2016年03月31日
ドラマのロケ地にもなった高知県・四万十川で沈下橋巡りやカヌーを満喫!
四万十川といえば、「日本最後の清流」と言われる、自然のままの川。高知県を流れています。この清流にはここでないと味わえない大自然の魅力がいっぱい詰まっているんです。そこで今回は四万十川の魅力をご紹介したいと思います!
「日本最後の清流」という呼ばれ方をする四万十川。自然豊かな高知県の不入山(いらずやま)を水源とし、たくさんの支流と混ざり合いながら太平洋へ注ぐ196kmに及ぶ長い川です。護岸がされていない自然のままの河原と豊かな山に守られて、日本で唯一、今でも川漁師が多くいるといいます。流域に暮らす人々は、常に川とともにあり、まさに自然と共生しています。そんな清流は、訪れたどんな人にも楽しさと癒しを与えてくれるでしょう。今回は様々ある四万十川の楽しみ方の中から、代表的なものをご紹介したいと思います!
四万十川の楽しみ方といえば、やはり何と言っても「沈下橋巡り」ではないでしょうか?四万十川には47もの沈下橋があり、もちろん国内河川ではダントツの多さです。
沈下橋とは、川面のすぐ上にかけられた欄干も何もない橋のことで、増水時にその名の通り川の下に沈んでしまう橋のことです。これは、台風などで川が荒れた時に流れの抵抗となるものを極力減らし、水面に沈んでしまうことで橋の崩壊を間逃れるための手法ですが、中にはそれでも壊れてしまう橋もあります。その都度修理しながらずっと同じ風景を守っているなんて、とても素晴らしいことですね。観光客にも地元の人にも人気のある沈下橋をいくつかご紹介します。
四万十川の詳細情報
ドラマ「遅咲きのヒマワリ」の舞台になった沈下橋
ドラマ「遅咲きのヒマワリ」の舞台として一躍有名になった、四万十川の一番下流にある沈下橋。一番下流にあるので当然四万十川の沈下橋の中で一番距離が長い橋です。夏場は川の下で水遊びも出来ますし、ドラマの舞台となった丈太郎の家もすぐそばにあります。「川辺のコテージ」という宿泊施設ですので、宿泊客がいる時に中に入ることはできませんが、外から見てもそのままの風景が待っています!
佐田沈下橋の詳細情報
川の蛇行が絵になります
こちらもよく観光パンフレットなどに写真が使われるので有名な沈下橋です。ちょうど川がS字に蛇行する場所にかかっているので、雄大な景色が堪能できます。沈下橋はあくまで生活道路ですので、近隣に大きな橋がないと、車が通ることも多々あります。この手すりも欄干もない橋を渡るのは怖そうですが、地元の人は慣れているんでしょうね。
カヌーで橋の下を駆け抜けていくのも爽快です。このエリアでは、よくカヌーを見かけます。もちろん橋の下へ降り、水辺を楽しむこともできますよ!
岩間沈下橋の詳細情報
水遊びのメッカ?
こちらは「釣りバカ日誌」で舞台になった沈下橋。また、「沈下橋ダイブ」ができることでも有名です。この辺りの流れは穏やかで水深も深いので可能なのですが、橋の高さも高めなので、水量によっては危険なこともあるそうですので、勝手にダイブしないよう気を付けましょう。(近隣のカヌーショップなどではその日の水深を確認してやらせてくれるところもあるようです)
勝間の沈下橋の詳細情報
穴場的なひっそりとした沈下橋
佐田の沈下橋の次にある、下流から二番目の沈下橋です。佐田の橋よりひっそりとした印象の生活道路。この辺りも水深がある為、夏場には地元の子供達の水遊び場と化し、橋からダイブする子達も出てきます。橋そのものも小さめで、近隣に建物が少ないこともあり、落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。
三里の沈下橋の詳細情報
陸路で沈下橋を巡るのも楽しいですが、船で沈下橋をくぐるのも楽しいですよ!ということで、もう一つの楽しみ方は、四万十川のクルージングです。自分で漕いでも、のんびりと行っても、極上の風景と風を味わえます。あなたはどの方法で行きますか?
四万十川はカヌーイストが多い川です。そして、ショップも流域にたくさんありますので、初心者でも体験することができます。インストラクターさんの講義を受けていざ水面へ!音もなくスイスイと進む気持ちよさは、普段の生活ではできない特別な体験!初心者でも抜けられそうな緩めの瀬にトライできたりもしますので、ぜひチャレンジしてみたいですね!
家族旅行や友達同士など、大勢いるなら連帯感が増すラフティングがオススメ。初心者の場合はそんなに急な瀬には入らないので、和気藹々と楽しむことができますよ。ショップによっては、寄り道して水遊びをしたり、水深のあるところを選んで沈下橋ダイブをさせてくれるところもあります!みんなで力を合わせて瀬を越えよう!
自分で漕がないとクルージングができないというわけではありません。屋形船なども充実していますので、美味しいお料理と一緒にのんびりと川を楽しむ。なんていうのもいいですよね!四万十川の屋形船は、周遊タイプの出発地と帰着地が一緒のものが多めですので、立ち寄りで気軽に利用できるのもオススメポイントです。
四万十 川の駅 カヌー館の詳細情報
四万十川では鮎やウナギ、手長海老など様々な川の恵みを味わうことができます。今でも専業の川漁師が多いので、捕れたてをいただけるのが嬉しいですね。せっかく四万十川に来たのだから、ぜひこの恵みを堪能しなくちゃ!
四万十の恵みを堪能できる道の駅の食堂
テーブル席から四万十川の絶景を望める、川沿いにある道の駅「とおわ」の食堂です。四万十川の恵みである、手長海老や天然のゴリ、アオサ(川苔)などがいただけます。また四万十ポークも、カツ丼やカツカレーなどで味わえますよ。食後は道の駅で買えるソフトクリームがオススメ!お土産の買い物も出来ちゃうのがポイント高いですね!
とおわ食堂の詳細情報
とおわ食堂
十川 / 郷土料理、うなぎ、うどん
- 住所
- 高知県高岡郡四万十町十和川口62-9 道の駅とおわ内
- 営業時間
- [月] 09:00 - 10:30 11:00 - 16:00(L.O. 15:30) [火] 09:00 - 10:30 11:00 - 16:00(L.O. 15:30) [水] 定休日 [木] 09:00 - 10:30 11:00 - 16:00(L.O. 15:30) [金] 09:00 - 10:30 11:00 - 16:00(L.O. 15:30) [土] 09:00 - 10:30 11:00 - 16:00(L.O. 15:30) [日] 09:00 - 10:30 11:00 - 16:00(L.O. 15:30) ■ 営業時間 ※夜は宴会のみの予約制となります。 ■ 定休日 毎月最終日曜日(ただし、おかみさん市バイキング実施11:00~14:00)
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
屋形船でいただく川の恵みに舌鼓!
こちらは佐田の沈下橋たもとにある屋形船と食堂を営むお店です。また川漁師もされているので、予約をして運が良ければ四万十の天然うなぎを食べることができます。こちらのお店では、屋形船での宴会も受けていて、四万十の恵みに舌鼓を打ちながら屋形船で川を楽しむという贅沢な体験ができるんです!
さこや - 国見/うなぎ [食べログ]
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
いかがでしたか?四万十の風物詩や見どころは他にもたくさんあります!是非一度四万十川に訪れて、沈下橋巡りやアクティビティを楽しんでみてください。そして、四万十ならではの味を堪能してくださいね♪