2024年08月25日
雄大な自然を満喫!秩父で泊まりたいステキな旅館10選
埼玉県の西部に位置し、都心からも電車で約1時間30分の距離ながら、豊かな自然を誇る秩父は県内有数の観光地。一年を通じて雄大な景色を私たちに見せてくれるので、何回も訪れたくなるスポットです。そこで今回は、秩父旅行の際に泊まりたいステキな旅館をご紹介します。素晴らしい泉質の温泉や、様々な工夫を凝らした料理にお部屋など魅力的な旅館ばかり。どこか懐かしい風情の秩父の旅館で、日常から解放されてのんびり過ごしてくださいね。
「羊山公園の芝桜」
春の野を一面に染める「羊山公園の芝桜」や、激流を筏で下る「長瀞ライン下り」など四季折々の雄大な自然を堪能する観光スポットが豊富な秩父。都心とは寒さが全く違うことで生まれる氷の芸術「三十槌(みそつち)の氷柱」のライトアップはその幻想的な風景に心奪われます。近年注目のパワースポット、標高約1,100mに鎮座する「三峯神社」の凛とした空気にふれて、心身浄化しちゃいましょう。
「長瀞ライン下り」
今回は秩父市を中心に、冬の「尾ノ内氷柱」が人気の小鹿野町(小鹿野温泉)や桜の名所「美の山公園」がある皆野町、アニメ「心が叫びたがってるんだ。」の舞台となった横瀬町など、秩父郡を含めた広域から、秩父の自然が感じられる10軒の旅館をピックアップしました。雄大な山並みと渓谷を眺め、良質な温泉に癒され、のんびりしちゃいましょう♪
これからご紹介するホテル・宿まとめ
※表示価格はすべて税およびサービス料込み
絵本『月の姫』に出会い、宿の周りに竹林があることから「竹取物語」をテーマにして造られたお宿。温泉から竹やぶが見えたり、個性豊かな部屋が揃っていたりと随所に施された工夫に乙女心がくすぐられます♪
「竹影の湯」。天然岩を使用した浴槽からは裏手の竹やぶが見えるようになっています。「帰天の湯」は檜造りで、差し込む朝日が月へと繋がる道のように感じられ、ロマンチックな気分に浸れますよ♪
「なよ竹(10畳和室)」。本館のお部屋は全部で6室あり、その中でも1階にある「なよ竹」は大人の女性へと成長したかぐや姫をモチーフにした部屋です。室内にちりばめられたオブジェが「竹取物語」の世界へ誘ってくれます。一棟貸しの離れ「かぐや」は露天風呂付客室で、さらに贅沢気分が味わえますよ。
料理にもこだわりを見せるお宿で、秩父の山や川の恵みを味わえる会席料理がいただけます。秩父の地ビールや地酒、無濾過・無加熱の樽出し「生ワイン」も用意されているので、ご主人が作る自家製の燻製と一緒にどうぞ。
詳細情報
708年にここ「和銅黒谷」で発掘された銅で造られたのが、日本で最初の流通貨幣「和同開珎(わどうかいちん)」。そんな歴史ロマン感じる地で湧き出た「和銅鉱泉」は、秩父七湯で最も古い温泉で“薬師の湯”とも呼ばれてきました。その良質な温泉が楽しめる「ゆの宿 和どう」は、テラス付きやバリ風の客室、畳の上にベッドの和モダン客室など女性好みのおしゃれな旅館なんですよ。
「バリ風のお部屋」。和モダン客室や露天風呂付きの客室のほかに、バリ島のホテルのような部屋が設えられています。和のイメージを持たれがちな秩父において、海外のリゾート気分が味わえるというのは嬉しいもの。さらに、陶器の露天風呂も付いているので、入浴しながら目の前の自然を独り占めできちゃいます!
「大浴場・岩鏡」。2つの露天風呂からは、旅館のすぐ近くを流れる横瀬川の川面を眺めることができます。野鳥が水浴びをしている姿が見られることもあり、豊かな自然が感じられます。岩風呂「岩鏡」には秩父固有の石材「秩父蛇紋石(蛇柄の石)」を使用。大自然の懐に抱かれながらのんびり湯につかり、都会の喧騒を忘れてくださいね。
月ごとにテーマを変えて提供される懐石料理の他に、旬と風土を大切にしたという創作料理もあります。食べる前に撮影したくなるような美しさで、仲居さんが創作料理に込められた思いとともに説明してくれるので、一口一口がより味わい深く感じられます。
公式詳細情報
創業は江戸文政10年(1827年)から長きにわたり秩父の地で愛され続けている旅館。秩父に34ヶ所ある札所巡りの門前宿として利用されてきました。つるっとした卵の白身のような肌ざわりから「卵水(たまごみず)」と呼ばれる美肌温泉をぜひ体験してください。
こちらは「もみじの間」という露天風呂付きの客室で、窓からは豊かな緑が見えています。また、江戸文政10年(1827年)から残っている8畳の和室など、どの客室も心落ち着く空間です。お帳場(フロント)の吹き抜けも見事で、建物の歴史が感じられます。
公式詳細情報
新木鉱泉旅館の詳細情報
江戸末期に創業した老舗旅館である「柳屋」は、手打ちそばの宿として人気を集めています。ご主人が打つ香り豊かなそばと、山の恵みである山菜の天ぷらの組み合わせは最高!ロビーには囲炉裏があり、お宿到着時はほっと一息、温泉の後にちょっと休憩、などくつろいでくださいね。
一番のウリは何と言っても手打ちの秩父そば。豊かな香りが自慢のおそばは、ぜひくるみだれもお試しください。四季折々の秩父の食材を用いたヘルシーな山の料理は女性にも好評♪山菜だけでなくアカシアの花が天ぷらとして登場することも。
秩父七湯の一つ「柴原温泉」は、江戸時代より湯治場として人気を集めてきました。「白美身の湯」と名付けられたお湯は敷地内の井戸からくみ上げられている単純硫黄泉です。浴室はこだわりの木造りや檜風呂など自然に溶け込む風情でのんびりくつろげますよ。
今は新館が宿泊施設になりますが、木造3階建ての旧館(使用されていません)は130年以上前の建物で、平賀源内が宿泊したという説も。古き歴史の趣を残すために建物自体は残されていますので、こちらも眺めてちょっぴりタイムスリップ気分を味わっちゃいましょう。
公式詳細情報
100年以上の歴史を誇る奥秩父の隠れ宿。館内には無料の貸切露天風呂や気軽に楽しめる足湯もあります。部屋の窓からは奥秩父の山々を眺めることができ、耳には心地よい川のせせらぎと豊かな自然に心癒されます。
公式詳細情報
谷津川館の詳細情報
明治後期に創業した歴史ある宿で、館内各所にレトロなアンティーク品を並べるなど、当時の面影を今に伝えています。また、「香り豊かな花のおもてなし」をテーマに、季節の花々が飾られ、客室には茶香炉のやさしい香りが漂う女性好みのお宿です。心ほっこりするあたたかな空間で、日常を忘れてリラックスしてくださいね。
旅館の名物「上州牛のしゃぶしゃぶ」では、ヘルシーで上質な旨味の上州牛の良さが堪能できます。秩父の新名物と呼ばれている鹿肉のローストなど、秩父ならではの山の恵みを存分に楽しむことができますよ。
大浴場と貸切専用の露天風呂があります。貸切露天風呂はコンパクトながらも、プライベートな空間で温泉が満喫できますよ。のんびりお湯につかって癒されましょう♪
「ロビーの囲炉裏」。売店には女将がセレクトしたという秩父土産が並び、名産品の絹織物「秩父銘仙(ちちぶめいせん)」の着付け体験もできます。また、女性は好きな色柄の色浴衣を選べるので、お好みの浴衣を着てロビーの囲炉裏でゆっくりと過ごしてみては。
公式詳細情報
囲炉裏端で食事ができる旅館として人気を集める「小鹿荘」。味はもちろんのこと、炭火の香りやパチパチと爆ぜる音など、五感をフルに楽しませてくれる食事タイムに心踊ります。
「囲炉裏懐石」。焼いても良し、煮ても良しと様々な調理法に活用できる囲炉裏料理では、塩を振って焼いた川魚や、イノシシやシカ鍋が心もお腹も満たしてくれます。秋から春にかけては、お祝いの席で食べられてきた「えびし」と呼ばれる秩父の郷土料理も味わえますよ。
「ひのき風呂」。アルカリ泉質の赤谷温泉は「大竜寺源泉」を使用。石風呂とひのき風呂の2種類があり、ともに露天風呂が併設されていて、昼は緑の間からふりそそぐ陽の光が目に優しく、夜は星の瞬きが聞こえてきそうな静寂に包まれます。昼と夜で全く異なる趣をお楽しみくださいね。
旅館の歴史は140年以上と古いですが、玄関脇にはさらに長く花を付けてきた樹齢200年の梨の木が植えられています。建物の後ろには山々が見え、初夏は緑がまぶしく秋には赤く色づくなど四季折々の美しい風景を楽しむことができます。
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200年の歴史がある農家屋敷を活用した趣ある建物に、元力士が当主を務めるユニークなお宿です。広々とした敷地に客室が全6室という贅沢な造りで、純和風の落ち着いた空間が広がります。4ヶ所の無料貸切風呂の1つ、薪焚きの「五右衛門風呂」や蔵を改装したバーなど、懐かしい田舎の雰囲気を楽しんでくださいね。
「宮本家外観」。農家屋敷と聞くと何だかほのぼのとした雰囲気をイメージしますが、かなり立派な豪邸で、初めて訪れた人は驚くかもしれません。夜に灯りの灯った風情は、TV番組で和風ナイトビューとして紹介され話題に。客室には「当主の間」に「嫁の間」、そして「隠居の間」と面白い名前が付けられています。
「里山いろり料理」。当主が元力士ということで、やはり食べてみたいのはちゃんこ料理。自家製農園で収穫した野菜や里山の食材を盛り込んだ鍋を、囲炉裏の火で温めます。川魚や野菜の囲炉裏焼きも絶品で、滋味あふれる食材が体の中から健康にしてくれます。
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宮本家の詳細情報
標高が417mと秩父の中でも高所に位置するため、抜群の眺望を誇り、旅館の周りに雲海が広がることも。雄大な秩父の自然を堪能できる自然観賞や季節のイベントなど様々な楽しみ方があるので、ぜひ参加して奇跡の絶景を堪能してくださいね。
「宿を包む雲海」。標高417mというのは、ロウバイや梅の花で有名な標高497mの宝登山(ほどさん)クラスなので、旅館の周りに雲海が出現することがあります。もちろん天候や気温次第ですが、その幻想的な光景を一度は目にしたいですね。
地産地消がモットーの「スタンダードコース」。自家菜園や直売所から仕入れた新鮮な食材を用いて、田舎料理を仕立ててくれます。毎朝手打ちした「朝打ちうどん」に、かまどで炊いたご飯、手作りこんにゃくなど懐かしい味わいに心も満たされます。
大浴場からも美しい景色を堪能できます。秩父連山や上越・日光の山々まで一望でき、夜には満点の星空が広がるんですよ。天然温泉でゆっくり過ごせば、日ごろの疲れも吹き飛びそうですね!
公式詳細情報
薬草風呂につかって自家製の果実酒を飲む…そんなリフレッシュタイムを過ごしてみませんか?「丸山鉱泉旅館」は古くから薬草風呂の宿として人々を癒してきた森の中の一軒宿です。香りが良く薬効高い秩父産の薬草をふんだんに使用した薬草風呂は、美容と健康に感度の高い女性なら要チェックですよ♪
※写真はイメージです。
秩父で採れた薬草。「ドクダミ」・「マタタビ」・「オオバコ」・「マツブサ」・「ヨモギ」・「ゲンノショウコ」など、秩父で育った薬効の高い薬草100%使用。これらを鉱泉で煮出しているのだから効能の高さが期待できますよね。
公式詳細情報
丸山鉱泉旅館の詳細情報
ライトアップされた冬の「三十槌の氷柱」はその美しさに感涙しちゃう女子も♪季節限定の幻想的な光景をぜひ見に行ってくださいね。
秩父市から隣接する秩父郡まで幅広くご紹介しましたので、数日かけて巡ってみてはいかがでしょうか。秩父の大自然や文化にふれられる観光名所が各地にあり、大自然に抱かれる温泉や地元の素材を生かした秩父グルメなど魅力満載!東京からすぐ行けちゃう自然豊かな秩父があなたを待っています♪
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