とろける上品な甘さ♡長崎・島原の名物スイーツ「かんざらし」とは？

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白玉粉で作った1.5cmほどの小さな団子を、茹で水にさらして冷やします。それに、蜂蜜や砂糖等で作った特製のシロップをかけたのが「かんざらし（寒ざらし）」です。

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とてもシンプルですが、シロップの上品な甘さと、とろりとした白玉団子がマッチ。現在も、島原ではよく食べられている名物スイーツなんです。

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中国や台湾に、「かんざらし」によく似た白玉団子のスイーツがあります。「湯圓（タンユエン）」と呼ばれるもので、団子の大きさもちょうど「かんざらし」と同じくらいのサイズ。

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白玉団子の粉の原料はもち米。そのもち米を大寒の日に水にさらす習慣があったことが由来で、「かん（寒）ざらし」と呼ばれているのだそうです。

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趣のある入り口が印象的な「しまばら水屋敷」。こちらは、庭に湧く湧水を眺めながら「かんざらし」がいただけるお店です。

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庭を通り抜け母屋に入ると、広間に通されます。テーブル同士の間隔が広く、ゆったりと過ごせるのがうれしいですね。店内には、猫の置物がいっぱい並んでいます。

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こちらは、かんざらしと抹茶がセットになった「かんざらしセット」。お団子はモチモチしていて、甘い蜜との相性がバツグン。そんなに甘くないので、食べやすいですよ。

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「あずき抹茶セット」は、「かんざらし」の上にあずきがトッピングされたもの。秋から冬には、こちらのかんざらしもおすすめです！

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創業明治10年。九州で二番目に古いという金物屋さんに併設されているのが、「速魚川(はやめがわ)」です。木造のしっかりとした建物が、目印ですよ。

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中庭に面した店内は、風が通り抜けて気持ちよく過ごせそうな作り。静かなたたずまいに癒されます。

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レトロでかわいい器で提供される「かんざらし」。初めて食べる人でも、懐かしさを感じることが出来るやさしい味わいです。

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海産物やみそなどを販売する「中屋商店」のお隣にあるのが、「中屋喫茶部」。築100年もの歴史がある味噌蔵をリノベして作ったお店では、地元で「中屋のおばあちゃん」と呼ばれる80代のオーナー手作りの「かんざらし」がいただけます。

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島原城近く、森岳商店街の中にある喫茶店「青い理髪舘 工房モモ」。店名の理髪店は、この建物がかつて理髪店だったことに由来します。大正12年に建てられたこの建物は、登録有形文化財に指定されているんですよ。

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店内には、壁一面の大きな鏡や柱時計など歴史を感じるものがいっぱい。レトロなインテリアが好きな人には、たまらない味わいがありますね。

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こちらの「かんざらし」をよく見ると…白玉団子がひとつだけハート型をしています！心にくい演出ですね。こちらのお店では、「湧水コーヒー」やパスタ・ピザなどの食事メニューも揃っています。食事のあとに「かんざらし」をデザートに、というコースがおすすめです。

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島原の観光名所、武家屋敷通りにある休憩所「島原市役所武家屋敷売店」。こちらでも、「かんざらし」をいただくことができます。散策途中の甘いもの補給に、いいですね。

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水車が印象的な庭を見ながら、「かんざらし」をいただいてみましょう！

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散策で疲れたからだに染み渡る「かんざらし」。やさしい甘さが、疲れをとってくれそう。シロップは品のある甘さで、飲み干そうと思えば飲み干せちゃうくらいですよ！

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ちっちゃいお団子なので、するするっとのどを通っていきます。この食べやすさも、美味しさのポイントのひとつです。