ベイスターズの本拠地・横浜スタジアム内のおすすめグルメ9選

「ハマスタ」という愛称で親しまれている「横浜スタジアム」は、1978年に完成した多目的スタジアムであり、現在では横浜DeNAベイスターズのプロ野球公式戦開催がメインとなっています。かつてマシンガン打線と恐れられたベイスターズは2012年、モバゲーを運営する「ディー・エヌ・エー」が親会社に。さらに球場の運営会社も買収したことから、チームとスタジアムが一体となった企画が行われるようになりました。

横浜DeNAベイスターズは「I ☆ YOKOHAMA」が合言葉。☆の部分を「LOVE」と読ませます。2016年には神奈川県内の小学生や幼稚園児および保育園児に対して、チームのキャップを無料配布するなど地元密着型のチーム作りが行われており、多くの観客たちがベイスターズの応援に集まります。

完成当初はプロ野球を開催する球場の中で、日本一両翼(ライト側とレフト側の外野部分)が広いとされていたのですが、次々と新しいスタジアムが誕生した結果、現在では最も狭い球場となってしまいました。その分、ホームランも多数出るようになり見応えのある球場でもあります。

ずんぐりとした顔と体型が特徴の、横浜DeNAベイスターズマスコット「DB.スターマン」。本当はハムスターがモチーフなのですが、サイズが大きいため「たぬき」と呼ばれることも。好きなモノは「美味しいもの」と「モバゲー」というキャラクターです。

スタジアムのグッズショップ前にも、「DB.スターマン」の像が設置されています。この顔を見るとホホをふくらませているのでリスにも見えますね。グッズショップでは、チームや選手関連の応援グッズなどが多数販売されています。

かき氷の上に、たくさんのみかんとシロップがかかっている「みかん氷」。何とスタジアム内だけで10店以上のショップが取り扱っているハマスタの名物なのです。暑い日はもちろんのこと、涼し気な風が吹く日でも食べたくなる程よい甘さのスイーツです。

ハマスタでは「みかん氷」に続く、新たな名物として「ベイカラ」を誕生させました。味が濃い目となっており、チーズの香りが立ち昇る美味しい唐揚げです。また球団がオリジナルで醸造したという「ベイスターズラガー」など、魅力的なグルメやドリンクが次々と登場しています。

スタジアム内だけでなく、試合開催日には球場周辺にもグルメワゴンが集結していますので、入場前にこちらで購入しておくのも一つの手です。

横浜と言えば「崎陽軒のシウマイ」ということで崎陽軒のショップが出店していたり、選手寮のカレーの味が体験できたりするなど魅力満載のハマスタグルメ。ここからはスタジアム内のグルメを、ビジター(3塁側)そしてホーム(1塁側)の順でご紹介します。

「崎陽軒のシウマイ」がカレーをまとう！新感覚グルメ

横浜の名物として欠かすことができない「崎陽軒のシウマイ」。普通に食べても美味しいですが、ハマスタではカレーや中華丼そして揚げ焼きそばなどにシウマイを入れたメニューを提供しています。ジューシーなシウマイは、食べ応えのある一つの具材として大活躍！新感覚の食べ方を試してみてください。

ちなみに、崎陽軒のショップはホーム(1塁側)にも「内野BAY SIDE店」として出店していますよ。

カレーを食べるならハーベストにお任せ！種類もいっぱい♪

「ハーベスト」はカレーの専門店。通常のカレーだけでなく様々なトッピングが添えられたカレーを扱っています。コロッケや唐揚げは一般的ですが、メンチカツや鮪カツなども。揚げ物を単品で注文して、ビールのおつまみにするのも良いですね。感じ方は人それぞれですが、ルーは刺激たっぷりの辛さです。

食事系におつまみ、みかん氷まで何でもござれのショップ

「ダイナマイトボウル」は一つのショップで、たくさんのメニューを取り扱っています。ハマスタを代表するグルメ「みかん氷」はもちろんのこと、おなかを満たすのに最適な麺類やホットドッグなどが販売されています。ちなみに1号店の横には2号店があり、こちらではアルコール飲料を含むドリンク類を提供。

選手プロデュースメニューが盛りだくさん！期間限定メニューも♪

ハマスタを訪れたら、やっぱり選手プロデュースメニューを食べてみたいですよね。ベイスターズを代表する三浦大輔投手の「これは不変の味！番町丼」や、ラミレス監督の「We win today!スキヤキボウル」などを販売。期間限定というケースも多いので、見かけたらぜひどうぞ。ヘルメットに盛りつけられたスイーツも、器が良いお土産になりますよ。

ビールやワイン、ハイボールとアルコールドリンクが充実したショップ

スタジアムでビールやワインを片手に野球観戦ができるのは、お酒好きの人にとって至福なひと時。「スナック アンド ドラフトビアー」では、ハマスタオリジナルの「ベイスターズエール」をはじめ、たくさんの種類のアルコールドリンクを扱っています。おつまみや弁当も並んでいるので、一つのショップで必要なものが揃いますね。

あの有名選手も食べた！選手寮のカレーが味わえる店

「ブルースターホテル＝青星寮」ということで、ベイスターズのルーキー選手が寝泊まりしている寮のカレーの味を、ファンも食べることができる店。「青星寮カレー」は普通盛りだけでなく、選手が食べるようなライスとルーたっぷりの「選手盛」もあります。

2016年のルーキーである柴田竜拓選手は、このカレーを毎日食べていると話し、寮と同じ味だと断言。1年目ながらレギュラーに定着したキャッチャーの戸柱恭孝選手も、商品PRに一役買っていました。

食べ応えのある料理をチョイスするならこちら！

太麺で食べ応えのある「ハマスタ ナポリタン」や「バッファローチキン」、そして「グリルバーガー」などガッツリ系のメニューが食べたい時は、こちらのお店へどうぞ。味付けも濃い目になっているのでビールとの相性は抜群。そして、かき氷にトロピカルフルーツが乗ったメニューもあります。たまには「みかん氷」ではなく、こちらを選んでみては？

スピーディな野球を見つつ、ゆったり沖縄タイムも楽しむ！

「沖縄時間」と書いて「おきなわタイム」と読ませます。こちらは沖縄料理やオリオン生ビールを扱うショップであり、ソーキそばやサーターアンダギーそして泡盛と、沖縄グルメの有名どころを網羅しているお店。野球はスピード感たっぷりですが、観戦する側としては沖縄料理を食べつつゆったり過ごすのも良いですね。

今日はどの弁当にしよう？「DeNAユニフォーム弁当」もあります

スタジアムでは食べやすい弁当を用意しておきたいもの。ハマスタでは弁当の団体予約が可能です。観戦の記念になりそうな「DeNAユニフォーム弁当」などもあり、種類が豊富なのでどれにしようか迷ってしまうかも。横浜らしさあふれる「シウマイ弁当」や人気の「焼きとんトロ弁当」もおすすめ。

チームカラーである青い風船(スタージェット)が、球場の盛り上がりに合わせて星のように上空をきらめきます。ベイエリアにある横浜スタジアムは、「横浜、プロ野球のある街」というコンセプトのもと益々地元密着型の球場として愛され続けているのです。「みかん氷」や「ベイカラ」、「ベイスターズラガーエール」といった名物片手にベイスターズ観戦を楽しみましょう！