2016年07月08日
富士宮のテッパン観光といえば!白糸の滝&富士宮やきそば
富士宮を観光するなら、まず押さえておきたいのが「白糸の滝」と「富士宮やきそば」。「白糸の滝」は“日本のナイアガラ”と例えられ、観光百選滝の部で1位にも輝いた日本有数の名瀑の一つです。さらに、「富士宮やきそば」もB級グルメのトップに名を連ねた実績を持つ、富士宮の名物グルメ。この2つを制さずに、富士宮観光は語れません!その魅力をご紹介します。
静岡県東部にある「富士宮市」は、豊かな自然に囲まれ、世界遺産にも登録された富士山を麓まで見渡すことができます。周辺には、富士山の噴火でできた溶岩洞穴「人穴」や、日本五大桜でも有名な「狩宿の下馬桜」などがあります。
また、鎌倉幕府を開いた源頼朝公が巻狩り(大人数で四方から囲みながら行う狩猟)の際に、富士宮の様々な場所へと足を運んだ足跡なるものが残されていることでも有名です。
富士宮と言えば、「白糸の滝」と「富士宮やきそば」が全国的にも有名です。「白糸の滝」は世界遺産の構成遺産に指定され、「富士宮やきそば」はB-1グランプリで日本全国にやきそばブームを巻き起こしました!そこで今回は、富士宮観光には外せないこの2つについて詳しくご紹介します。
富士宮市にある「白糸の滝」は、富士講の開祖である長谷川角行(かくぎょう)が修業を行った場所として、戦国時代末~江戸時代初期には富士講を中心とする多くの人々の巡礼や修行の場として知られることになりました。
1936年(昭和11年)には、国の名勝・天然記念物に指定。さらに1950年(昭和25年)には、「観光百選滝の部」で見事1位に選ばれ、日本を代表する名瀑として人気を集めています。最近では、世界遺産に認定された富士山の構成遺産としても知られていますね。
「白糸の滝」は、地中に浸み込んだ富士山の雪解け水が、長い年月をかけて湧き出したことにより出来た滝です。落差20m、幅150mの湾曲した絶壁から、大小様々な滝が流れてこの美しい光景を作り上げているのです。まるで、絹糸を垂らしたような美しい筋が何とも言えず魅力的ですね。写真からも分かるように、鮮やかにブルーがかった水は水面下が透けて見えるほどの透明度があります。
源頼朝公は、巻狩りの際に「白糸の滝」に訪れていて、このような一句を残しています。
『この上に いかなる姫や おはすらん おだまき流す 白糸の滝』
この句は、細い糸を垂らすように流れるこの滝の姿を、「女性的な美しさ」に例えて表現しています。
「白糸の滝」と合わせて見ておきたいのは、隣接する「音止の滝」です。「音止の滝」は、富士宮市を流れる富士川水系の一級河川である芝川の本流にかかる滝です。
落差25mの絶壁から轟音を上げて流れ落ちることから、女性的な美しさで例えられる「白糸の滝」と対照的に、男性的な豪快な滝として親しまれています。「白糸の滝」と「音止の滝」を比較して見てみるのも楽しみの一つですね。
東名富士I.Cより車で約35分。JR富士宮駅より「白糸の滝行き」バスで約30分
*2016年5月24日より「白糸の滝」付近の交差点で、ラウンドアバウト(環状交差点)が試験導入されています。お車で行かれる方は、ラウンドアバウトでの交通ルールを事前に確認しておくと良いです。
白糸の滝 | 静岡県富士宮市
安全性、情報の更新性の観点から外部サイトのURLを削除しております。
「富士宮やきそば」の特徴には、地元ならではのルールが決められているんですよ。
1.市内の4つの製麺業者の富士宮やきそば蒸し麺を使用
2.炒める際に使用する油はラードを使用(天然素材の植物油でも可)
3.肉かすを加える
4.だし粉(イワシの削り節)をふりかける
5.キャベツは富士宮の高原キャベツを使用
6.ソースは各店独自の味
7.やきそばに添えるものは紅ショウガが多い
8.トッピングもOK(エビやイカ、タコ、肉、卵、ホルモンなど)
9.使用する水は富士山の湧水を用いる
10.強い火力で厚めの大きな鉄板で炒める
11.焼き方は店の主人が焼く店や、客が自分で焼く店がある(どちらでもOK)
12.皿に盛って食べるも良し!厚い鉄板で温めながら食べるも良し!
JR富士宮駅より徒歩8分(浅間大社前)。新東名新富士I.Cより西富士道路経由を車で約15分。
※白糸の滝とは車で約20分ほどの距離です。
富士宮やきそばアンテナショップの詳細情報
富士宮やきそばアンテナショップ
富士宮、西富士宮 / 焼きそば、郷土料理
- 住所
- 静岡県富士宮市宮町4-23 お宮横丁
- 営業時間
- [月] 10:00 - 17:00(L.O. 16:30) [火] 10:00 - 17:00(L.O. 16:30) [水] 10:00 - 17:00(L.O. 16:30) [木] 10:00 - 17:00(L.O. 16:30) [金] 10:00 - 17:00(L.O. 16:30) [土] 10:00 - 17:00(L.O. 16:30) [日] 10:00 - 17:00(L.O. 16:30)
- 平均予算
- ~¥999
- ~¥999
「富士宮やきそば学会」以外にも、富士宮やきそばを食べれるお店はたくさんあります!お店によって味もトッピングなども違うので、味比べなどしてみるのも楽しいかもしれませんね。ぜひ、あなたに合った”お気に入り”のお店を見つけてみてはいかがでしょう?
下記の記事でおすすめ店をご紹介しています♪
富士宮は、日本が誇る霊峰「富士山」を麓まで観ることのできる地で、何より雄大な自然に囲まれた場所です。高原では放牧されている牛を見ることもでき、肌で自然を感じることができます。富士宮は、ドライブにもピッタリの観光地です。富士宮にお寄りの際は、ぜひ「白糸の滝」と「富士宮やきそば」を堪能してみてくださいね。