祝!世界遺産登録!行きたくても行けない神宿る島「沖ノ島」が気になる!

祝!世界遺産登録!行きたくても行けない神宿る島「沖ノ島」が気になる!

ポーランドで開催された、世界遺産登録委員会で2017年7月9日、沖ノ島と関連遺産群の8つが世界遺産に登録されることが決定しました。これをきっかけに、今まで聞いたことがないという方も、名前だけは聞いたことがあるという方も、沖ノ島について学んでみませんか?2017年07月30日 最終更新

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世界遺産に登録された8つの資産

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出典:アマチュアねむ吉さんの投稿

新原・奴山古墳群

「沖ノ島」が世界遺産として登録されたことで有名ですが実は、今回世界遺産に登録されたのは、沖ノ島を含めて8つの資産。宗像大社沖津宮遥拝所(おきつみやようはいじょ)、宗像大社中津宮(なかつみや)など4つの資産は除外という流れになったこともありましたが、見事に8資産全てが世界遺産として登録されることとなりました。その中でも1番神秘的な”神宿る島”といわれる沖ノ島についてご紹介していきます。
登録された構成資産は、沖ノ島の3つの岩礁(小屋島、御門柱、天狗岩)を含め8資産。 3つの岩礁は、沖ノ島の南東約1km程にあり、沖ノ島へ渡島する際の鳥居の役割を果たしている。

1.沖ノ島(おきのしま)
2.小屋島(こやじま)
3.御門柱(みかどばしら)
4.天狗岩(てんぐいわ)
5.宗像大社沖津宮遥拝所(むなかたたいしゃおきつみやようはいじょ)
6.宗像大社中津宮(むなかたたいしゃなかつみや)
7.宗像大社辺津宮(むなかたたいしゃへつみや)
8.新原・奴山古墳群(しんばる・ぬやまこふんぐん)

出典:「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 - 日本の世界遺産

”神宿る島”と呼ばれる理由

”神宿る島”と呼ばれる理由1261956

出典:

沖ノ島は「田心姫神(たごりひめかみ)」という神を祀っていて、島そのものが御神体なんです。そのため”神宿る島”と呼ばれているんですよ。現在も神職が10日交代で常駐し、毎日欠かすことなく社殿で神事を行っています。そして沖ノ島では、古代祭祀の古墳が手付かずのまま残っていることから、純金製の指輪や翡翠の勾玉を始め、およそ8万点もの歴史的価値のあるご神宝が発掘されています。しかも、そのほとんどが国宝に指定されたというから驚き!そのため「海の正倉院」とも呼ばれています。

沖ノ島の場所とは?

沖ノ島の場所とは?1261876

出典:カーメロさんの投稿

沖ノ島と呼ばれる島は千葉や鹿児島をはじめ、日本各地にあります。今回世界遺産に登録された沖ノ島は、福岡県宗像市にあります。福岡県といっても、沖合約60キロの場所にある玄界灘のほぼど真ん中に浮かぶ孤島で、周囲4キロほどの小さな島です。
沖ノ島の場所とは?1261953

出典:

ではさっそく上陸!…できるの?

ではさっそく上陸!…できるの?1261901

出典:masarawさんの投稿

沖ノ島の位置が大体分かったところで、さぁ、さっそく沖ノ島に行きましょう!…いえいえ、ちょっと待ってください!実は沖ノ島へ上陸できるのは、1年に1回、5月27日に行われる日本海海戦を記念したお祭りの時のみなんです。しかも、抽選で選ばれた200人ほどの男性しか行くことができないという、かなり厳しい制限があります。しかし、世界遺産登録を受けて、2018年からはこの制度が廃止されることが決まり、一般の人は一切上陸することができなくなってしまったんです。また、沖ノ島は宗像大社の私有地なので、無断で立ち入ることを堅く禁じられています。

少しでも近づきたい!「宗像大社 沖津宮遥拝所(おきつみやようはいじょ)」へ

少しでも近づきたい!「宗像大社 沖津宮遥拝所(おきつみやようはいじょ)」へ1261950

出典:

そんな神聖な沖ノ島に1番近づくことができるのが「宗像大社沖津宮遥拝所」。沖合約11キロに位置する大島にあります。ここは、沖ノ島をご神体として拝む拝殿の役割として作られました。沖ノ島に行きたくても行けない人のためにできた遥拝所です。神職以外上陸することができない沖ノ島には、他にも古来より厳格に守られている掟「禁忌」があります。

現代でも守られている禁忌(きんき)とは?

実は、沖ノ島には禁忌事項がいくつかあります。禁忌とは、やってはいけないことや犯してはいけないこと、タブーなどを指しますが、普段の生活ではあまり意識したことがありませんよね。では、沖ノ島ではどのような禁忌があるのかを分かりやすくご説明していきます。

島のことは話してはいけない「不言様(おいわずさま)」

島のことは話してはいけない「不言様(おいわずさま)」1262016

出典:inakinさんの投稿

島でのことは誰にも話してはいけない「不言様(おいわずさま)」と呼ばれる厳しいしきたりがあり、現代でも堅く守られています。江戸時代以前の文献が存在していないのは、このしきたりが堅く守られてきたからだといわれています。

島のものを持ち出すと祟りに!

島のものを持ち出すと祟りに!1262058

出典:K-Fiftyさんの投稿

島のものは何も持ち出してはならず、たとえ木の1本、葉っぱ1枚、小さな石の1つさえも持ち帰ることができません。その禁忌を破ると祟りがあると信じられています。島から土器を持ち出した漁師の船は魚が獲れなくなり、それを受け取った商人は手放すまで熱にうなされたという話があるほどなんです。

神職といえども禊なしでは上陸できない

神職といえども禊なしでは上陸できない1262073

出典:オビ・ワンさんの投稿

宗像大社から来た神職が、一人で沖ノ島を守るのがしきたりです。神職は10日交代で祈りを捧げるなどの神事を行います。上陸する前には、神職とはいえ禊をしないと入ることはできません。禊とは、衣服を全て脱ぎ、首まで海に入って身を清める行為です。これを毎朝、真冬でも行われるというのですから、とても厳しいことだといえますね。

女人は決して上陸できない

女人は決して上陸できない1262636

出典:寝グセ毛のある猫さんの投稿

沖ノ島は、先に紹介した「田心姫神」を祀っているため、他の女性が島に来ると嫉妬し、悪いことが起きると信じられています。そのため女人は決して上陸することができません。また、不言様のしきたりがあるため、沖ノ島へ行ったことのある男性から話を聞くこともできないのです。

沖ノ島からの神聖なパワーをいただきに行こう

沖ノ島からの神聖なパワーをいただきに行こう1262466

出典:アマチュアねむ吉さんの投稿

いかがでしたか?古来から守られている禁忌があったりと、神秘的な沖ノ島を知るにつれて、ますます興味が沸いてきたのではないでしょうか。1番近い「宗像大社 沖津宮遥拝所」を訪れて、沖ノ島からの神聖なパワーをいただいてみては?また、せっかくの世界遺産なので、マナーを守り気持ちよく観光しましょう!

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