2016年10月11日

弘前観光なら、弘前城とレトロモダンな洋館めぐりを楽しもう
青森県弘前市といえば「弘前城」が有名ですが、洋館やレトロな喫茶店などが多く残っており、異文化を感じられる街でもあります。城下町と西洋の文化が色濃く残るハイカラな街・弘前の観光スポットをご紹介します。
青森県弘前市にある「弘前城」。江戸時代に建造された天守や、槍、城門などが今でも残っており国の重要指定文化財に指定されています。お城がある弘前公園は、市民のために開放され春になるとソメイヨシノが咲き、秋の紅葉も鮮やかで見事。
弘前駅からは、徒歩だと約30分程度かかりますが弘前公園行きの土手町循環(100円バス)で行けば10分ほどで到着です。
お城が動く!現在工事中~
現在、弘前城は石垣の改修工事の為、全体を移動させる「曳屋」という方法で工事をしています。天守を丸ごと台座に乗せて、レール移動をして工事をするという光景はなかなか見られません。
移動した天守は一般公開しているので、もちろん見学もできます。中に入ると、現在行われている「天守曳屋工事」の様子と、弘前城の城下町の街並みを再現した模型を展示しています。
弘前公園総合情報
住所:青森県弘前市下銀町1
電話番号:0172-33-8739
アクセス:弘前駅からバスで約17分、市役所前バス停下車すぐ
料金:(天守・北の郭)おとな310円、子ども100円(弘前城植物園)おとな310円、子ども100円
※共通券はおとな510円、子ども160円
時間:(天守・北の郭)4月1日~11月23日は9時~17時、さくらまつり期間中は7時~21時
(弘前城植物園)4月1日~11月23日は9時~17時、さくらまつり期間中は9時~18時
休日:(天守・北の郭)11月24日~4月中旬
赤いドームが目印!「旧弘前市立図書館」
弘前公園に近く、弘前市の観光拠点でもある「弘前市観光館」。すぐそばに建つのはレトロな「旧弘前市立図書館」です。
明治時代の日露戦争の戦勝記念に建てられ、左右両端に八角塔をもつルネサンス様式の外観が特徴的。外壁を漆喰で塗るなど日本の伝統技法を取り入れ、昭和6年まで市民図書館として利用されていました。
現在は、無料で公開されています。
旧弘前市立図書館|観る・歩く|公益社団法人 弘前観光コンベンション協会
住所:青森県弘前市下白銀町2-1
電話番号:0172-82-1642(弘前市教育委員会文化財課)
アクセス:弘前駅からバスで約17分、市役所前バス停下車すぐ
料金:入館無料
時間:9時~17時
休日:無休
美味しいランチも食べられる!「旧東奥義塾外人教師館」
旧弘前市立図書館からすぐ近くの場所にある「旧東奥義塾外人教師館」。県内初の私学校で英語教師として招かれた外国人の住居として使われていました。現在は外国人一家が暮らしていた当時の様子を再現しており、2階にある書斎や寝室などを見学できます。
見学した後は1階にあるフレンチレストラン「サロン・ド・カフェ・アンジュ」でランチをとるのもおすすめ。フランス料理のコースもありますが、じっくり煮込んだミンチ肉ソースをトッピングしたミートライスも絶品。
旧東奥義塾外人教師館|青森県観光情報サイト アプティネット
(公社)青森県観光連盟が運営する観光情報サイト。青森県全域の見どころ、モデルコースなど青森のオススメ情報をいち早くお届けします!
住所:青森県弘前市下白銀町2-1
電話番号:0172-37-5501(弘前市立観光館)
アクセス:弘前駅からバスで約17分、市役所前バス停下車すぐ
料金:入館無料
時間:9時~18時
休日:無休
洋館のカフェ「アンジュ」でひと休み
サロンドカフェアンジュの詳細情報
土蔵造と豪華な内装に注目!「青森銀行記念館」
弘前公園のほど近くにある「青森銀行記念館」。こちらは青森ではじめての国立銀行で、現在では記念館として保存されています。
弘前出身の大工棟梁・堀江佐吉によって建てられた、木造2階建てのルネサンス様式の造りで重厚な雰囲気。
明治期の洋風建築と和の要素を組み合わせた趣のある内装で、館内には貨幣や紙幣、金庫が展示されています。
大会議場の天井一面に貼られた金唐革紙(きんからかわし)は必見です。
トップページ|青森銀行記念館
青森銀行記念館のトップページです。このページでは観覧期間、観覧時間、休館日、観覧料、無料開館日などの観覧案内をご紹介しております。
住所:青森県弘前市元長町26
電話番号:0172-33-3638
アクセス:弘前駅からバスで約13分、本町バス停下車、徒歩3分
料金:おとな(高校生以上)200円、小中学生100円
時間:9時30分~16時30分
休日:4月~11月の火曜日、12月~3月(弘前城雪灯籠まつり開催期間中は開館)
ミニサイズのレトロな建築が集まる!「ミニチュア建造物」
小さいもの好きにはたまらないミニチュア。弘前市内にある「ミニチュア建造物群」では、1/10のサイズで再現した建造物が並びます。
今でも現存する建物や、解体されたものまで可愛らしいレプリカをみることができます。小さいながらも精巧に作られており、実物をみた後にみると感慨深いものがあります。
ミニチュア建造物|観る・歩く|公益社団法人 弘前観光コンベンション協会
住所:青森県弘前市下白銀町2-1
電話番号:0172-37-5501(弘前市立観光館)
アクセス:弘前駅からバスで約17分、市役所前バス停下車すぐ
※見学自由
実業家の別邸でティータイム「藤田記念庭園」
弘前公園に隣接している「藤田記念庭園洋館」。弘前市出身の藤田謙一氏が、東京出身の庭師を招いて造らせたといわれる江戸風の日本庭園です。 総面積は約21,800m2(約6,600坪)もあり、東北地方の中では平泉毛越寺庭園に次ぐ大きな庭園です。
岩木山を借景として素晴らしい景色が望めるほか、ハナショウブ、ツツジの群落、滝などを眺めながら庭園散策も楽しめるのが魅力。
大正浪漫喫茶室の詳細情報
藤田記念庭園 | 一般財団法人弘前市みどりの協会
住所:青森県弘前市上白銀町8-1
電話番号:0172-37-5690
アクセス:弘前駅からバスで約17分、市役所前バス停下車,徒歩6分
料金:おとな310円、こども(小中学生)100円
時間:9時~17時
休日:無休
津軽の文化を肌で体感!「津軽藩ねぷた村」
毎年、200万人以上が訪れる青森のねぶた祭り。弘前ではねぷたと言いますが、ここ「津軽藩ねぷた村」では、江戸時代の燈ろう型ねぷたなどを展示しているほか、津軽地方の各種民工芸品の製作・体験ができます。また、津軽三味線の名手による、生演奏を聴く事もできます。その他にも、レストランやお土産店などがあるので、ここでしか買えないものを探すのもおすすめ。
津軽藩ねぷた村ホームページ
「津軽藩ねぷた村」は弘前公園向かいにある観光施設。弘前ねぷたを展示しているほか、津軽の民工芸品の製作実演・体験、津軽三味線の生演奏など津軽を丸ごと体感できます。
住所:青森県弘前市亀甲町61
電話番号:0172-39-1511
アクセス:弘前駅からバスで約17分、文化センター前バス停下車、徒歩8分
料金:おとな550円、中高生350円、小学生200円、幼児(3歳以上)100円
時間:9時~17時(12月~3月は~16時)
休日:無休
本州最北の五重塔に注目!「最勝院」
弘前城の近くにある「最勝院」も桜の名所ですが、紅葉も魅力です。
江戸時代、弘前藩3代目藩主・津軽信義が津軽統一の戦いにおける戦没者を供養するために建立されたといわれており、国の重要文化財に指定されています。街からも見える五重塔は、東北一の美塔とも言われており、赤いカラーと自然とのコントラストが美しい。弘前城とともに散策を楽しみたいスポットです。