安藤忠雄の建築美と自然を楽しむリゾートスポット「淡路夢舞台」

出典：シャルパンティエさんの投稿

今では、花が咲きほこり四季折々の景色で訪れる人を楽しませてくれる「淡路夢舞台」。元々は土砂採掘地だった、荒れた土地に「人によって壊された自然を、新たに人の手によって蘇らせる」という想いで建設されました。奇跡の星の植物館、淡路島国営明石海峡公園、国際会議場、ホテル、プロムナードガーデン、野外劇場などの施設からなる、巨大なランドスケープに溶け込む複合文化リゾート施設施設なんです。

出典：元気玉さんの投稿

ギネス世界記録にも認定されている明石海峡大橋を渡れば、本州から車でのアクセスは抜群！フェリーを使って本州の明石港から淡路島の岩屋港まで行くこともできますよ。気軽に行くなら、高速バスがおすすめです。

神戸市のJR三ノ宮駅から高速バスに乗るとたった45分で到着。「淡路夢舞台」の中にあるウェスティンホテル淡路前まで連れていってもらえます。今回は、海を見おろす丘にできた夢の園・淡路夢舞台の楽しみ方をご紹介します。

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世界的にも有名な建築家・安藤忠雄氏が「時空を超えて自然と共生する」をテーマに設計した「淡路夢舞台」。一見、無機質に見える灰色の色合いは、周囲の自然の美しさと見事に溶け合い、主張しない美しさがあります。人の手によってつくられた洗練された建築の美しさと、自然が生み出す素朴な美しさの対比と調和を楽しむことができるんです。

出典：na6ce_99さんの投稿

山の斜面に沿って、あらゆる方向から階段状となった、まるで迷宮のような「百段苑」。100個もの花壇が広がります。世界のキク科の植物が楽しめます。

「百段苑」の上からは大阪湾が一望でき、晴れた日には和歌山まで見えるんです。海を見ながら少しずつ下りていくと、見える景色が万華鏡のように変わっていきます。

出典：spelunkerさんの投稿

打ちっぱなしのコンクリートの楕円フォーラム。壁面の日時計は、淡路夢舞台のシンボルなんです。デジタルではない時の流れを感じて、迷宮に入りこんだような気持ちになります。楕円の中から眺める空は、いつもとは違った景色に見えるかもしれませんよ。

出典：ぴちょんさんの投稿

淡路夢舞台には、「山回廊」と「海回廊」の2つの回廊があるんです。「楕円フォーラム」を通ると2つの回廊を行き来できるようになっていますレストランの屋上にあたる「海回廊」には、千の噴水と100万枚のホタテ貝を敷き詰めた「貝の浜」があります。ホタテ貝は、なんと1枚1枚手作業で敷き詰められたものなんです。

出典：たーみんさんの投稿

回廊を歩いていると、ザザザッと水が落ちてくる場所があります。さざ波が立ち、水しぶきがあがります。海の側にある淡路夢舞台ならではの、水の演出です。

出典：鹿丸さんの投稿

「奇跡の星の植物館」は、自然の素晴らしさや美しさを五感で体感できる「淡路夢舞台」のシンボル施設です。珍しい花と緑の展示が楽しめます。森と海に包まれた青い星地球はたくさんの生き物が暮らす、まさに「奇跡の星」だということを再認識すること間違いなしです。

出典：鹿丸さんの投稿

無機質な打ちっぱなしのコンクリートの中を、エレベーターで上にのぼっていくと現われるのが緑あふれる空間！そのギャップに感動します。この演出は、何もない裸の大地に再生した自然を表現しているかのようです。

出典：マティーさんの投稿

「奇跡の星の植物館」内では踊りなどのイベントをしていることも。花に包まれてのパーティや結婚式も行われます！

展示されている植物でお正月など季節のイベントを表現！家庭で楽しむガーデニングディスプレイの参考にもできちゃいますよ。クリスマスにはおごそかな雰囲気が漂うクリスマスイルミネーションが楽しめます。

出典：ogamasaさんの投稿

「ポケモン」のキャラクターにありそうな植物や、樹齢300年にもなるアロエの一種など珍しい植物もたくさん！ガーデニング好きにはたまりません。

出典：北摂 麺次郎さんの投稿

「淡路夢舞台」のレストラン街にある「きとら」。新鮮な海の幸をが食べられる海鮮料理屋です。

出典：hikari_gokeさんの投稿

淡路はなんといっても海の幸です！食べごたえのある刺身と天ぷら、茶碗蒸しなどついてボリュームたっぷりの「きとら特製定食」。瀬戸内海の身の引きしまった鯛は絶品ですよ。

ハンバーグと熟成黒毛和牛ステーキが自慢の「島の台所 熟成黒毛和牛専門店 MEAT LAB 淡路島」。子どもから大人まで楽しめる、ふっくらジューシーなハンバーグが食べられます。開放感あふれるお庭を眺めながらのランチは格別です。

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そして、淡路と言ったらジューシーで甘い玉ねぎ！「淡路島産オニオンロースト」は、淡路の恵みを丸々ローストした贅沢な一品です。

「百段苑」からおりてきたら、ちょっと休憩。淡路島の牛乳でできた「トムズスタジオ」では、淡路島牛乳からできたソフトクリームが食べられます。ミルクそのものを食べている感じですよ。

「奇跡の星の植物館」を少しみおろす場所に「ミラクルプラネットカフェ」があります。遠い熱帯に行かなくても自然を身近にしながらお茶を飲んでいると幸せな気持ちになります。

出典：yama0117さんの投稿

桜香る、さくらティラミスは少し酸味がありつつも、やさしいお味です。散策に疲れた体にぴったりです。

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「淡路夢舞台」敷地内には、高級ホテル「ウェスティンホテル淡路」が入っています。せっかく「淡路夢舞台」を訪れたならリゾート雰囲気を味わえるホテルに泊まるのがおすすめ！天井が高くて、光をふんだんに採りいれたホテル内。外から見るよりもずっと広々開放的です。

出典：ひげフサフサさんの投稿

太陽の光が降り注ぐラウンジでは赤い花をかたどった印象的な椅子がお迎え！ここで記念に写真撮影をする人も多いんです。そして、絶対に訪れて欲しいのが、ウェスティンホテル淡路内にある「海の教会」。神秘的な空間が広がります。

最後に番外編としてご紹介するのが「渡舟」。「淡路夢舞台」から車で5分ほど、歩いても15分くらいで行ける地元の漁師さんのお店です。昔はトラックやタクシーの運転手さんしか知らないお店でしたけど、最近はその新鮮な魚料理が評判を呼び、行列ができるお店になってしまったんです。

出典：くぴぷちさんの投稿

ぜひ食べて欲しいのが、シラスの卵汁がついた「生シラスたっぷり丼セット」！生シラスは新鮮さが命。限られた期間でしか食べられません。