2016年07月31日
横浜中華街のパワースポット「横浜媽祖廟」のご利益がすごい!
風水を意識して作られた中華街にあって、そのご利益で話題になっているのが『横濱媽祖廟(よこはままそびょう)』です。今回は、開港から150周年を迎えた2006年に創建された“横濱媽祖廟”についてご紹介いたします。
横浜中華街には「牌楼(パイロウ)」と呼ばれる門が10基あります。10基ある門の中でも、街の東南西北に建っている朝陽門、朱雀門、延平門、玄武門の4つの門には、それぞれ方位をつかさどるといわれている神獣と色がデザインされています。
街を構成する色や素材など、さすが風水を重んじる中国人が作った街というべきでしょうか。風水学的には街そのものがパワースポットといってもいいほどです。
朱雀門方面に2006年に建立された『横濱媽祖廟(よこはままそびょう)』はあります。「天后宮(てんごうきゅう)」と書かれた、中国特有の色使いに装飾が施された門をくぐると、その先には階段と八角形の「廟堂」があります。廟堂と門との間を繋ぐように赤い提灯が並んでいます。その様子は中国そのものといった雰囲気を味わえます。
横濱媽祖廟に祀られているのは、航海の安全を守るといわれている天上聖母・媽祖(まそ)。媽祖は「天后」ともよばれています。
女神媽祖のほかにも横濱媽祖廟には、玉皇上皇(ご利益/国泰平安)や月下老人(縁結びの神様)、註生娘娘(子宝の神様)、文昌帝君(学問の神様)、臨水夫人(安産の神様)、福徳正神(ご利益/金運招財・財産安全)がまつられています。
【ご利益】家内安全、商売繁盛、心願成就、開運成就、身体健全、社運隆昌、交通安全、 旅行安全、厄難削除、合格成就、安産祈願、息災延命、良縁成就、無病息災、除災招福
媽祖廟は2006年にできたばかりと比較的新しい寺院ですが、そのご利益は「恋に効く」「金運が上昇する」とすでに話題になっていて、横浜のパワースポットの一つとして人気を博しています。
横浜関帝廟からの横浜媽祖廟へ!
— 南月結良 (@MINAZUKIYURA) 2016年6月17日
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境内の売店では、線香・金紙・お守りなどが販売されています。参拝方法は、線香を焚いて神様に願い事を伝えます。そのため、祭壇の手前には線香用の大きな香炉がおかれています。線香は有料になるので、売店で購入してください。
「天の神様の香炉 玉皇上帝」から順番に、「媽祖の香炉 天上聖母」、「臨水夫人 註生娘娘の香炉」、「文昌帝君 月下老人の香炉」、「土地の神様の香炉 福徳正神」の順に香炉へ線香を供えて参拝します。
線香の煙は、自分と神様との通信手段だといわれています。神様の前で線香を焚いている間は心を静めて邪心を捨てましょう。純粋な心を表すことで、神様から良き導きを授かるといわれています。そして、願い事が叶ったら、神様にお礼参りを忘れないようにしましょう。
香を供えて参拝後、階段の脇にある黒い塔のようなものが「金亭」です。お供えした金紙をこの金亭で燃やして、神様へ奉げます。ここで金運上昇のお参りをした後、宝くじで100万円が当たったとお礼に訪れた男性もいたといいます。その話が口コミで広がり、金運上昇に効果があると評判になっているのだそうです。
願い事をするときに金紙をお供えします。願いがかなった時には、お礼の気持ちをこめて再び金紙をお供えします。
媽祖廟では10種類を超える種類のお守りや護符、魔除ブレスレットなどを購入することができます。「恋に効く」と評判の「良縁セット」も授かることができます。
中央に縁の字が書かれた、可愛らしいピンク色の巾着型の「良縁祈願のお守り」。中には良縁を結んでくれるといわれる赤糸と祈念縁紙が入っています。このお守りのパワーを最大にするために行っておきたいことがひとつ。お守りを授かったらまずお線香の煙にくぐらせ、3回お守りをまわすということ。こうする事でお守りのパワーが最大になるといわれています。なるべく自分が購入した線香がいいそう。もちろん、お願い事がかなったら、忘れずにお礼を伝えに来ましょう。
おみくじは、竹筒に入った棒くじと、神筈(しんばえ)という木製の三日月型をした神具を振って行います。
①竹筒を振る際に、頭の中にお尋ねしたいことを具体的に思い浮かべます。
②竹筒を振り、飛び出てきた1本を抜いて下部に書かれている番号を確認。
③次に神筈(しんばえ)を両手で包み、○番で良いですか?と神様に尋ねながら床に振ります。
④神筈(しんばえ)が表と裏の組み合わせが出たら「その番号でよい」という神様からのお答えになります。
神様から「よい」といっていただけるまでこの流れをくり返さなくてはなりません。「神様に尋ねる」という行動が、おみくじの説得力を増しているのかもしれないですね。
毎年1月には、開廟を祝う「媽祖祭(まそさい)」が開催されます。神殿での神事や新生児成長祈願のほか、媽祖神を乗せた神輿が獅子舞や龍舞、将軍とともに中華街全域をねりあるく盛大な神輿巡行などにぎやかに執り行われます。
媽祖廟にお祀りされている縁結びの神様『月下老人』の生誕日は、旧暦8月15日です。この日にお参りされると良いご縁(男女の縁、仕事・商売・人間関係などの縁)が結ばれるといわれています。
毎年7月7日に、縁結びの神様である「月下老人」に、男女の縁・仕事・商売・人間関係などの良縁成就を祈願する「良縁祭」が行われます。なお、良縁祭は事前のは申込が必要になります。締め切りはその年によって違うので6月に入ったら公式HPをチェックしてください。
媽祖廟は七夕の今日が良縁祭。
— 灯’s-あかり- (@tomoscandle) 2016年7月7日
仕事終わりに中華街へ。
良縁祈願して、自転車で横浜スタジアムを通るとちょうど花火が!!
なんか、いい風吹いてる! pic.twitter.com/V39Q9fLFBd
昼間は観光客でで混雑していますが、夜は比較的人が少なくゆっくり観光したり、写真を撮る事ができます。夜になるとライトアップされるので、昼間とはまた違う雰囲気を楽しむことができます。提灯の明かりがとてもエキゾチックで幻想的です。まるで海外にきているかのような錯覚さえしてしまいそうな空間です。
2006年にできたばかりの比較的新しいお寺ではありますが、そのご利益の確かさで人気を集めている横浜中華街・媽祖廟。関帝廟は知ってるけれど、媽祖廟には行ったことがないという方もいらっしゃると思います。次回の中華街訪問の際は、ぜひ媽祖廟へも足を延ばしてみてください。
横濱媽祖廟の詳細情報
七夕情報です。7/7(土)横濱媽祖廟は、縁結びの神様として知られる月下老人に良縁を祈願する「良縁祭」を開催。男女の縁だけでなく、仕事、家庭等の様々な縁も祈願できるようです。申込みは7/4まで。良縁の成就を願う方はお早めに。横浜媽祖廟は、元町・中華街駅3番出口から徒歩3分です。
— みなとみらい線 (@mm21railway) 2012年7月3日