20名以上の団体の場合1,200円 ※企画展の内容により金額が変わる場合があります。 大学生: 1000円 ※20名以上の団体の場合900円 ※専門学生も含む ※企画展の内容により金額が変わる場合があります。 高校生: 0円 ※高校生以下は無料

恋人の聖地「土淵川吉野町緑地」もおすすめ

恋人の聖地「土淵川吉野町緑地」もおすすめ3003018

出典:*asteriさんの投稿

美術館の前に広がる公園「土淵川吉野町緑地」も、おすすめのフォトスポットです。実はここは県内ではわずか3ヵ所しか認定されていない「恋人の聖地」の一つ。煉瓦倉庫をバックにした場所には、かわいいハート型のベンチもあります。カラフルでキラキラしたものではなく、木の風合いがよく生かされているのが、周りの空気感にうまく調和していますね。

土淵川吉野町緑地の詳細情報

土淵川吉野町緑地

住所
青森県弘前市吉野町2-7
アクセス
JR奥羽本線弘前駅から市内循環100円バスで12分、中土手町下車すぐ

②まるで絵本の世界観「弘前昇天教会」

②まるで絵本の世界観「弘前昇天教会」2849154

出典:

「弘前れんが倉庫美術館」から徒歩約2分の場所にある「弘前昇天教会」は、大正10年に建てられた赤煉瓦造りの教会で、現在も礼拝や冠婚葬祭などが行われています。建物のフォルムや、歴史を感じる褪せた煉瓦の色や扉の木目など、まるで絵本にでてくるよう♡

②まるで絵本の世界観「弘前昇天教会」2849155

出典:

窓の形、屋根の十字架やベルは見入ってしまうほど特徴的。鳥が止まる瞬間は、この上なくフォトジェニック!目撃できたらすかさずシャッターを切りましょう。

②まるで絵本の世界観「弘前昇天教会」2849156

出典:

現在は外観見学のみとなっていますが、中の様子はこんな感じです。あざとさの無い生粋のアンティークは、小さい頃に夢みたチャペルの風景そのもの。木の梁がむき出しになっていて、ノスタルジーな雰囲気を醸し出しています。

②まるで絵本の世界観「弘前昇天教会」3003769

出典:RyoMa_Tokyoさんの投稿

日の傾きや天気だって立派な小道具になります。夕暮れ時に訪れれば、影絵のようにファンタジーな世界観溢れる1枚を切り取れそう!ぜひチャレンジしてみては?

弘前昇天教会の詳細情報

弘前昇天教会

住所
青森県弘前市山道町7-1
アクセス
JR弘前駅前弘南バス乗り場より100円循環バスに乗車(所要時間約7分)、中土手町下車、徒歩約5分。弘南鉄道大鰐線中央弘前駅下車
営業時間
10:00〜16:00
定休日
日曜日・不定休

③中央弘前駅素朴なローカル線「中央弘前駅」

③中央弘前駅素朴なローカル線「中央弘前駅」2849208

出典:

「弘前昇天教会」から徒歩約1分の場所にある「中央弘前駅」は、私鉄弘南鉄道大鰐線の始発駅。学生を中心とする市民の足です。駅員さんによる手動改札、一本だけの線路、錆び付いた駅舎。観光客ではなく地元の人が通う小さな食堂と売店。利用客は多いと言えませんが、かつて賑わっていた面影が節々から伝わります。

③中央弘前駅素朴なローカル線「中央弘前駅」3004168

出典:tsubasa0824さんの投稿

揺れが大きいといわれる大鰐線。時間があれば電車にも乗ってみましょう。市街地から田園風景へと変化する車窓からの眺めは、画になるスポットが多く、奥行きのある旅を体験することができます。

③中央弘前駅素朴なローカル線「中央弘前駅」3004169

出典:わらびねこさんの投稿

つり革は青森らしく、可愛いリンゴの形♪電車に乗ってみても面白い写真を撮ることができます。

中央弘前駅の詳細情報

中央弘前駅

住所
青森県弘前市大字吉野町1-6
営業時間
6:30~22:10

konantetsudo.jp

④土手町のシンボル「一戸時計店」

④土手町のシンボル「一戸時計店」2849164

出典:

「中央弘前駅」から徒歩約3分の場所にあるのは、土手町の老舗中の老舗「一戸時計店」。中央弘前駅から向かう路地に入ると、明治30年から続く古き良き建物が目の前に現れます。シンボルともいえる時計台は、天候によって写真映えがガラッと変わる、その日その時しか写せない風景です。

④土手町のシンボル「一戸時計店」3004175

出典:

屋根の上で時代や人の移り変わりを見つめてきた風見鶏を見ていると、一緒タイムスリップしてみたくなる。時を忘れてつい心の旅にふけってしまいそう。

一戸時計店の詳細情報

一戸時計店

住所
青森県弘前市土手町87

⑤昔ながらのケーキがレトロ可愛い「開雲堂」

⑤昔ながらのケーキがレトロ可愛い「開雲堂」2849172

出典:

「一戸時計店」の2軒隣にあるのは、明治12年から続く老舗和菓子屋「開雲堂」です。見るからに歴史を感じる店構えと、歴史が刻まれた荘厳ともいえる看板が特徴です。

「開雲堂」 料理 20686137 ローズ 231円

出典:食べるの大好きなヨッチさんの投稿

名物の和菓子だけでなく、レトロでフォトジェニックなバタークリームのケーキや、ロシアケーキなどもおすすめ。ほっこりと、懐かしい気分になれそうですね。

「開雲堂」 料理 108859753

出典:

季節によっては自慢の和菓子の中にもレトロかわいい物がお目見え。懐かしさと新鮮さが入り混ざった不思議な感情を覚えます。

開雲堂

閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

⑥市内屈指のアンティーク空間「名曲&喫茶ひまわり」

「名曲&珈琲 ひまわり」 外観 16959532

出典:スカート子さんの投稿

「開雲堂」から徒歩約1分の場所にあるのは、昭和34年創業の喫茶店「名曲&喫茶ひまわり」。洋館の街にふさわしいアンティーク家具とクラシック音楽に囲まれた、気品と安らぎを合わせ持つ場所です。雪景色が画になりますね!

「名曲&珈琲 ひまわり」 内観 24359604

出典:super_kita3さんの投稿

店内も昭和レトロな空間が広がります。ゆったりとコーヒーを口に運ぶと、まるで弘前の魅力を凝縮したようなノスタルジーと品格が身体に染み入るよう。

「名曲&珈琲 ひまわり」 料理 92736505 グラタン

出典:北海道でっかいどうさんの投稿

内装はもちろん、昭和の洋食文化を匂わせるお食事メニューもシャッターを切りたくなる光景のひとつです。

「名曲&珈琲 ひまわり」 料理 16959544

出典:スカート子さんの投稿

こちらは名物のミートパイ。熱々でサクサクっとした食感のパイ生地と、たっぷりの具がマッチしたホッと落ち着く逸品です。ジューシーなひき肉と甘みのある玉ねぎの旨みが病みつきになりますよ。

名曲&珈琲 ひまわりの詳細情報

名曲&珈琲 ひまわり

中央弘前、弘前、弘高下 / 喫茶店、洋食、サンドイッチ

住所
青森県弘前市坂本町2
営業時間
[月]  10:30 - 18:30(L.O. 18:00) [火]  10:30 - 18:30(L.O. 18:00) [水]  10:30 - 18:30(L.O. 18:00) [木]  定休日 [金]  10:30 - 18:30(L.O. 18:00) [土]  10:30 - 18:30(L.O. 18:00) [日]  10:30 - 18:30(L.O. 18:00) ■ 定休日 木曜日(祝日は営業)
定休日
木曜日
平均予算
  • ~¥999
  • ~¥999

⑦混沌とした世界観広がる「鍛治町」

⑦混沌とした世界観広がる「鍛治町」2849183

「名曲&喫茶ひまわり」から徒歩約7分で到着するのは、市内随一の歓楽街「鍛治町」です。車2台がギリギリすれ違える程度の道路沿いに、数々の飲み屋が所狭しと立ち並んでいます。

⑦混沌とした世界観広がる「鍛治町」3004855

出典:

鍛治町エリアは新旧の夜の世界が入り混じる場所です。お隣の土手町へと続く「かくみ小路」はレトロ感たっぷり。まるで一昔前の時代にタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。

⑦混沌とした世界観広がる「鍛治町」3004850

出典:

ネオンが灯る夜は見応えがありますが、昼はどことなくもの悲しい表情を写すことができます。都市とは違う規模感が、歓楽街の空気をより濃密にし、一瞬にして夜の世界に飲み込まれるような体験ができますよ。

⑧太宰が通った東北最古の喫茶店「万茶ン」

「万茶ン」 外観 178768316 外観

出典:ぶーたろう♪さんの投稿

鍛治町から徒歩約3分の「かくみ小路」には、東北最古の喫茶店であの太宰治が学生時代に通ったという「万茶ン」があります。店先にあるコントラバスのテーブルがお店の目印。木のぬくもりにさっそくほっこりします。

「万茶ン」 内観 178768317 店内

出典:ぶーたろう♪さんの投稿

創業は昭和4年。現在の店舗は移転した場所にありますが、店内には創業当時から使用されている物があちこちに飾られています。大鵬のレリーフ、レトロな照明、掛け時計など、歴史を感じる物を宝探しのように探してみると楽しいですよ。

「万茶ン」 料理 173696681

出典:d5d508さんの投稿

人気メニューは「太宰ブレンド」と名付けられたコーヒーとアップルパイ。ごろっとしたりんごの断面は、カメラ女子なら思わずシャッターを切りたくなる美しさです。静かな時間が流れる老舗の喫茶店で、のんびり一休みしてみてはいかが?

万茶ン

閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

⑨元銀行の風格漂う「三上ビル」

⑨元銀行の風格漂う「三上ビル」2849218

出典:

「鍛治町」から徒歩約5分の場所にあるのは、昭和2年に建てられ銀行として使用されていた「三上ビル」。市内で現存する最も古い鉄筋コンクリートの建物です。一階部分はバーと喫茶店が入居していて、現在も市民が多く出入りしています。ビルの造形、色、窓のつくり、どれを取っても作品とよぶにふさわしい出で立ちです。

⑨元銀行の風格漂う「三上ビル」3005008

出典:Yutaka-Sさんの投稿

離れた場所から全体像を撮影したら、一階の共有スペースまで足を踏み入れてましょう。階段の手すりや照明など、細部まで時代の空気が色濃く残っており、どこを切り取ってもレトロな写真が撮影できるはずです。

旧弘前無尽社屋の詳細情報

旧弘前無尽社屋

住所
青森県弘前市元寺町9
アクセス
中央弘前駅より徒歩約10分
営業時間
営業日や時間などはテナントによって異なります
定休日
営業日や時間などはテナントによって異なります

www.city.hirosaki.aomori.jp

➉圧巻の佇まいはため息モノ「旧弘前市立図書館」

➉圧巻の佇まいはため息モノ「旧弘前市立図書館」2849191

出典:

「三上ビル」から徒歩約5分の場所にあるのは、明治39年に建てられた「旧弘前市立図書館」。昭和6年まで市立図書館として使用されていた建物です。現代の風景に馴染みにくい八角形の双塔、重厚な存在感。カメラ旅を締めくくるにふさわしい見事な被写体は、何度でも弘前を思い出すことができる特別な一枚を写し出すことができるはずですよ。

➉圧巻の佇まいはため息モノ「旧弘前市立図書館」2849192

出典:

「有名な文豪が書を読みふけったかもしれない」、「作品を生むヒントを得たかもしれない」。様々な空想がよぎるロマンチックな体験をここですることがきっとできますよ。

旧弘前市立図書館の詳細情報

旧弘前市立図書館

住所
青森県弘前市下白銀町2-1
アクセス
「市役所前」 徒歩 JR弘前駅前 バス 15分 土手町循環100円バス
料金
【料金】 無料

忘れたくない気持ちをカメラに収めよう!

忘れたくない気持ちをカメラに収めよう!2849195

出典:

「古き良き」という言葉では言い尽くせない、モノ・コト・ヒトを大事にする文化が弘前の魅力です。カメラに写るのは、きっと「原点に立ち返る」という精神。慌ただしい日々を過ごす女性にとっては、逆に刺激的な旅になるかもしれませんね。ぜひ弘前へノスタルジーな体験をしに行きませんか?

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