地球の不思議を見に行こう!初心者でも登りやすい北海道のアポイ岳を登山♪

地球の不思議を見に行こう!初心者でも登りやすい北海道のアポイ岳を登山♪

北海道様似町(さまにちょう)にあるアポイ岳は、世界でも珍しい独特の地質と希少な高山植物の宝庫です。標高が低く、初心者でも比較的手軽に登れる山として人気があります。太平洋にも近いので登山中は景色も最高♪普段はあまりアウトドアに縁がないという方もアポイ岳で登山に挑戦してみてはいかがでしょう?家族の思い出作りにもおすすめですよ!

2017年05月13日

山に登る楽しさを味わうならここ!

山に登る楽しさを味わうならここ!1146253

出典:

夏はもうすぐそこ。レジャーも楽しい季節になってきましたね。海やキャンプも良いですが、山登りなんていかがでしょう?そこまで本格的でなくても山登りに挑戦してみたい、家族で一緒に登ってみたいという方にぜひおすすめしたい山があります。

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それがコチラ。北海道日高地方、襟裳岬で有名なえりも町の隣にある様似町(さまにちょう)の「アポイ岳」です。標高は800mほどですが、とても美しい山で、地元では遠足にも使われる山なのだそう。

山に登る楽しさを味わうならここ!1146250

出典:紅い鳥さんの投稿

標高は低いのですが、山頂までは約2時間30分ほどかかります。途中に少しきつめのコースもありますが、連なる山々と太平洋の眺めがすばらしいと、毎年たくさんの登山客が訪れていますよ。

自然豊かで世界的にも珍しいアポイ岳

「世界ジオパーク」にも認定

「世界ジオパーク」にも認定1146256

出典:

アポイ岳のある様似町はとっても自然豊かな場所。世界にも類を見ないかんらん岩が織りなす山々や希少な高山植物、海沿いの美しい景色が評価され、2008年には「日本ジオパーク」に認定されました。さらに2015年には「ユネスコ世界ジオパーク」に加盟しています。

「アポイ山荘」その他 1163633 アポイ岳

出典:万事 世話九郎さんの投稿

「ジオパーク」とは「大地の公園」という意味で、地質や地形、火山など貴重な地質遺産を保全し、活用していくことを目的としたもので、世界遺産の地質版とも言われています。現在、日本でユネスコ世界ジオパークに認定されているのはこのアポイ岳ジオパークを含む8か所。世界的に見ても大変珍しく貴重な地質なのです。

アポイ岳の成り立ちと特徴

アポイ岳の成り立ちと特徴1146439

出典:

アポイ岳を構成しているかんらん岩は、約1300万年前に地球内部のプレートがぶつかり合い、日高山脈ができた時に地中深くのマントルが押し上げられてむき出しになったもの。通常マントルは地表から数十㎞の地中にあり、現在の技術を駆使しても到達できない場所にあります。普通は見られない地球の内部を実際に見ることができるなんて、なんだか神秘的ですね。

アポイ岳の成り立ちと特徴1162232

出典:

それに加えて、アポイ岳は海に近いため、標高が低くても高山のような気象条件がそろい、動植物は独特の進化を遂げています。アポイ岳にしかない固有種もあり、とても希少なものが多く存在しているのだそう。登山をしながら高山植物の可憐な姿も楽しめますよ。ただし、アポイ岳の高山植物群落は国の特別天然記念物にも指定され、採取が禁止されていますので、絶対に摘み取らないようにしてくださいね。

美しい海岸線も見逃せない

美しい海岸線も見逃せない1146257

出典:ひどくんさんの投稿

さらに、アポイ岳のみならず、様似の美しい海岸沿いもとても魅力的。3つの岩が並ぶ「親子岩」はシンボル的存在です。この付近は海水浴場もあり、夏には家族連れで賑わいます。これらの奇岩やアポイ岳にまつわるアイヌの人々の言い伝えも多く残され、古くから自然と共存してきた人々の歴史が息づいています。

アポイ岳に登る前に

登山時の服装と携帯品をチェック!

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アポイ岳は比較的軽装でも登ることができますが、油断は禁物。帽子や長袖シャツ、トレッキングパンツ、軍手は必須です。また、夏でも霧がかかったりと寒いことも多いので、ウインドブレーカーやレインウェアがあると便利です。靴はできれば登山靴の方がおすすめですが、通常の運動靴でも登ることができます。リュックには水筒やお弁当、チョコレートなどのお菓子と汗拭き用のタオル、携帯トイレもあると良いですね。そして、熊よけの鈴を必ず持参しましょう。

アポイ岳ジオパークビジターセンターへ行こう

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出典:

アポイ岳に登る前に、こちらの「アポイ岳ジオパークビジターセンター」へ行っておきましょう。アポイ岳の登山口近くにあり、その周辺はキャンプ場になっていますよ。アポイ岳についての様々な知識を入手できます。

アポイ岳ジオパークビジターセンターへ行こう1146373

出典:

アポイ岳の風景や成り立ち、動植物の生態、様似の自然や歴史、登山に関するリアルタイムな情報など、さらに詳しく知ることができる施設です。ここを見学してからアポイ岳に登ると、一層楽しめるのでぜひ見ておきたいですね。

いよいよ登山へ出発!

始めに入山届を書こう♪

始めに入山届を書こう♪1146381

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アポイ岳ビジターセンターを出て、登山道の入り口で入山届を書きます。無人ですが、必ず書いていきましょう。

川の水で靴の泥を洗い落とす

川の水で靴の泥を洗い落とす1146385

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少し進むとこんな看板も。靴の裏を洗って外来種の種の侵入を防ぎます。アポイ岳の希少な植物を守るために、こちらも協力しましょうね。

熊よけの鈴も忘れずに!

熊よけの鈴も忘れずに!1146401

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所々にある熊よけの鈴も鳴らします。思いのほか音が大きいので驚かないでくださいね。

熊よけの鈴も忘れずに!1146403

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入山から五合目までは森の中のなだらかな登山道が続きますが、時折足場が悪い場所もあります。まだまだ序の口なので頑張って歩きましょう。

五合目に到着。少し休憩を

五合目に到着。少し休憩を1146407

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5合目に到着。山小屋もあります。ここで少し休憩しておきましょう。この小屋の横にはテント型の簡易トイレがありますが、トイレが設置されているというわけではなく、携帯トイレを持参して中で用を足すものです。尚、携帯トイレはアポイ岳ジオパークビジターセンターでも販売されていますよ。

7合目からの景色が最高!

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5合目からは森の中を抜けて視界が広がりますが、まだまだこれから。7合目まではこんな岩場もあります。少し急なので気をつけて登ってくださいね。

7合目からの景色が最高!1146432

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こちらは「馬の背」と呼ばれる、山の稜線に沿った登山道。この奥がアポイ岳の山頂です。左側の尖ったところが「吉田岳」。アポイ岳の山頂から縦走して吉田岳に向かうこともできます。本当に馬の背中に乗っているような地形ですね。

7合目からの景色が最高!1146433

出典:junkn0wさんの投稿

この馬の背から太平洋を眺めるとこんな感じに。様似の街や漁港も見えて最高です!山へ登る醍醐味を感じさせます。この景色を眺めるためなら何度でも登りたくなりますね。

可憐な高山植物も観察しよう

可憐な高山植物も観察しよう1146478

出典:

アポイ岳は貴重な高山植物の宝庫。馬の背の辺りを中心にアポイ岳独特の高山植物の姿が見られます。紫の花がかわいい「アポイクワガタ」は下から花が咲きますよ。

可憐な高山植物も観察しよう1146476

出典:

こちらはアポイアズマギク。可憐な花ですね。ほかにもたくさんの希少な花々が見られます。この花の蜜を吸うアポイ岳でしか見られない蝶もいるそうです。貴重な高山植物を守るため、踏みつけたり採取はせずに眺めるだけにしましょう。

頂上までもう少し

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さあ、ここからはもう一息。美しい尾根を眺めながら頑張りましょう。

頂上までもう少し1162295

出典:

岩場も慎重に…。

頂上に到着!

頂上に到着!1146452

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そしてついに山頂に到着です!周りにはダケカンバの木が生い茂っていて、眺めはあまり良くありませんが、夏の暑い時は木陰になって涼しいですよ♪山頂付近までは高山の姿で、山頂は木が生い茂るという不思議なアポイ岳。これもいまだに謎のままなのだそう。でも、山頂で食べるお弁当は最高です。

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山頂でお茶を楽しむ方。これもなかなか素敵ですね。

下山も気をつけて

下山も気をつけて1146506

出典:

下山も登る時と同様に気をつけて降りましょう。登山~下山にかかる時間はだいたい4~5時間ほど。天候によってはこれよりも時間がかかることもありますので、時間には余裕を持ってお出かけくださいね。

登山前後の宿泊ならコチラ

アポイ山荘

「アポイ山荘」外観 1146509

出典:呑み助の日記さんの投稿

様似町は札幌や帯広など都市部からも離れた場所なので、宿泊して登山をする方も多くいます。その時に利用したいのがこの「アポイ山荘」。山荘という名前が付いていますが、とてもきれいで立派なホテルです♪

「アポイ山荘」料理 1146511 夕食  2010.07.26

出典:MBmbさんの投稿

お食事も様似で獲れた魚介や山菜などが並びます。地産地消をテーマに地元食材を中心に使っています。

「アポイ山荘」料理 1147352 五目あんかけ焼きそば2015.3月

出典:飛んだ決まったさんの投稿

レストランだけの利用もOK。ランチやディナーに地元の人もよく利用していますよ。五目あんかけ焼きそばは具材たっぷりでボリュームも◎。食べごたえがあります。

アポイ山荘1146518

出典:

お部屋は本当に普通のホテルのよう。落ち着いて眠れそうですね。

「アポイ山荘」その他 1146526 開放感あります

出典:かつろさんの投稿

お風呂も温泉ではありませんが、露天風呂があって開放感たっぷりです。登山の疲れも吹き飛びますよ。上がった後は、ゆっくりくつろげる大広間もあり、そこでも軽食がいただけます。

公式詳細情報 アポイ山荘

アポイ山荘

浦河・様似 / スタンダードホテル

住所
北海道様似郡様似町平宇479―7地図を見る
アクセス
JR様似駅下車、JRバスで8分(アポイ山荘下車徒歩1分)
宿泊料金
8,900円〜(2名1室 / 1名)
宿泊時間
14:00(IN)〜 10:00(OUT)など

8,900円〜 / 人

他で見る

データ提供

アポイ山荘の詳細情報

アポイ山荘

様似 / 旅館・オーベルジュ(その他)

住所
北海道様似郡様似町字平宇479-7
平均予算
  • ¥8,000~¥9,999

データ提供

いかがでしたか?

いかがでしたか?1146450

出典:toyomiさんの投稿

様似の豊かな自然と地球の不思議を同時に体験できる、アポイ岳登山。ここでしか見られない貴重な動植物と絶景を眺めながら、普段の運動不足を解消してみてはいかがでしょうか。

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