すき焼きとはちょっと違う！東京で「牛鍋」がオススメの店9選

牛鍋とすき焼き。区別が難しいですが、歴史の古さから行くと、牛鍋が先。割り下を使って肉と野菜を煮込むのが「牛鍋」で、お鍋でお肉を焼いた後に割り下を入れて味付けするのが「すき焼き」（関東風）と分けるようです。今回は「牛鍋」にフォーカスを当てて、東京でオススメのお店をご紹介してみたいと思います。

創業明治19年という浅草を代表する老舗の牛鍋やさん。メニューは牛鍋のみ！上か特の肉の違いを選ぶだけです。ご飯やお代わり用のお肉のみの追加オーダーが可能ですよ。

東京駅の駅ナカで牛鍋がいただけるのは、米沢牛専門店の「黄木」さん。お肉は赤身か肩ロースから選ぶことができ、定食仕立てになっています。こちらの牛鍋は、おなじみの割り下ではなく、秘伝の味噌ダレを利用していて、ちょっと独特な味わいが楽しめますよ。

続いてはちょっと穴場的な、平井にある人気の大衆居酒屋「豊田屋」。こちら、9月中頃〜4月くらいまでのいわゆる「冬期」になると、様々な鍋を楽しむことができるんです。その中にはもちろん牛鍋も。

四文屋といえば中央線沿線に展開する大衆酒場ですが、ここ中野には牛に特化した「牛の四文屋」があり、ここで牛鍋を楽しむことができます。安定の割り下の味に、溶き卵を絡めていただく王道スタイル。美味しい上にコスパもいいので手軽に楽しみたい人にはオススメです。

和の趣、歴史の重みを感じながら牛鍋を楽しむことができるのは築地の「ささや」。こちらのお店では、「江戸焼き」と称した江戸甘味噌仕立ての牛鍋を堪能することができます。ちなみに、「モダン焼き」と称した白味噌ベースのものも選ぶことができます。

「牛弁慶」は、牛タンと牛鍋が売りの牛肉料理の専門店。オリジナリティのある牛鍋は、割り下に野菜やリンゴをすりおろしたものが加えられ、かなりどろっとしたまろやかな味。また、味噌仕立ても選ぶことができるので、お好みでチョイスしてみましょう。

場所柄ランチで利用する人も多い西新宿の肉料理専門店「たくあん・牡丹亭」。夜のグランドメニューにすき焼きと並んで味噌仕立ての牛鍋があります。とろけるようなお肉の旨味とお味噌のコクがバッチリあう一品です。ランチに比べると少々お高めではありますが、ぜひ味わってみてほしいお店の一つですね。

大きな「牛鍋」と書かれた暖簾が目印の「ますだや」。すき焼き、しゃぶしゃぶ、牛鍋とそれぞれの楽しみ方ができるお店です。しっかりした味の割り下で煮込むお肉と野菜は、とっても上質な味がします。その割にお値段がリーズナブルなのも嬉しいところ。

銀座にあるお肉の割烹という肉食系には嬉しいお店が「宮下」です。こちらの牛鍋は、赤味噌、白味噌、割下醤油からお好みの味を選ぶことができます。お店のオススメは赤味噌だそうです。

いかがでしたか？お肉を食べたい！と思ったら「牛鍋」というのもいいですね。気になるお店があった方はチェックしてみてくださいね。