ふらっと旅に最適♪埼玉のパワスポ「秩父神社」で水占いや彫刻を堪能

仕事や家事、家族や友達、彼との関係は、途切れることなく続くからこそ、わずらわしく感じることも。思いつめるとよくないので、開運神社やフォトジェニックスポットなど女子のテンションを上げる場所へお出かけして気分転換を図りましょう。

出典：光野ホタルさんの投稿

秩父は、埼玉県北西部に位置する県内最大の市で、約80％が森林という自然豊かな場所。絶景やパワースポット、ご当地グルメなど、女子のテンションを盛り上げてくれる要素がいっぱい詰まっています。今回は、関東屈指のパワースポットとして知られる秩父三社の「秩父神社」と神社周辺の散策を楽しむので、女子友を誘ってお出かけしませんか。

出典：ハタラキバチさんの投稿

秩父へのアクセスは、西武池袋線特急「レッドアロー号」がおすすめです。西武池袋駅より全席指定で乗り換えなし、約80分で終点の西武秩父駅まで連れて行ってくれますよ。池袋発は6時台から、秩父から池袋の終電は21時台と、ゆっくり滞在できるので、週末や祝日のふらっと旅に最適です。

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旅のスタートは、西武秩父線 西武秩父駅より徒歩約15分、市街地にあるパワースポット「秩父神社」から。「秩父神社」はユネスコ無形文化遺産にも登録されている「秩父夜祭」が有名で、12月の例祭時には提灯で飾り付けられた山車の曳き回しや花火大会を楽しむ参拝者で賑わいます。一方、通常の境内は静粛に包まれ、ゆっくり参拝、ご祈願ができます。

「秩父神社」の御利益は、政治・学問・工業・開運の神様である八意志兼命(やごころおもいかねのみこと)を主祭神として祀ってあることから、合格祈願や必勝祈願、社運隆昌、開運招福、家内安全、子孫繁栄など多岐に渡ります。

出典：一息さんの投稿

本殿と拝殿をつないだ権現造(ごんげんづくり)という建築様式である「秩父神社」。鮮やかな色の彫刻が目を引く社殿が見所です。参拝後、社殿に施された左甚五郎作の美しい彫刻を見て、写真におさめ、鑑賞するのが定番となっています。

こちらは、寅年生まれの徳川家康の逸話を残す「子宝・子育ての虎」。母と子虎ですが、母はヒョウ柄。「子育ての大切さを左甚五郎が彫刻に込めて表現したから」と伝えられています。

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「秩父神社」の鬼門を守護する「つなぎの龍」。近くの「天ヶ池」に棲みついた龍があばれると、この龍の彫刻の下に水たまりが出来たそう。龍の彫刻を鎖でつなぎ止めると、龍が現れなくなったという伝説があります。

出典：一息さんの投稿

学業成就や開運のシンボル「北辰の（ほくしんのふくろう）」。体は正面の本殿に向き、頭は正反対の真北を向いて昼夜を問わずご祭神をお守りしてるそう。「ふくろう＝不苦労」ということから、開運のシンボルとして、お守りや絵馬に描かれています。

「日光東照宮」の“見ざる・言わざる・聞かざる”の三猿に対して、「秩父神社」は“よく見て・よく聞いて・よく話す”「お元気三猿」。今にも飛び出しそうなパワフルな猿たちは、見ているだけで元気になれそう。

境内の右側にある「柞の禊川(ならのみそぎがわ)」には、「秩父神社」の御神体山である武甲山の伏流水が流れています。こちらで、良縁を授かる「水占い」ができますよ。

初穂料を納めて、好きな色のおみくじを1つ選びます。

次に、おみくじの紙を広げて武甲山の源流のお水に浸します。しばらくすると文字が浮かび上がり、運勢を知ることができます。恋愛成就を叶えてくれると評判なので、友達と一緒に占ってみてくださいね。ちなみに、おみくじは境内のおみくじ結び所に括りつけるだけでなく、備え付けのビニール袋に入れて持ち帰ることもできますよ。

お守りもいただきましょう。学業成就や合格祈願のお守り、「お元気三猿」や「つなぎの龍」などの社殿彫刻根付守など多数のお守りがあります。自分の分だけでなく、友達や家族の分もいただいて、お土産にするのも良いかもしれませんね。

池袋からノンストップで参拝したので、疲れたのでは？そんなときは、秩父神社社務所と同じ建物の1階に入っている「喫茶 柞（ははそ）」でひと息つましょう。「喫茶 柞」は、建物の奥に位置しているため立ち寄る人が少なめ。大きな窓から外の景色を眺めつつ、飲み物と甘味で一服できますよ。

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メニューは、コーヒーや抹茶、ソフトドリンク、あんみつや温かいぜんざい、パフェやアイス、ケーキセットなど。抹茶につく茶菓子「秩父名物・秩父自慢」は、秩父神社大鳥居の前にある老舗和菓子店で購入できますよ。

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「秩父神社」から徒歩でもバスでも約20分～25分の場所にある「見晴らしの丘」。緑豊かな自然に囲まれた「羊山公園」の北側にある小高い丘です。秩父市の街を一望できる桜の名所として人気。秩父神社「秩父夜祭」の打ち上げ花火がきれいに見えるビュースポットでもあります。

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「羊山公園」はとても広く、園内の北側には「見晴らしの丘」以外にも資料館や美術館があります。南側には芝桜の名所である「芝桜の丘」、羊が飼育されている「ふれあい牧場」、子どもの遊び場「わんぱく広場」などがあり、自然と動物に触れあいながら散策を楽しめます。

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カフェ巡りに加えたいのが、「秩父神社」から徒歩約3分の場所にある「泰山堂カフェ」。登録有形文化財に指定されている、正真正銘の古民家カフェです。カウンターとテーブル、あわせて14席ほどの小さな店内は、ジャズが静かに流れる大人が落ち着ける空間です。

出典：KANA3さんの投稿

メニューは、ケーキと飲み物のセットのみ。ケーキも飲み物も種類が豊富で美味しいと評判ですが、お店の看板商品「ヌガーグラッセ」は絶品です。ナッツやドライフルーツが練りこまれたグラッセは、キューブ型にカットし、ベリーソースでデコレーションされたどこかクラシカルな装い。ほんのり冷たく、ほんのり甘い、お店の雰囲気にマッチした一品です。

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「秩父神社」の表参道（番場通り）は、昭和レトロなカフェが点在するカフェ巡りが楽しめるエリア。そんな番場通りで個性を光らすのが「まほろバル」、今人気のクラフトビールの専門店です。しっかり目やドライなタイプ、フルーツ感あふれるビールまで。多彩なフレイバーにお酒好きならきっと気に入るはず。

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「ビール飲み比べセット」は、3種類と5種類のセットがあり、好みのクラフトビールがあれこれチョイ飲みできます。秩父麦酒工場直送なので、鮮度抜群、最高の状態で味わえますよ。昼から貴重なクラフトビールが飲めて、秩父麦酒を使った自家製唐揚、秩父産の野菜を使った小皿料理、埼玉のブランド豚を使ったメニューもいただけますよ。

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「ホテル美やま」は、西武秩父駅からタクシーで約15分、「秩父神社」からならタクシーで約10分、日頃の疲れと散策の疲れを癒してくれる温泉宿。川のせせらぎや鳥の美しい歌声、自家源泉の温泉、秩父の会席料理、そして女性には色浴衣の貸し出しと無料ネイルのサービスもあるので、女子旅のお泊りにぴったりですよ。

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客室は、エリア最大級の広さを誇る「露天風呂付客室」を選択。お部屋のテイストは純和風、モダン和風、アジアン和風が用意されており、落ち着く畳のお部屋と眺めの良い露天風呂でくつろぎのひとときが過ごせます。自家源泉の温泉は大浴場で24時間、好きなときに好きなだけ堪能できます。

「露天風呂付客室」の夕食は、一品一品丁寧に心を込めて仕上げた会席料理で秩父の旬を、客室で味わえるのも魅力。お部屋食だから、秩父の地酒や秩父ワインとのマリアージュも心置きなく楽しめますよ。朝食は、館内のラウンジで和食中心のヘルシービュッフェで1日のスタート。

出典：たあぼさんの投稿

素敵な彫刻とユニークな占いで気分を晴れさせてくれる、「秩父神社」。日頃の疲れや人間関係のわずらわしさを感じたら、ふらっと電車に乗って「秩父神社」の神さまからパワーをいただいてくださいね。