2017年09月13日

近江牛にとろけよう♪大河ドラマで注目の彦根城から歩けるおすすめ7店
和牛のおいしさは甘くとろける脂!滋賀県内で飼育されている近江牛は赤身と脂のバランスが絶妙で、江戸時代から食べられていたという歴史の古い逸品です。そんな近江牛を、大河ドラマ「おんな城主 直虎」で大注目されている彦根城付近でお腹いっぱいいただきましょう♪
近江牛は滋賀県全域で飼育されているブランド和牛。手間暇をかけて牛を育てるため、年間にわずか6000頭ほどしか出荷されない貴重なお肉です。脂の甘味と赤身のうまみがたまらない、肉好きもうなる逸品です。
近江牛の脂は、口に入れたときのなめらかさが特徴。サッと加熱するだけで、柔らかな甘みとくちどけを体感できます。どれだけ食べても脂をしつこく感じないのは、さすがブランド牛です!
江戸時代からのグルメ・近江牛の味噌漬
近江牛は江戸時代からすでに食べられていたという記録があります。国内の他のブランド牛が明治以降に伸びてきたのに比べると、圧倒的に歴史が長い。将軍家や大名への贈答品としても使われており、当時から旨い肉として有名だったのです。
彦根藩(現在の滋賀県で、近江牛の故郷)では味噌漬けにした牛肉を「反本丸(へんぽんがん)」という養生薬として売り出し、江戸の将軍家にも献上していました。
とろける近江牛!まずは夢京橋キャッスルロードの5軒♪
まずは彦根城の大手門橋から、東南へ歩いて約5分の夢京橋キャッスルロードにむかいましょう。こちらの近江牛おすすめ店を5軒ご紹介します!
近江肉 せんなり亭伽羅(きゃら)/夢京橋キャッスルロード
彦根城の中堀にかかる京橋をこえて夢京橋キャッスルロードをすすむと、近江牛専門のせんなり亭伽羅が見えてきます。せんなり亭では出産前のメス牛のうち、30ヶ月以上肥育した牛肉を厳選しています(ふつうは育てて28ヶ月めに出荷します)。厳選された肉だけに味や香り、柔らかさは絶品です。
ランチの種類が多いのも観光客にはうれしいところ。近江牛肉の鉄火丼やロースステーキ重、ステーキ茶漬けなどがあり、近江牛をお腹いっぱい食べられます。
店内には畳敷きのテーブル席や個室など、人数や目的に合わせて席を選べるのも魅力。彦根城下でゆっくりとくつろいで近江牛を味わうことができます。
近江や/夢京橋キャッスルロード
キャッスルロードをさらに進んで、近江やへ。こちらは近江のおいしいものを集めたお料理が自慢の居酒屋です。ランチでは近江牛の一口ステーキがおすすめ。最高級ランクのA5牛のクラシタ(肩の肉)には、肉のうまみが凝縮されています。
あっさりと近江牛を食べたい人には、近江牛のたたき丼がおすすめ。ほんのりピンク色の近江牛に自家製のしょうゆベースのたれをかけていただきます。ご飯は近江米で、人気者ひこにゃんマークの厚焼き玉子が乗っています。
店先に写真付きメニューが並んでいるので、入店前にあれこれ悩むことも出来ます。昼も夜もとっても入りやすいお店です。
あ桜(あさくら)/四番町スクエア
あ桜は、京橋キャッスルロードの終点ちかく、四番町スクエアひこね食賓館にあるお店です。近江牛の品質にこだわり、A4ランク以上のメス牛だけを使います。こまかくサシの入った近江牛の脂が堪能できるメニューが豊富です。
極上の近江牛を、新鮮な彦根産野菜や地元米きぬひかりとともにいただきましょう!まさに近江尽くしのお料理。野菜にもお肉にも手作りのソース・ドレッシングが添えてあります。
こちらでは、四万十豚(しまんとぶた)も看板メニュー。最後の清流・四国の四万十川が流れる自然ゆたかな環境で育った四万十豚は、柔らかくて旨みが強い豚肉です。トンカツにしてもステーキにしても、しゃぶしゃぶにしても素材がいいからおいしい!
店内は落ち着いた雰囲気でゆったり過ごせます。四番町スクエアは、昔の本町市場商店街をリニューアルしたところ。ショップも多いので、お土産の購入にも便利な場所です。
食べログに店舗情報が存在しないか一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
にし川/四番町スクエア付近
四番町スクエアのすぐ東側にある、にし川。うどんとすき焼きがおいしいお店です。すき焼きには厳選した近江牛を使用、特製の割り下は薄味で、近江牛の力強い味を堪能できます。近江牛は肉質が柔らかいので、すき焼きにするのに最適なんです。
こちらは近江牛をつかった牛スジうどん。牛のテールスープとコラーゲンたっぷりの牛スジが入り、コクのある一品です。
シンプルモダンな外観で、旗やのぼりがたくさんあります。店内はこじんまりしていて、テーブルとカウンター席があるので、おひとり様でも入りやすいです。
千乃房(せんのぼう)/四番町スクエア付近
千乃房は厳選した近江牛をいただく焼き肉屋です。A4クラス以上のお肉は、軽く焼いて塩コショウで食べるのがおすすめ。自家製のたれ3種類(和風・オニオン塩・味噌風味)で時々味を変えていただきましょう。ホルモンも新鮮で臭みがありません。
焼肉コースにすると近江牛・京赤地鶏・手漬けキムチ、石焼ビビンバ(またはハーフ冷麺)なども食べられます。前菜やスープ、サラダ、デザートもコースに含まれ、男女問わず大満足の内容です。
店内にはテーブル席・掘りごたつ席・カウンター席・個室があります。生ビール好きには、テーブルにビールサーバーが設置されているサーバー席がおすすめ!焼き肉を食べながら、生ビールを直接そそげるので、グイグイいけちゃいます!
JR彦根駅付近ならこの2軒!
彦根城には複数の出入り口があり、東側の表門橋からはJR彦根駅方面に行けます(徒歩約15分)。そこで、彦根駅付近にあるおススメ2軒をご紹介します!
彦一/JR彦根駅前
彦一は彦根城の表門橋から歩いて約10分。彦根駅西口の商店街の中にあります。近江牛や近江鶏など地場食材を使ったメニューがたくさんあって、地元でも人気の居酒屋です。
おすすめは、近江牛の牛すじ煮込み。旨みがスジ肉からじわっとにじみ出て、ダシまで食べたいおいしさです。お酒のつまみにぴったり♪
店内はカウンター席、テーブル、座敷とあり、少人数でもグループでも対応OK。地元のサラリーマンの憩いの場です。
アモーレ/彦根駅付近
アモーレは彦根城表門橋から徒歩約10分、彦根駅から徒歩約5分のところにあるグランドデュークホテル内にあります。カジュアルフレンチを中心に、近江牛を和洋折衷でいただけます。
近江牛ハンバーグは、意外と大きなサイズ。近江牛のミンチ100%で手ごねしたハンバーグのため、肉の味わいがしっかりしています。かなり食べごたえがあります。
店内は、ホテル内のレストランらしく清潔な印象。白を基調にした落ちついた雰囲気です。ゆっくり休んで、旅の疲れをいやしましょう。
食べログに店舗情報が存在しないか一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
食後は、秋の彦根城で腹ごなし♪
大河で大注目の彦根城
彦根城は、保存状態の良好な城跡で天守や櫓(やぐら)、内堀・中堀などが、作られた当時の姿を残しています。国宝に指定されており、歴史ファンならずとも一度は訪れたい場所です。
ちなみに、ほかに国宝に指定されているお城は姫路城・松本城・犬山城・松江城。いずれも歴史ある風格を感じます。
ちなみに、ほかに国宝に指定されているお城は姫路城・松本城・犬山城・松江城。いずれも歴史ある風格を感じます。
お堀の屋形船でお城と紅葉を楽しむ
彦根城のお堀は、江戸時代には水運に使われていました。当時は城内に米蔵があり、お堀を船がめぐって米や物資を運びこんでいたのです。今でもお堀を屋形舟で回ることができ、紅葉を眺めつつ、お城の石垣や米蔵水門を間近に見られます。
大名屋敷の庭園で紅葉をめでよう
玄宮園 (げんきゅうえん)は彦根城のお堀横にある庭園です。近江の名所を庭の中に再現した大名庭園で、池を中心に作られた庭の高低差を楽しめます。
築山(つきやま)の上にある鳳翔台 (ほうしょうだい)は藩主が客人をもてなすために作ったもの。庭園を眺めるのにぴったりの場所です。

鳳翔台 (ほうしょうだい)からはいつでも天守が見上げられるように設計されています。藩主とその客を楽しませるために、庭園内のベストポジションを確保してあるんです。
紅葉シーズンの玄宮園は、夜も楽しめる
紅葉が素晴らしい玄宮園では、ライトアップ期間があります。夜間ライトアップ中は、池の水面に赤や黄色に色づいた紅葉がうつり、とても幻想的。うっとりする光景です。
秋の彦根城周辺で、近江牛を満喫しよう
紅葉シーズンはそろそろ肌寒くなる時期。体が自然と肉の脂を欲しがる時期でもありますから、脂のバランスがいい近江牛はぴったり。歴史の古いブランド牛の深い味わいを堪能しましょう!