京都観光と併せて楽しみたい。滋賀のおすすめ寺院＆神社8選

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神社仏閣や自然、グルメにショッピングなど、見どころが盛りだくさんの古都「京都」。何度訪れても楽しめる観光地なので、定期的に京都へ訪れる人も多いのでは？そんな人におすすめなのが、周辺エリアも併せて楽しむ旅です。

京都へ旅に出かけるなら、ぜひおとなりの「滋賀県」も併せてチェックしてみましょう◎京都からアクセスしやすい滋賀県には、寺院や神社も多く、行楽シーズンにもなると観光客で賑わいを見せます。時期や場所によってはゆっくり回ることもできるので、人混みが苦手な人にもおすすめのエリアなんですよ。

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歴史的偉人にゆかりがあり、数多くの文化財を有する滋賀県には、女性が楽しめる名所もたくさん。世界遺産の「比叡山延暦寺」や、「ちはやふる」でおなじみの「近江神宮」は、滋賀県を訪れるのであれば外せないスポットです◎そのほかにも紅葉の名所としても人気が高い「金剛輪寺」や「日吉大社」をはじめ、縁結びの「伊豆神社」や厄落としの「田村神社」など、さまざまな寺社があります。

桜や紅葉のシーズンになると、県内の名所には数多くの観光客が訪れます。寺社の建造物と美しい自然のコラボレーションを堪能できるので、束の間の気分転換にはまさに打ってつけ◎色鮮やかな景色を思う存分満喫しましょう。反対にゆっくりと観光を楽しみたいひとり旅には、静かに回ることができる行楽シーズン以外の時期がおすすめです。一つひとつの観光スポットが離れている場合も多いので、効率よく回るのであれば、レンタカーを利用してみてくださいね◎

天台宗の総本山「比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)」は、言わずと知れた世界遺産の名所です。比叡山全域を境内とする寺院の敷地面積は驚きの約500ha！歴史と深いかかわりを持つ土地であると同時に、壮大な自然を心ゆくまで満喫できるエリアでもあります。参拝時はハイキング気分で四季折々の景色を楽しみましょう。山内は「東搭(とうどう)」「西搭(さいとう)」「横川(よかわ)」の3つに分けられていて、三塔それぞれに本堂があります。

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滋賀県と京都府の県境にある、延暦寺。東には眼下一面に広大な琵琶湖が広がり、西では古都・京都の街並みを一望できます。晴れた日に山頂から眺める画はまさに絶景！小さな悩みなど忘れ、束の間の気分転換を味わうことができそうです。

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延暦寺を訪れたら必ずチェックしたいのが、国宝「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」です。東搭にある根本中堂は、延暦寺の総本堂。ご本尊の前には、およそ1200年以上灯り続けている「不滅の法灯」が安置されています。1200年間、消えることなく光り続ける法灯からは、同じことを長く続ける難しさや偉大さについて教えてもらうことができそうです。

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春の桜に夏の新緑。秋の紅葉や冬の雪化粧など、延暦寺は一年を通して四季の移り変わりを感じられる寺院でもあります。特に桜と紅葉は、県内有数の名所としてもおなじみなんですよ。春に訪れるのであれば、桜が見頃を迎える4月下旬～5月上旬頃がおすすめ。奥比叡ドライブウェイから延暦寺にかけては、美しい八重桜の並木道が続きます。桜の開花にあわせて開催されるお祭り「比叡のさくら」も忘れずにチェックしましょう♪

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10月下旬～11月中旬頃は、紅葉が見頃を迎えます。比叡山全体が色鮮やかなモミジに包まれる姿は、まさに絶景！なかでも横川エリアの紅葉は、延暦寺の中でも特に美しいと言われているんですよ。この時期は横川エリアで「もみじ祭り」も開催されるので、訪れるときは迷わず参加しちゃいましょう♩

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延暦寺まではシャトルバス、もしくはケーブルカーを利用して向かいましょう♪シャトルバスは、京都駅を含む数駅から出発しています。バス1本で延暦寺まで向かうことができるので、移動時間も短縮できますよ。初めての延暦寺観光にも◎。移動中も外の景色を堪能したい人であれば、ケーブルカーがおすすめ！ケーブルカーの窓から眺める景色は、まさに非日常の世界。広大な自然の数々を独り占めしている気分を味わえますよ。

琵琶湖の西側にある「近江神宮(おうみじんぐう)」は「大化の改新」で有名な天智天皇を祀る神社。近江神宮前駅から徒歩約9分。京都駅からは約30分で向かうことができます。鳥居を抜け、緑が茂る道を進むと見えてくる立派な楼門は要チェック。階段下から見上げる朱塗りの楼門は、旅の思い出として忘れずに撮影しておきたいフォトスポットでもあります。

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有名な俳人が数多く存在した滋賀県。境内には、天智天皇や松尾芭蕉などの歌碑や句碑が12か所も建てられています。この歌碑や句碑を目当てに参拝する人も多いんですよ。

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ご祭神である天智天皇が詠んだ歌が百人一首の1番目になっていることから、近江神宮は「かるたの聖地」や「かるたの殿堂」とも呼ばれています。敷地内の「近江勧学館」で毎年行われるかるた大会には、全国から1,000人以上の選手が集まるのだとか。

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映画「ちはやふる」のロケ地でも人気の近江神宮。近江勧学館内には、作品の原画や出演者のサインが展示されています。原作や出演者のファンであれば、京都旅行中に時間をとってでも訪れたい聖地ですね◎基本的に入館は自由ですが、大会やイベントがある日は入れない場合もあるので、事前に公式サイトやツイッターなどで確認してから向かってくださいね。

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かるたでおなじみの近江神宮ですが、実は「時」の発祥の地としても有名で、「時の聖地」とも呼ばれているんです。境内には日本最初の時計の模型でもある「漏刻(ろこく)」をはじめ、時刻や時計に関するモニュメントがいたるところに並んでいます。参拝中はかるただけでなく、ユニークな形をした時計の数々も忘れずに押さえておきましょう◎

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滋賀県の湖東地域にある「湖東三山(ことうさんざん)」。この湖東三山とは、「西明寺」「金剛輪寺」「百済寺」の3つの寺院の総称であり、県内有数の紅葉の名所としても有名なエリアなんです。なかでも「金剛輪寺(こんごうりんじ)」は、特に色鮮やかな紅葉が一望できることで人気の寺院。その鮮やかさから「血染めのもみじ」とも呼ばれているんですよ。

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秋の行楽シーズンになると、境内は見渡す限りの美しい紅葉で彩られます。重要文化財である三重塔「待龍塔(たいりゅうとう)」付近は、多くの参拝客が足を止める人気の撮影スポット！木々の間から顔を覗かせる塔と、それを囲むように紅葉が咲き乱れる一枚は、まるで絵画の世界。美しい四季の変化に思わずうっとりしてしまいそうです…♡

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紅葉以外にも見どころが満載の金剛輪寺。国指定名勝庭園でもある「明壽院庭園(みょうじゅいんていえん)」は、その美しさから「近江路一」とも称されているのだとか。境内では、桃山、江戸初期、江戸中期とそれぞれの時代に造られた3つの庭園を眺めることができます。紅葉のシーズンになると期間限定で夜間拝観が行われ、ライトアップされた庭園がお披露目されますよ。

比叡山の麓にある「日吉大社(ひよしたいしゃ)」は、県内有数のパワースポットとしても有名な神社。縁結びや厄除けにご利益があると言われています。比叡山延暦寺と同じエリアにあるので、同日に訪れると効率よく旅することができますよ。日吉大社は朱塗りの「西本宮桜門」をはじめ、数多くの重要文化財を有する神社でもあります。

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紅葉の名所としても人気が高い、比叡山エリア。日吉大社の境内には、約3,000本のもみじが植えられていて、毎年紅葉シーズンになると全国から観光客が訪れます。見頃は毎年11月上旬〜12月上旬頃なので、秋に京都と滋賀を旅するときはぜひ訪れたいですね♪

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お猿さんを魔除けの象徴として扱っている比叡山。日吉大社でも、お猿さんは神の使いとして崇められているため、境内ではいたるところで可愛いお猿さんを目にすることができます。日吉大社のお猿さんは、「魔が去る」や「勝る」という意味を込め「神猿(まさる)さん」と呼ばれているんですよ♪自由に猿の表情を描ける絵馬が可愛いですね◎

参拝時に必ずチェックしたいのが、見ているだけでも可愛い「神猿みくじ」。厄除けや必勝祈願をしたいときは、こちらのおみくじを引いて、神猿さんのご加護をいただきましょう♪おみくじは結んでも持ち帰ってもOK◎神猿さんは魔除け・厄除けとして、自宅の玄関や神棚に祀ってあげてくださいね。

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真言宗の大本山である「石山寺(いしやまでら)」は、瀬田川のほとりに佇む寺院。縁結び、厄除け、安産などにご利益があると言われています。京都駅からは電車で約40分。比叡山や日吉大社にも1時間以内で行ける位置にありますよ。正面にある東大門の両脇には、威厳ある仁王像が祀られています。

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石山寺とは、その名の通り石の山の上に立つ寺院。境内のいたるところで、名前の由来となった天然記念物「硅灰石(けいかいせき)」を目にすることができます。なかでも、力強さを感じる硅灰石の上に建てられた多宝塔の姿は、まさに圧巻の光景！パワースポットとしても人気なんですよ。

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石山寺は紫式部が「源氏物語」の着想を得たと伝えられる寺院として有名。また平安時代は貴族の間で石山詣が盛んだったため、紫式部以外にも多くの文学者が訪れたと言われています。都である京都に近い距離でありながら、琵琶湖などの自然と触れ合える石山への参詣は、観光気分を味わえると女性文学者にも評判だったのだとか。京都から滋賀への観光は、昔から女性に人気のコースだったんですね♪

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文学と併せて「花の寺」としても有名な石山寺。特に春はたくさんの花たちが、境内を美しく彩ってくれます。境内には3つの梅園があり、2月中旬になると約400本の梅が一気に開花します。さらに3月下旬～4月上旬にかけては、約600本の桜が咲き乱れ、4月下旬にはツツジ、初夏には花菖蒲やアヤメと、いつ訪れても季節の花を楽しむことができるんです。

秋になると、約2,000本の紅葉が境内や周辺の山々を赤く包み込みます。紅葉シーズンにふらりと訪れても楽しめる石山寺ですが、さらに絶景を堪能したい人には、期間限定のライトアップイベントがおすすめ。毎年11月中旬～下旬にかけて開催される「石山寺 あたら夜もみじ」は、その美しさから日本夜景遺産にも選ばれています。「あたら夜」とは「明けるのが惜しいほど美しい夜」という意味。幻想的な世界が広がる境内に足を踏み入れたら、帰るのが惜しくなってしまいそうです。

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滋賀県高島市にある「白髭神社(しらひげじんじゃ)」は、近江最古の大社。長寿の神様として知られ、縁結び、開運招福、子授けなどのご利益もあると言われています。また御祭神である猿田彦命(さるたひこのみこと)は、導きの神としても有名です。境内からは広大な琵琶湖を一望できるので、絶景を独り占めしたいときは晴れた日に訪れるようにしましょう◎

白髭神社と言えば、有名なのが「湖中大鳥居」！湖に建つ神秘の鳥居は、滋賀を代表するフォトジェニックスポットで、日本遺産にも認定されています。広島・宮島の「嚴島神社」を彷彿とさせることから、「近江の厳島(いつくしま)」とも呼ばれているんですよ。沖島を背景に堂々と立ち振る舞う鳥居の姿は、時間も忘れ、静かに眺めていたくなります。

いつ訪れてもフォトジェニックな一枚が撮れる湖中大鳥居ですが、特におすすめなのが朝日と重なる瞬間です。鳥居の後ろから静かに昇る朝日が湖面にリフレクションする様子は、まさに幻想的。少し早起きしてでも、足を延ばす価値があります。ただし国道を横断しての撮影は危険なのでご注意を。湖中大鳥居を撮影するときは、境内の社務所前に設営された展望台「藍湖白鬚台」を利用してくださいね。

滋賀県大津市にある「伊豆神社(いずじんじゃ)」は、縁結びのパワースポットとして口コミで話題の神社。恋愛成就にご利益があると、県内外から多くの女性観光客が訪れているんです。京都駅からは電車と徒歩あわせて約50分で到着するので、女子旅で京都を訪れたときは、ちょっと足を延ばしてみるのも楽しそう♪

境内にあるハートの形をした石は「幸運を呼ぶ石」と呼ばれていて、石の上部を撫でると幸福を呼び、思いが伝わると言われています。また境内の看板や絵馬に描かれているキャラクターは、幸運を呼ぶ石をモチーフにしているのだとか。いたるところにハートが散らばる境内は、その場に立っているだけで恋愛のご利益がいただけそう…♡参拝に訪れたときは、幸運を呼ぶ石に縁結びのお願いをしちゃいましょう♪

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伊豆神社のすぐ近くには、近江八景のひとつで、松雄芭蕉も愛したと言われる「浮御堂（満月寺）」もあります。縁結び祈願をしたあとは、フォトジェニックな一枚もいっしょに撮影してみては？

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旅行中に厄除けを行いたい人は、迷わず「田村神社(たむらじんじゃ)」に向かいましょう。京都から車で約1時間。甲賀土山ICから約5分の場所にある田村神社は、厄除の大神として知られる坂上田村麻呂公(さかのうえのたむらまろ)を主祭神として崇めています。厄除け祈祷を受けるため、全国各地から大勢の人が訪れる神社でもあるんですよ。祈祷は年中無休、予約なしで受けることができるので、旅行中のスケジュールとも合わせやすいですね◎

お祭り気分を味わいながら、厄除けをしたい人におすすめなのが、毎年2月17日～19日の3日間に行われる「厄除大祭」です。「田村まつり」とも呼ばれるこのお祭りは、遠方からも人が訪れ、毎年約20万人の参拝者で賑わう一大イベント！露店も約200店ほど出るんですよ。開催期間中は、普段よりも長く厄除祈祷の受付が行われるほか、境内の御手洗川に自分の年の数だけ節分の豆を流す「厄豆落し」などが行われます。ちょっと重い気分になりがちな厄落としも、お祭りといっしょに楽しむことができればいい思い出にもなりそうです♪

京都からのアクセスもよく、四季折々の自然も楽しめる滋賀県の寺院や神社は、ゆっくりと流れる時間を楽しみたいときにはぴったりな場所。都会の喧騒から離れ、心身ともにリフレッシュしたいときにこそ、訪れたい観光地です。京都旅行中に時間ができたら、おとなりの滋賀県まで少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか？趣ある寺社と自然、広大な琵琶湖からたくさんのパワーをもらえるはずです◎