熊本で名物ランチを食べたいなら！外せないおすすめ店５選！

熊本は、山と海に囲まれた自然豊かな土地として人気の観光地で、あか牛やラーメンなど、美味しい名物グルメが揃っています！また、加藤清正が築城した熊本城は、日本3大名城に数えられていて、周辺には飲食店が多く点在しています。そんな熊本で、あか牛の名産地・阿蘇でおすすめのランチスポットと、熊本城観光の後に寄りたい麺類をいただける名店をご紹介します！

阿蘇は高菜や田楽など、大自然の恵みをふんだんに使った郷土料理がたくさんあります。そんな中で今回おすすめするのが、熊本の大自然が生んだ名物『あか牛』。脂肪分が少なくてヘルシーなのに、柔らかいお肉が特徴的なんですよ。子供からお年寄りまで食べやすいのが嬉しいですね！では、阿蘇であか牛を使ったランチが楽しめるお店を紹介していきます。

いまきん食堂は、JR豊肥本線内牧駅より車で10分ほど。阿蘇内牧温泉街に創業して100年余りの老舗です。テレビや雑誌などで取り上げられるくらいの有名店で、土日になると1～2時間待ちの行列ができるほどの人気店です。

メニューは、ちゃんぽんや若鶏の塩焼き定食、あか牛ハンバーグなどがありますが、いまきん食堂の人気No.1は何といっても『あか牛丼』です！

レアに仕上げられたあか牛のステーキが1センチほどの厚さに切られ、10枚ほど並べられた牛ステーキ丼です。温泉卵がトッピングされていて食欲をそそりますよね。ちなみに、大盛りにすれば温泉卵はは2個ついてきますよ♪

やわらかい触感で、スジは感じられません。わさびが苦手でなければ、ちょっとのせて食べるとまた一層おいしさを感じられます。平日でも売り切れるほど人気のメニューなので、開店時間の前に並ぶのがおすすめですよ！

国道57号線からミルクロードを通り、阿蘇スカイラインとマゼノミステリーロードが交差するあたり、大観峰の近くにあるのが『レストラン北山』です。こちらでは、あか牛のサーロインステーキやあか牛のビーフシチューなど、さまざまな調理法であか牛を楽しむことができます。大自然の中にあるので見つけやすいですよ。

大自然の中にあるお店らしく、店内は木の温もりで溢れています。窓からは阿蘇の絶景を眺めることができますよ。また、同じ施設内ではヘリコプターでの観光遊覧もやっているので、食事の前後に楽しむのもいいかも♪

テラス席から見る景色は絶景です！まるで天空でお食事をしている気分になります♪お店はミルクロードの絶景ポイントに建っていますので、阿蘇の雄大な景色を楽しむことができます。

こちらの倍食丼（ばいくうどん）は、あか牛の丼のほかに、サラダ、豆腐、漬物、お味噌汁が付いています。柔らかいお肉に、ニンニクの風味が効いた、醤油ベースのタレがかかっています。レアに焼き上げられていて柔らかく、しかも食べ応えがあります。ボリュームがありますので、女性の方はシェアして食べる方も多いようです。

加藤清正が築城した熊本城は、日本3名城に数えられるている有名な観光地です。（現在は、熊本地震で被災したため復興中。）一日も早く復興するといいですね。そんな熊本城の城下町にある繁華街で、ご当地麺の熊本ラーメンや太平燕（タイピーエン）が食べられるお店を紹介していきます。

熊本駅の近くに本店があり、行列が絶えないラーメン店『黒亭』の支店が下通りにあります。下通店は、熊本城から徒歩15分ほどで、のれんをくぐると階段があり、地下1階が店舗です。

店内は木をふんだんに使っていて、おしゃれで綺麗な雰囲気。『玉子入りラーメン』や『旨辛豚そぼろ入りラーメン』などのラーメンメニューが人気ですが、そぼろ状のお肉を熱々のごはんにのせた『豚そぼろ丼』もおすすめです。

『玉子入りラーメン』は玉子が大好きだった初代女将が考案した、黒亭の定番メニューです。麺はストレートの中太麺で、自家製の焦がしニンニクが効いた豚骨スープです。もも肉や肩ロースのチャーシューに、茹でたもやし、海苔、きくらげ、ねぎ、卵黄が2つ生のまま入っており食欲をそそります。

『玉子入りラーメン』はレンゲで卵をすくい、お箸でちょっと崩した後ラーメンを付けて食べるのが店員さんのおすすめ♪生卵を使用していますが、生卵が苦手な方は味玉1個に交換することもできますよ。

『黒亭』や『こだいこ』といった、有名熊本ラーメン店のルーツにもなった『こむらさき』。熊本城からは徒歩で15分ほどの距離です。赤い看板にショーケース、配達用のバイクと昔懐かしい佇まいがなんとも趣深く、昔懐かしいラーメン屋さんという感じです。

店内も昔ながらのラーメン屋といった雰囲気で、なんだかホッとします。熊本ラーメンの老舗ですが、変わり種のラーメンも人気で、納豆やピザ風ラーメンというメニューまであります。

中でもおすすめなのが『王様ラーメン』。なんと、普通のラーメンよりも麺は20ｇ多く、チャーシュー、もやし、メンマ、きくらげ、ネギが入っています。豚骨ベースのスープにが香ばしく食欲をそそるガーリックチップが特徴的。『こむらさき』のラーメンは熊本ラーメンを語る上で、ぜひとも味わってほしい一杯です。

熊本城から徒歩13分ほどの場所にあるのが、1934年創業の老舗中華料理店『紅蘭亭下通店（こうらんてい） 』です。中国の福建省から伝わり、今では熊本名物になった『太平燕(タイピーエン)』の発祥店の1つとして知られています。太平燕は、熊本では給食でも出されるくらいポピュラーな食べ物なんですよ。

熊本の繁華街に面しており、高級な中華料理店のような佇まいですが、お値段はリーズナブルなものが多いため、誰からも人気のお店です。チャーハンや麻婆豆腐、酢豚など、定番の中華料理をいただくことができます。

紅蘭亭の太平燕は、地元の野菜などの旨味がギュッと加わった、豚骨と鶏ガラをベースにしたスープで、意外とあっさりとした味わいです。麺は春雨なのが太平燕の特徴です。昭和初期に創業したその味を守り続けているというだけあり、ナチュラルな味わいでいただくことができますよ。

阿蘇や熊本城を観光し、ランチの時に訪れてみたいお店を紹介しました。どこも人気のお店なので、時間に余裕を持って行くのがおすすめ！昼にあか牛や熊本ラーメンなどの名物グルメを食べたら、夜は馬刺しや辛しレンコンで一杯なんていうのもおすすめですよ。熊本観光を楽しんでくださいね。