2016年06月07日
300円にぎり締めて買いにいこう!東京の昭和を感じる駄菓子屋さん
突然ですが、「駄菓子」と聞いて思い浮かぶものは何ですか?最近ではコンビニやスーパーでも見かける「駄菓子」ですが、“昔と同じものでもなんだか違う…”そんな風に感じることはありませんか?やはり、あの雰囲気、あの狭さ、年季の入った棚や、優しく時に厳しいおばあちゃんがいないと物足りない!ということで、昭和の空気を残す駄菓子屋さんを都内で探してみました。放課後や遠足の前日に、予算内で何を買うか最大限頭を絞って考え抜いたあの頃に戻ってみませんか?
昔はどこの町内にもあって放課後はいつも子どもたちで賑わっていた駄菓子屋さん。学校が終わればお小遣いを持って集まり、自分で楽しむものと友達とシェアするもののバランスを考えつつ、予算内でできるだけ買えるか必死に計算!時にはおばちゃんに叱られながら、色んなことを学べる場所が駄菓子屋さんでした。
昔ながらのお店は時代とともに減ってしまいましたが、現在も昭和の雰囲気のまま営業している貴重なお店を都内エリア別にご紹介します♪
江東区豊洲にある大川商店さんは、戦後間もない頃から続く歴史あるお店。店内で食べられるもんじゃ焼きに駄菓子をトッピングするのが常連さんの楽しみ方らしく、ベビースターラーメンや魚肉ソーセージがオススメだそうです。
大川商店
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
創業100年を越える稲垣商店さんは、品川区の新馬場駅そばにあります。厳しくも温かい目で子どもを見守るおばちゃんが、ご近所づきあいが盛んだった昭和の良い雰囲気を感じさせてくれます。
品川区の新馬場駅そばの駄菓子屋。稲垣商店。
— 土橋 真 (駄菓子屋研究家) (@dagashiyaro) 2014年12月19日
厳しいと有名だった名物おばちゃん、実は子供達を思うとても優しいおばちゃんでもある。 pic.twitter.com/enJQLbDizw
稲垣商店の詳細情報
世田谷区下馬の住宅街にある「たいやきや コバヤシ」さんは、駄菓子とたい焼きが買えるお店です。店内には小さいですが駄菓子のスペースがあって、商品がキレイに陳列されています。たい焼きはパリパリの羽根とモチモチの生地で、目の部分にはなんと甘納豆付き!とってもキュートです。
たいやきや コバヤシ
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
千駄木駅近くの駄菓子屋木村屋さんは、木枠のショーケースをはじめ什器すら「これぞ駄菓子屋!」という雰囲気のお店です。セルフで取るイカゲソ串などの乾物系の駄菓子もたくさんあって、昭和のレトロ感漂うお店は今も昔も子どもたちの憩いの場になっています。
懐かし駄菓子屋さん (@ 木村屋 in 文京区, 東京都) https://t.co/5mO2ArnwvQ pic.twitter.com/9af1YTUxOd
— tatsu8_3 (@bh5944) 2015年2月28日
駄菓子屋木村屋
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
雑司ヶ谷、鬼子母神堂の境内にある上川口屋さんは、なんと1781年創業!現在営業している駄菓子屋さんの中で日本一古いお店で、店主のおばあちゃんは13代目だそう。ジブリ映画「おもひでぽろぽろ」の駄菓子屋シーンのモデルにもなったお店としても知られています。
あと、そうこう箒さん(@soukouhouki)のツイートでその存在を知った池袋駅南側、鬼子母神社境内にある駄菓子屋さん、"上川口屋"へも行ってきました今回。
— Mirai Yamazaki (@ateliertakanari) 2015年3月23日
おばあちゃん、籠一杯に入れたお菓子だけをみて合計金額を暗算しちゃうのです。 pic.twitter.com/d84xQxOy2i
上川口屋の詳細情報
荒川遊園地前にある「こどもの家きくや」さんは、駄菓子だけでなくもんじゃ焼きとやきそばまで食べられるお店で、子どもたちにとってちょっとした食堂的な存在です。駄菓子コーナーではカゴの代わりに段ボールを使っていて、昔ながらの雰囲気を味わえます。
【こち亀で読んだ下町のもんじゃ焼き!!】
— へんてこグルメガイド (@asobikikaku) 2016年3月6日
あらかわ遊園近くの「こどもの家きくや」では昔ながらのもんじゃ焼きができる駄菓子屋だ!
駄菓子を食べながらもんじゃを焼き、ラムネを飲む…最高だ!https://t.co/75jiew7pFR pic.twitter.com/T2wfO4Qy1m
こどもの家 きくや
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
いかがでしたか?今なら食べたいものを食べたいだけ「大人買い」もできちゃいますが、せっかくなら300円ルールを守り、あの頃のように本気で駄菓子を選んでみませんか?