【山口】泊まるだけでワクワク♪女一人旅におすすめの「ホテル＆宿」6選

絶景に事欠かない山口県は、リフレッシュしたい一人旅にぴったり。映画やCMで頻繁に使われている関門海峡、城下町の面影を残す萩、世界が注目する元乃隅稲荷神社など、一人でゆるりと巡りたい観光地が満載です。島好きな女子は“海上アルプス”と称される青海島（おおみじま）を散策してもいいかも？

そんな山口の一人旅では宿選びも大事！定番のホテルに泊まるのも手ですが、たまにはちょっとユニークな宿を選んでみてはいかが？山口には、かわいらしいゲストハウスや海辺のコテージ、猫がたくさんいる宿など、旅心をくすぐる宿泊先がたくさんそろっていますよ。以下のエリアごとにおすすめの宿をご紹介します。
●萩エリア
●山口市内
●下関エリア
●長門エリア

萩市は、浴衣や着物を着て散策したくなるような風光明媚な場所。2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台になったことで注目を集めました。情緒ある萩城の城下町のほか、松陰神社、松下村塾など、明治維新の面影を感じられるスポットも満載です。お目当ての観光地に近い宿を押さえたら、一人でゆったり旅しませんか？

最初にご紹介するのは、とってもおしゃれな「萩ゲストハウスruco」。2013年に山口県で初めてできたゲストハウスだとか。“訪れる人と萩市の日常をつなぐ場所”をコンセプトにしているため、とっても温かい雰囲気。1階のカフェは地元の人もよく利用するので、旅先で交流を楽しみたい人にぴったりです！萩バスセンターから徒歩1分の立地も魅力的ですね。

萩の地の物をふんだんに使った空間が、旅人の気分を盛り上げます。2階にあるこちらの共有スペースでも、ほかの宿泊客や地元の方との交流を楽しめます。萩の日常に溶け込むことで、この土地の“本当の魅力”を知って欲しいというオーナーの思いが随所に感じられますね。

お部屋は、女性専用ドミトリー、男女混合ドミトリー、和個室から選べます。とことん交流を楽しみたい方はドミトリー、プライベートな時間が欲しい方は和室に宿泊してはいかが？どのタイプのお部屋も清潔感があり居心地抜群です。

共用キッチンがあるので、食費を節約したい方にもおすすめです。宿泊者同士でおつまみ作りを楽しんでもいいかも？

目の前に海を望む「浜ごはん 遊縁」は、さまざまな田舎体験が楽しめる宿。ただ泊まるだけではなく、宿でも思い出に残る時間を過ごしたい方にぴったりです。家族一丸となって経営しているそうで、「農林漁家民宿お母さん100選」に選ばれている名物お母さんにも会えますよ♪お宿には須佐駅から車で5分ほどでアクセスできます。

宿泊は2組限定（完全予約制）。一人でも宿泊できる9畳のお部屋は、窓から須佐湾が見える開放的なロケーションです！冬は海景色を見ながら“こたつ”でまったりしましょう。

楽しめるイベントは季節によってさまざま。魚釣り体験、史跡探訪サイクリング、星空観察などバラエティに富んでいます！写真は、深夜に行われる「イカの水揚げ漁の見学」の様子です。開催中のイベントについては、宿予約サイトのプランをチェックするか、電話で確認してみましょう。

おすすめは夕食付きのプラン。料理好きのオーナーさんが作る夕食はボリューム満点♪なんと20品以上ものお料理が出てくるので、大満足間違いなしです。特に、地元ブランドの「須佐男命（すさみこと）イカのお造り」は絶品！新鮮なイカの旨味を堪能してくださいね。

山口市には歴史的建造物がたくさんあります。中でも訪れておきたいのが、こちらの「瑠璃光寺（るりこうじ）五重塔」。山口の代表的な観光スポットであり“日本三名塔”の一つに数えられています。美しさは五重の塔の中でNo.1との呼び声もあるほど。日中の景色はもちろん、日没から22時までのライトアップも素敵ですよ。このほか、古くから“西のお伊勢さま”と呼ばれて親しまれてきた「山口大神宮」や、約500年もの歴史を誇る「常栄寺」などもおすすめ。時間を気にせず、お目当ての場所をじっくり巡ってくださいね。

保護猫シェルターも兼ねている「てしま旅館」。敷地内の“猫庭”にはかわいらしい猫たちがいっぱいいます。一部のお部屋からは猫庭を見られるほか、猫との触れあいタイムもあり、動物好きにはたまらない宿です。お部屋や大浴場、お料理にもこだわりが満載。新山口駅から宿まで送迎サービスを利用できるのもうれしいですね（要予約）♪

お部屋は全6室。“日本の伝統色”をモチーフにしており、どれも少しずつデザインが異なります。落ち着いたこちらの和室からは、猫庭を見られます。

料理の食材にこだわっており、料理長自ら朝一番で市場に魚を選びに行くほど！伝統的な和食の中に、ささやかな驚きを演出することを心がけているそうです。写真は、人気メニューの「北浦うに会席」のお造りです。内容は季節によって異なるので、プランをチェックしてみてくださいね。

夜はスタイリッシュな大浴場で旅疲れを癒しましょう。無味無臭のお湯は柔らかい湯触りです。湯上りには、ロビーに置いてある本やCDをチェックしてみては？これらはレンタルしてお部屋に持ち込めちゃいます。一人旅にうれしいサービスですね。

下関は活気にあふれた街。本州と九州を結ぶ“関門海峡”は、その美しさからCMやドラマ、映画などに頻繁に登場しています。海辺のカフェで絶景を眺めたり、「唐戸市場」で新鮮な海の幸を堪能したり、水族館「海響館」で海の生き物と触れ合ったりして、まったり一人旅を楽しみませんか？

「uzuhouse」は割烹旅館をフルリノベーションしたゲストハウス。とってもおしゃれな空間の中に、ときどき旅館の名残が見え隠れします。宿の魅力は、なんといっても海を望む絶景のロケーション！また、唐戸市場や海響館が徒歩圏内にあるほか、遊覧船を利用すれば対岸の門司港にもサクッと行けちゃいます。最寄り駅はJR下関駅からバスで行ける「赤宮神宮前」。そこからは徒歩1分ほどで到着できますよ。

館内には海の見えるおしゃれなカフェ&バーがあります。ここで地元の人と交流を楽しむのもおすすめ♪9時から23時まで営業しているので、のんびりとおしゃべりできますよ。山口産のみかんジュース、山口県の地酒、ケーキやスナックなどのメニューにもこだわりが光ります。天気が良い日はぜひテラス席で、潮風を感じつつ絶景を堪能しましょう。

コスパのいい女性専用ドミトリーや男女兼用ドミトリーのほか、一人でも泊まれる個室（写真）、眺望抜群のデラックスルームなど、多彩なお部屋がそろっています。食事は先ほど紹介したカフェ&バーを利用するもよし。周辺の飲食店を探すもよし。共用キッチンで自炊を楽しむのも手です。

窓の外には海景色が！これはたまりませんね♪

屋上から見える景色も最高！宿泊者は無料で利用できます。日中はもちろん、夕暮れ時や夜も美しいですよ。

長門エリアは、自然と文化が調和した絶景が豊富です。鳥居×自然×海の対比が美しい「元乃隅稲荷神社」は世界でも注目を集めている絶景スポット。このほか、日本海×田んぼの絶景スポット「東後畑棚田（ひがしうしろばたたなだ）」や、紅葉×赤い神社の組み合わせが美しい「大寧寺（だいねいじ）」なども見どころです。お目当ての観光地に近い宿を押さえて、効率的に巡りましょう。

JR長門市駅からは徒歩10分ほどの「KULABO大正館」は、古い旅館を生まれ変わらせたビジネスホテル。お部屋はもちろん併設しているカフェもショップもかわいいので、幸せな気分になれますよ。“海上アルプス”と称される絶景スポット「青海島」や「元乃隅稲荷神社」などの観光の拠点にいかが？

お部屋は洋室か和室から選べます。写真は、素朴で趣のある洋室。足の裏を通じて古木の温もりが優しく伝わります。畳や障子を配したレトロな和室も素敵ですよ。どちらもホッとする雰囲気でゆったりくつろげそうです。

食事は、館内にある「カフェ360（サンロクマル）」を利用してみてはいかが？地元食材を使用したメニューはどれも絶品です。朝食は予約制なので気をつけてくださいね。ランチ、ディナーでの利用もできますよ。

「シーブリーズ1987」は海沿いにあるリーズナブルな宿。人丸駅から車で10分ほどかかるため、レンタカーを利用した旅におすすめです。2017年にリニューアルオープンしたためお部屋も設備もピカピカですよ♪

オーシャンビューのお部屋（写真）では、透明な海景色を独り占めできちゃいます。夜は波音に癒されながら心地よく眠れそうですね。そのほか、ペットも同伴できるコテージタイプのお部屋もあります。

「シーブリーズ1987」は素泊まりの宿です。食材を買い込んでBBQスペースでお肉を堪能するもよし。お部屋のミニキッチンで料理を楽しむもよし。付近にはコンビニがないので、事前に買い出しを済ませておきましょう。

一人旅の拠点の宿は、コスパの良さやアクセスの良さをメインに選びたくなりますが、たまには宿泊そのものが素敵な体験になるような宿を選んでみては？きっと、いつまでも忘れられない思い出ができますよ。