一人でも大丈夫！大阪観光中に行きたいオススメの串カツ店9選

大阪では串揚げのことを串カツと言います。お肉を揚げていなくても全部「串カツ」です。有名なのは、シンプルに素材を揚げてソースをたっぷり付けて食べるものです。最近ではそれに加え、「創作系」と呼ばれる一工夫加えた串カツ屋も増えてきました。創作系では、素材同士を組み合わせることで新たなるハーモニーを生み出しています。付けるのもソースとは限らず、塩や付けずにというものまで。今回はそんな「王道系」と「創造系」に分けて紹介していきます！

串カツといえば外せない老舗

串カツといえばだるま、二度付け禁止といえばだるまです。揚げたての串カツを特製秘伝のソースにドバッとつけて食べるのが“だるま流”なのです。メディアでもよく取り上げられていること、本店自体が小さな店舗のため常に行列ができています。その人気は海外にも広まっています。

昭和の時代を今に伝える店舗

大衆酒場の雰囲気そのもので、梅田駅から近いこともあり店内はサラリーマンで溢れます。席はなくカウンターに立てばキャベツが出てきて、食べたい串を注文します。シェリー酒や月桂樹の葉などソースには一工夫加えられており、じっくりと味わって欲しいソースです。

ぶ厚め衣の串カツをガブリ

八重勝は、串カツの聖地・新世界で「だるま」と並ぶ行列店です。衣に山芋が入れられているので、ふんわりとし油切れもよいのが特徴。ソースは素材が凝縮したフルーティな香りがあり、サラサラ系です。観光客も多く、中国や英語など多言語メニューも対応しています。

リーズナブルな値段で串カツを食べるならここ！

梅田駅周辺と難波の2店舗があるこの店は、リーズナブルな値段で串カツを楽しむことができます。ここの衣はやや薄付きで、カリッと揚がっています。たっぷりの油で揚げるため、揚げたては衣の上に油が見えるほどです。この油をソースにつけて適度に落として食べます。ソースは酸味の効いたウスターソース系。

築100年の蔵でいただく創作串カツ

レストランでの経験があるシェフによる串カツは、甘めの衣が特徴です。大阪の繁華街・心斎橋にあるとは思えない落ち着いた雰囲気の店内で、素材×食べ方×ソースにこだわった創作串を楽しんでください。アボカドの練乳ソースの串カツやバナナの串など、スイーツ系の串カツもあります。

寡黙な大将の手仕事による創作串

若者の街・アメ村にありながら、大人の雰囲気漂う串カツ屋。大将が試行錯誤を重ね生み出した創作系串カツが堪能できます。オススメは烏賊のウニのせ。創作系の中でもワインに合う串が多いため、ワインを1本頼んで定番のおまかせコースを注文するのがベターです。キスや牛肉などから始まりストップと言うまでたくさんの串を味わうことができます。

ミシュランガイドにも掲載の串カツ屋

ミシュランガイドで1つ星も貰う実力派で、素材へのこだわりが味にも表れています。素材そのものを味わえるシンプルなものから、創作系まで幅広いメニュー展開をしており、シャトーブリアンやフォアグラ、ウニといった高級食材を使用した串カツを堪能できます。シャンパンやスパークリングワインを片手にどうぞ。

串カツの新たなる進化を感じる店

オフィス街にある串カツ屋で、創作系の串が楽しめます。季節ごとの素材を活かし、鯵×桃というメニューもある意外性抜群のお店です。その他にも、巾着ピザやラザニア、チャプチャ春巻きなど串カツのイメージを大きく変えるメニューがそろっています。そして串カツの可能性を追求する店主により、新しいメニューも登場するのでリピーターも多いお店です。

サイドメニューのどて焼きが評判の店

ここの店では、サイドメニューの「どて焼き」が人気。「どて焼き」とは、牛筋とこんにゃくを味噌で煮込んだもので、これを目当てに「てんぐ」に訪れる人も多いみたいです。牛筋のやわらかさと、甘い白味噌が病み付きになりますよ♪

大阪に来て、粉もんは食べたぞという方は次は串カツ屋に行ってみましょう。来る人拒まずの大阪で生まれた串カツ屋は、一人でもウェルカムです。むしろ、大阪人は一人で串カツを楽しむことが多いのです。王道系と創造系、両方の串カツを堪能してくださいね♪