2017年10月01日
初めての沖縄・日本最西端の離島『与那国島』旅行で知っておくべき20のおすすめ
日本最西端にある沖縄の離島『与那国島(よなぐにじま)』は、テレビドラマ「Dr.コトー診療所」の撮影地になったことでも知られる憧れの常夏アイランド。神秘の海底洞窟や、透明度の高いキレイな海と白い砂浜、手つかずの大自然を満喫できる島は癒しそのもの。また、島ならではの名産品、泡盛やカジキマグロをはじめとする絶品グルメもはずせません!はじめての離島観光で与那国島に訪れようとしている人に、島の食や見どころなどをたっぷりご紹介します♪
与那国島(よなぐにじま)についてちょっと予習しておきましょう。この島は、沖縄の最西端つまり、日本の最西端にある離島です。東京からは2000km以上、沖縄本島からはおよそ520kmも離れています。むしろ、台湾まではたったの110kmしか離れていないので、晴れた日には遠目に眺めることができます。日本で最も遅く夕日が沈む島なので一日がとても長いと感じるはず。ちょっと得した気分ですね。
人口はおよそ1800人程度で、北の祖納(そない)、南の比川(ひがわ)、西の久部良(くぶら)の3つの集落があります。熱帯雨林気候なので、同じ沖縄でも本島とは一風変わった光景が見どころのひとつです。寒い冬の時期になっても20度を超えるほど温かいので、晴れた日にはビーチや牧草地で半袖で快適に過ごせます。衣類などの荷物が少なくていいのも大きなメリットですね。
沖縄本島の那覇空港から1日1往復運航されています。およそ1時間半です。那覇空港以外では、石垣島から1日3往復、およそ30分です。県外からアクセスする場合は、那覇か石垣島で乗り換えが必要です。那覇からの直行便は朝早い便しかないので、少ない休日を効率よく廻るには、石垣島での乗り換えが便利です。
石垣島から“フェーリーよなくに”が、週に2往復が出航しています。およそ4時間です。
島一周はおよそ24kmです。道は坂道などが多いのでレンタカーが便利。ひとりでゆっくり廻るなら電動自転車やレンタバイクを借りるのがおすすめ。また、訪れる場所がある程度決まっているのなら、島一周道路(県道216号線)を走る路線バス(1日7便)を効率よく活用しましょう。路線バスは無料で乗車することができ、バス停以外の場所でも乗り降りが自由。また、島の情報を集めたいなら、まずは『DiDi与那国交流館』で情報をゲットしましょう。
2016年9月にオープンした『DiDi与那国交流館』は、沖縄風の建物や石垣が印象的です。ここにも島にまつわる展示品がありますが、島のどこに行けばどのような展示品などが見られるのかも知ることができます。与那国島の歴史や文化などを学べ、祭や行事などの情報も発信しています。地元でしかわからない最新グルメ情報なども助かります。入館料がかかりますが、それ以上に得することがあるかも。
与那国交流館 DiDi
安全性、情報の更新性の観点から外部サイトのURLを削除しております。
『ナンタ浜』は、格別な美しさと地元民が誇るビーチです。沖縄民謡にある“なんた浜”という曲でも知られています。夏には、バーベキューを楽しむ島民たちで賑わいます。シュノーケリングもできるので一日遊べる、空港から最も近いビーチです。
なんた浜の詳細情報
島の北東側にある『六畳ビーチ』は、泳ぐというよりも絶景を楽しむビーチです。およそ10mの高さの絶壁からは、息をのむほどのキレイな海の景色を一望できます。観光客の中には「ここの景色が一番!」という人も!?ただし、ビーチに降りるには足場が悪いので、どうしても降りたい場合はスニーカーなどの歩きやすい靴を忘れずに。
六畳ビーチの詳細情報
『ナーマ浜』は、日本最西端の碑がある西崎展望台のほど近くにあるビーチです。与那国島は、海水浴場といった感じのビーチがない中、最も海水浴にマッチしているスポットと言えるでしょう。近くにある、「与那国馬ふれあい牧場」の観光馬が人を乗せてビーチを歩く姿もここならではの光景です。また、島の西側にあるので、夕日がキレイなスポットです。トイレやベンチなどがありとてもキレイですが、シャワーが完備されていません。駐車場はあるのでご安心を。
ナーマ浜の詳細情報
『比川浜』は、島の南部中央にある「Dr.コトー診療所」の目の前にあるビーチです。防波堤によって波が遮られているので、穏やかな波の音がとっても心地いい。ビーチは透明度の高い遠浅で、白浜がとてもキレイです。ゆっくりのんびり過ごしたい人に打ってつけの空間です。
比川浜の詳細情報
島の観光スポットを廻ってみましょう。島一周道路を利用すればほとんどのスポットを順番に廻ることができるので、はじめての与那国島でもプランを組み立てやすいのが特徴です。では、与那国島空港から時計回りでご紹介します。
国の名勝にも指定される『ティンダハナタ』は、標高85mほどの高台にある天然岩をそのまま利用した展望台です。展望台までの歩道には、与那国の歴史を感じてしまうポイントがたくさん。伝説の女首長と語り継がれる「サンアイ・イソバの碑」、水を汲んで持ち帰って水の神に祈りを捧げる水の霊所「アラミディ」は神聖な場所。ぜひ立ち寄ってパワーを感じてみて!
ティンダハナタの詳細情報
『国泉泡盛』は、日本で一番アルコール度数の高い「どなん花酒60度」でも知られる酒造所です。ちなみに花酒は与那国島だけに製造が許されている貴重な一品。個性ある濃厚なうまみと口いっぱいに広がる香りがガツンとくるものの、想像よりも意外とあっさり飲めるのだとか。他では売っていないここでしか買えない限定品なども要チェックです。
国泉泡盛の詳細情報
国泉泡盛
与那国町 / その他
- 住所
- 沖縄県八重山郡与那国町字与那国2087
- 営業時間
- [月] 08:30 - 17:00 [火] 08:30 - 17:00 [水] 08:30 - 17:00 [木] 08:30 - 17:00 [金] 08:30 - 17:00 [土] 08:30 - 17:00 [日] 定休日
- 定休日
- 日曜日
『東崎展望台』は、絶景を見渡せる断崖絶壁の岬にあります。その高さはおよそ100mほど。展望台からは、晴れていれば西表島(いりおもてじま)まで眺めることができます。この大パノラマ感は“百聞は一見に如かず”。
東崎展望台の詳細情報
『軍艦岩』は、東崎から少し南下したところにあります。「サンニヌ台展望台」から見下ろす海の中の巨大岩は、名前にはじないほどの迫力です。荒々しい波しぶきが大好きな人にピッタリ。できたらこの景色は、画像よりも動画におさめたい!
サンニヌ台と軍艦岩の詳細情報
島の南東部にある『立神岩』は、ガイドブックやポスターなどにも起用されています。島のシンボルと言っても過言ではない絶対に訪れたい観光スポットです。立神岩を見ることができる展望台は二か所あります。駐車場から少し歩きますが、たどり着いて目にする圧巻の絶景は「スゴイ~」と「キレイ~」の言葉しかありません。
立神岩の詳細情報
2003年と2006年に放送されたフジテレビ系の高視聴率ドラマ『Dr.コトー診療所』。その撮影用に建てられたセットが有料で見学が可能です。当時とほとんど変わらない診療所の中を見学することができるので、ファンにはたまらないスポット!
Dr.コトー診療所の詳細情報
島の西側にある『ヨナグニウマふれあい広場』は、天然記念物に指定されている日本在来馬“与那国馬”と触れ合うことができます。せっかくここに来たならこわがらずに乗馬にトライ!海の中を馬に乗って歩く他ではなかなかできない体験は、きっと一生の思い出になるはず。
NPOヨナグニウマふれあい広場の詳細情報
『海底遺跡』は、全長100m、幅60mにも及ぶ壮大な海の神秘です。死ぬまでに一度は行ってみたいという人も少なくありません。海底遺跡が発見されたのはわずか30年ほど前の1986年のこと。そのため、人為的に作られたものなのか、まだまだたくさんのなぞに包まれているそう。
ホテル入船・サーウェスヨナグニ|与那国島
安全性、情報の更新性の観点から外部サイトのURLを削除しております。
【アクセス】海底遺跡の水中観光船の出発場所が“久部良港(くぶらこう)”の場合、与那国空港から車でおよそ10分弱。“祖納港(そないこう)”の場合、車でおよそ5分。
海底遺跡の詳細情報
『西崎展望台』は、日本最西端の岬です。晴れた日には、およそ110km先にある台湾をここから望むことができます。岬には展望台から見る素晴らしい景色の他、「日本最西端の碑」や「西崎灯台」などの見どころも忘れずに。
西崎展望台の詳細情報
『モイストロールカフェ』は、日本最西端にあるカフェです。古民家風なたたずまいとオシャレで落ち着く店内はとても居心地が良い。まるで、友達の家に遊びに行ったような気分になります。
モイストロールカフェの詳細情報
モイストロールカフェ
与那国町 / カフェ、ダイニングバー、ピザ
- 住所
- 沖縄県八重山郡与那国町4022-119
- 営業時間
- [月] 10:00 - 17:00 [火] 10:00 - 17:00 [水] 10:00 - 17:00 [木] 10:00 - 17:00 [金] 10:00 - 17:00 [土] 10:00 - 17:00 [日] 10:00 - 17:00 ■ 定休日 不定休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
『わかなそば』は、地元の利用者も多い沖縄そばのお店です。メニューは「わかなそば」と「ご飯」のみと至ってシンプル。そんな中、ここしかないからこの店に来るのではなく、この店の味を求めてリピートする観光客も多いとか。沖縄でも珍しいとんこつスープが麺によくなじみ、トッピングの柔らかい三枚肉はまるで焼肉を食べているかのようにボリューミー。紅ショウガのアクセントもたまりません。与那国島の代表のひとつともいえる島ごはんです。
わかなそばの詳細情報
わかなそば
与那国町 / 沖縄そば
- 住所
- 沖縄県八重山郡与那国町字与那国3083
- 営業時間
- [月] 11:30 - 14:00 [火] 定休日 [水] 11:30 - 14:00 [木] 11:30 - 14:00 [金] 11:30 - 14:00 [土] 11:30 - 14:00 [日] 11:30 - 14:00 ■ 営業時間 麺が無くなり次第閉店 ■ 定休日 不定休
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ~¥999
『ビヤガーデン国境』は、久部良漁協で水揚げされたばかりの新鮮なカジキや、島のご当地メニューなどを出してくれる老舗居酒屋です。夜だけでなくランチタイムにも利用できます。お店のおすすめでもある「唐揚はて(カジキのから揚げ)」は、魚なのにとってもジューシーな食べ応え♡
ビヤガーデン国境の詳細情報
ビヤガーデン国境
与那国町 / 海鮮、ビアガーデン
- 住所
- 沖縄県八重山郡与那国町字与那国22-4
- 営業時間
- [月] 11:30 - 13:30 18:30 - 23:00 [火] 11:30 - 13:30 18:30 - 23:00 [水] 11:30 - 13:30 18:30 - 23:00 [木] 定休日 [金] 11:30 - 13:30 18:30 - 23:00 [土] 11:30 - 13:30 18:30 - 23:00 [日] 18:30 - 23:00
- 定休日
- 木曜日
- 平均予算
- ¥3,000~¥3,999
『島料理 海響』は、沖縄ならではの島料理メニューが揃う居酒屋です。新鮮なカジキ料理もはずせませんが、その他にも提供される島料理の数々に、どれを選んでいいか迷ってしまいます。中でも沖縄ならではの「マース煮」はおおぶりで上品な味わい。
島料理 海響の詳細情報
島料理 海響
与那国町 / 居酒屋、海鮮、沖縄料理
- 住所
- 沖縄県八重山郡与那国町字与那国4022-6
- 営業時間
- [月] 18:00 - 22:00(L.O. 料理21:30) [火] 18:00 - 22:00(L.O. 料理21:30) [水] 定休日 [木] 18:00 - 22:00(L.O. 料理21:30) [金] 18:00 - 22:00(L.O. 料理21:30) [土] 18:00 - 22:00(L.O. 料理21:30) [日] 18:00 - 22:00(L.O. 料理21:30)
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ¥3,000~¥3,999
『アイランドホテル与那国』は、与那国島唯一のホテルです。ちょっと民宿やペンションが苦手という女性でも安心です。
詳細情報
『旅の館・阿檀』は、オーナー夫婦が経営するアットホームな雰囲気でくつろげる旅館です。その心遣いにまた泊まりたいというリピーターも少なくありません。また、ご主人がダイバーなので、はじめてのダイビングでも色々と教えてもらえるのが心強いポイント。
旅の館「阿檀」 <与那国島>
閉業や休業等の理由により施設情報が存在しないか、一時的な障害で施設情報が取得できませんでした。
日本最西端にある『与那国島』は、気候だけでなく人の温かさに包まれた南国パラダイスです。ダイビング目的なら、冬に訪れて“ハンマーシャーク”を見るツアーの参加にもぜひトライ!どこに行ってもプライベート空間が味わえる広大な手つかずの大自然で、癒しの旅を計画してみてはいかがでしょうか?