ジブリ「風立ちぬ」に出てきた「シベリア」を食べよう in関東

ジブリ「風立ちぬ」に出てきた「シベリア」を食べよう in関東

スタジオジブリ制作の「風立ちぬ」に出てきた「シベリア」というお菓子を知っていますか?カステラで羊羹(またはあんこ)をサンドしたシンプルなスイーツ。しかし、一度食べると虜になること間違いなしなんです。なかなか目にする機会がなくなってしまった「シベリア」ですが、今も変わらずに作り続けているお店があります。今回は、関東地方で「シベリア」を作っているお店をご紹介しましょう。

2017年03月26日

こんなお菓子、見たことありませんか?

「コテイベーカリー」料理 1110524 横浜桜木町 コテイベーカリー シベリヤ なんと340円

出典:umai.tvさんの投稿

カステラ……のような、羊羹……のような? こんなお菓子は見たことありませんか?
これは、「シベリア」というお菓子です。大正から昭和にかけて人気を博したお菓子で、スタジオジブリ制作の「風立ちぬ」で再び有名になりました。今では、大手パンメーカーからも発売されているので、お店で見たことがある人も多いのではないでしょうか。

「シベリア」はこんなふうにして生まれました

「シベリア」はこんなふうにして生まれました1110516

出典:izzuo119さんの投稿

「シベリア」が生まれたのは、明治後半から大正初期にかけてと言われています。「シベリア」が作られていたのは、和菓子屋さん……ではなく、なんとパン屋さん!

「シベリア」はこんなふうにして生まれました1110504

出典:タケセブンさんの投稿

パンを焼いた後の窯の余熱でカステラを焼き、あんぱんの残りの餡を羊羹にして挟んだのが始まりと言われています。当時、子どもにとって「シベリア」は「子どもが食べたいお菓子No.1」。卵と砂糖をたっぷり使ったカステラに、甘い羊羹が挟まっているなんて、夢のような食べ物だったのです。

どうして「シベリア」っていうの?

どうして「シベリア」というのかには、いくつかの説があります。

1.シベリア鉄道説

1.シベリア鉄道説1110503

出典:tatsu8823さんの投稿

カステラを雪原に、羊羹を雪原を走るシベリア鉄道に見立てて「シベリア」と名付けた説です。

2.シベリア出兵説

2.シベリア出兵説1110501

出典:itokonさんの投稿

当時の人々にとって、シベリアは「シベリア出兵」などがあったこともあり、耳慣れた外国の地名でした。そこで、ちょっと洋風なこのお菓子に、馴染みのある海外の地名「シベリア」を当てたとする説です。

3.従軍パティシエが作った説

3.従軍パティシエが作った説1110498

出典:Evelineさんの投稿

「シベリア」を考案したのが、日露戦争に従軍したパティシエさんだったからとする説があります。

4.羊羹=ツンドラ説

4.羊羹=ツンドラ説1110497

出典:TR3 PG@さんの投稿

羊羹をシベリアの永久凍土(ツンドラ)に見立てたとする説もあります。

4.羊羹=ツンドラ説1111340

出典:空色しずくさんの投稿

このほかにもいくつか説がありますが、「シベリア」の名前の由来ははっきりしていません。また、製法や考案者も明らかになってはおらず、シンプルな見た目に反して非常に謎が深いお菓子です。

実は「シベリア」は絶滅にひんしている!?

ふわふわのカステラとしっとりとした羊羹のハーモニーが美味しい「シベリア」ですが、実は……食べられるお店が少なくなっているんです。

というのも、「シベリア」は意外と手間がかかるお菓子で、町のパン屋さんやお菓子屋さんでは作るのが困難になってきているからなのだとか。

カステラを焼いて切って、羊羹をサンドすれば完成! というわけではなく、カステラを焼いた後、溶けた状態の羊羹を流し込み、その上にカステラをかぶせているんです。手間はかかりますが、一度食べれば虜になってしまうのが「シベリア」。現在では作っているお店も少なくなってきましたが、今もお店の厨房で手作りのシベリアを製造しているお店があるのでご紹介しましょう!

関東で美味しい「シベリア」が食べられるお店3選

今回は、関東地方にスポットを当てて、3か所ご紹介します。

サンモリッツ名花堂

「サンモリッツ名花堂」外観 1110534

出典:Cat heavenさんの投稿

「サンモリッツ名花堂」は、東京の元麻布にあるパン屋さんです。街のパン屋さんの面影を色濃く残す店内は、どこかレトロで落ち着く佇まい。

「サンモリッツ名花堂」料理 1110533 シベリア

出典:チョッパオさんの投稿

こちらの「シベリア」は、しっとり・ふわふわのカステラと少し固めの羊羹のバランスが絶妙です。カステラと羊羹はしっかり一体化しており、一口かじればノスタルジックな甘さが口の中に広がります。

「サンモリッツ名花堂」料理 1110532 懐かしのシベリアとアップルクーヘン★
昔ながらのお店がいい感じ〜!

出典:グリーンパフェさんの投稿

ほかにも様々なパンが売られているので、「シベリア」と一緒にどうぞ。

サンモリッツ名花堂の詳細情報

サンモリッツ名花堂

麻布十番、六本木、赤羽橋 / パン、ケーキ

住所
東京都港区元麻布3-11-6
営業時間
[火~日] 6:00~20:00
定休日
月曜、木曜、年始
平均予算
  • ~¥999
  • ~¥999

データ提供

カトレア

「カトレア」外観 1110535 外観

出典:つ・よ・き・ちさんの投稿

東京の森下にある「カトレア」は、カレーパンの元祖といわれるお店です。看板メニューはもちろん「カレーパン」。

「カトレア」料理 1110536 シベリア

出典:もねさんさんの投稿

しかし、「シベリア」もカレーパンに負けず劣らずの美味しい逸品。

「カトレア」料理 1110538 玉子カステラに水羊羹をサンドしたシベリア

出典:たけとんたんたさんの投稿

こちらの「シベリア」に使われているカステラは、卵の風味がしっかり感じられるもの。これが甘めの羊羹と実に相性が良いです。

カトレアの詳細情報

カトレア

森下、清澄白河、菊川 / パン、サンドイッチ

住所
東京都江東区森下1-6-10
営業時間
[月~金] 7:00~19:00 [土・祝] 8:00~18:00
定休日
日曜日(月曜の祭日)
平均予算
  • ~¥999

データ提供

コテイベーカリー

「コテイベーカリー」外観 1110542

出典:rhubarbさんの投稿

「コテイベーカリー」は、横浜市の花咲町にあります。

「コテイベーカリー」その他 1110541 シベリアはこんな感じです

出典:みかりんこさんの投稿

創業から変わらぬ製法で作られている「シベリア」は、優しい味わい。

「コテイベーカリー」料理 1110540

出典:oishiitabiさんの投稿

羊羹は甘さ控えめですが、周りのカステラはしっかり甘く、牛乳やコーヒー、緑茶が欲しくなります。

コテイベーカリーの詳細情報

コテイベーカリー

桜木町、日ノ出町、馬車道 / パン、パン・サンドイッチ(その他)

住所
神奈川県横浜市中区花咲町2-63
営業時間
[月〜土] 9:00〜19:00 [祝] 10:00〜19:00
定休日
日曜 その他、不定休あり
平均予算
  • ~¥999
  • ~¥999

データ提供

どこか懐かしい「シベリア」は、ノスタルジックな味わい

シンプルで、どこか「ほっ」とする素朴な味わいの「シベリア」は、一度食べたらハマッてしまうこと間違いなし。ちょっぴりノスタルジックな「シベリア」を食べながら、「風立ちぬ」を鑑賞してみるのもおすすめです。

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