2017年09月10日
もっちもちで長~~い半生そうめん!愛知「和泉そうめん」の魅力とは?
全国的にも珍しい、夏に作られる半生もどしの「和泉そうめん」をご存知ですか?その3mを超えるほどの長さは、日本一との呼び声も!長寿を願う縁起物として贈り物にも最適です。今回は、和泉そうめんが作られている安城市和泉町にある人気のお食事処「丈山の里 いずみ庵」と合わせて、和泉そうめんの魅力に迫ってみます。愛知観光は名古屋だけじゃありませんよ!美味しい和泉そうめんを食べに、安城にも足を延ばしてみませんか?
「北田製麺」は120年の歴史を持つ島原そうめんの老舗。その素麺の色は、小麦本来の色である「ナチュラルブラウン」。本物だけが持つ色合いです。 https://t.co/gvpF3sF27O pic.twitter.com/7xwOYTeKIJ
— ニッポン物産展 (@todoufukenJp) 2017年8月21日
全国各地には、ご当地ならではの特徴と歴史をもったおいしい素麺が存在しています。いつものスタンダードだと思っている素麺も、もしかしたら結構知られざる逸品だったりするかもしれませんよね。産地や材料など少し気にしてみると面白いですよ。
今回ご紹介するのは、愛知県安城市の和泉地域で作られてきたという「和泉そうめん」です。
「和泉そうめん」の歴史がスタートしたのは、江戸時代のこと。天明の飢饉を受け、貧困に苦しんだ三河泉郷の人々が苦労を重ねながら、この手延べ麺の技術を生み出したのだとか。
安城和泉手延べ麺は、その日の気温や湿度によって塩加減を決め、小麦粉をこねて延ばし熟成させて作ります。わずか10cm足らずの長さだった麺は、長いもので3mを超える長さになるものもあるんですよ。https://t.co/mkoKBP8gUK#そうめん #和泉手延べそうめん pic.twitter.com/iSWVxDJoJI
— アラン福禄寿 (@fukurokujyugift) 2017年5月22日
「和泉そうめん」といえば、驚くのがこの長さ!長いものだと3mもあるのだそうです。
和泉そうめんいただきました pic.twitter.com/F2KpBle4Kc
— ガソ (@hamaguriit) 2016年6月18日
そのままゆでると、こーーーんなに長い!!写真にも収まりきらないほどであることが分かります。
夕食に食べた、
— パンダ犬(LINEスタンプ発売中) (@katsukaorinyuto) 2015年8月24日
岡崎の隣町、安城の特産、
和泉そうめん(半生)の長さにビビった🐼
これ、上で繋がってるパンダ🐼
良い子のみんな、
切らずに茹でたり、または茹でずに食べたり、付け毛にしたりしないでね🐼 pic.twitter.com/jnWwhMPh7u
自宅でゆでるときには、キッチンばさみなどで食べやすい長さに切って使うといいですよ。長寿を願う縁起物として、贈り物にも最適です。
和泉そうめんの大きな特徴の一つが、「半生もどし」という製法。乾燥した麺を加湿し、半生の状態に戻すという独特の製法をとっています。それによって麺はしんなりとし、もちもちの食感が楽しめるのです。
乾燥の後に加湿をする、和泉古式手延麺ならではの「半生もどし」は、乾燥した麺を再び半生の状態にするものです。これはその昔、天日干ししていた麺が夕方に吹く湿気を含んだ三河の東南の風、通称「そうめんの風」によって柔らかく、絹衣のような風合いになったことに由来します。
スーパーなどで売られている一般的な素麺は、まっすぐ固く乾燥させてあるイメージがありませんか?しかし「和泉そうめん」は、こんな風に半生の状態で売られているので、ゆで時間もより短く、茹で上がりもモチモチっとした独特な食感を楽しむことができるんです。
http://t.co/koegVzHcFu
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) 2015年6月19日
愛知県安城市で特産の「手延べそうめん」づくりが最盛期を迎えています。「弾力があってもちっとした食感と、ツルンとしたのど越し」を楽しめるそうです。(た) pic.twitter.com/gl074fLhrz
安城市の和泉町はそうめんの里。
— kidou3 (@vft55ud55) 2014年6月19日
こんな中で和泉麺店の手延べ素麺は腰があり、うまい!!#麺 #愛知県http://t.co/4ff9wNLlcw pic.twitter.com/YK4HxgVQSr
一般的に、そうめんは冬の乾燥した空気を利用して作られるケースがほとんど。しかし和泉そうめんに関しては、夏に三河湾の湿った風にさらして乾燥させているというのも特徴のひとつ。
麦の収穫って早いんだ!さっき通った安城デンパーク近辺の麦畑😌 pic.twitter.com/Nnz9R2onj8
— 小池 ソニア (@sonias71665100) 2016年5月24日
安城は麦の産地でもあります。地元の小麦にこだわっているお店も多いそう。
延ばしておいしく、そうめんづくり最盛期 愛知・安城:朝日新聞デジタル https://t.co/Q0foUi97rn
— 朝日新聞・名古屋報道センター (@asahi_tokai) 2017年7月15日
職人さんたちの丹精こめた想いがいっぱいつまった「和泉そうめん」。通販でも買えますが、愛知に行ったらぜひ一度本場で食べてみることをおすすめします!
K's Dee(ケイズ・ディー)の『京都の歴史』(6)
— ks_dee (@ks_dee_pro) 2016年3月28日
『石川丈山』
古くから徳川家康に仕える。関ヶ原では武勇の誉れを得たが大坂夏の陣で軍令違反の一騎駆けで蟄居。武士を辞し一乗寺に土地を買い隠居所を建てた。これが詩仙堂となる。 pic.twitter.com/cNn9M17xOr
「丈山の里」というお店の冠の由来は、戦国時代を駆け抜けた石川丈山。丈山はもともと三河国泉郷という、今の和泉町のあたりで生まれたと言われています。
寒い季節はあたたかいにゅうめんもおすすめですよ。
いずみ庵 本店の詳細情報
いずみ庵 本店
堀内公園、南桜井、碧海古井 / うどん、そば、麺類
- 住所
- 愛知県安城市和泉町大北58-2
- 営業時間
- [月] 11:00 - 21:00(L.O. 20:30) [火] 11:00 - 21:00(L.O. 20:30) [水] 11:00 - 21:00(L.O. 20:30) [木] 11:00 - 21:00(L.O. 20:30) [金] 11:00 - 21:00(L.O. 20:30) [土] 11:00 - 21:00(L.O. 20:30) [日] 11:00 - 21:00(L.O. 20:30)
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
愛知というと、味噌カツやひつまぶしといった、尾張・名古屋の定番グルメを思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、三河地方にこんなに美味しいそうめんがあったなんてびっくりしますよね。「いずみ庵」は国道23号線(名四国道)和泉インター降りてすぐです。三河地方はTOYOTAのお膝元とあって、車での移動が便利ですよ。愛知観光のときには、ぜひ和泉そうめんを食べに安城の町へも遊びに行ってみてくださいね。