2020年03月16日
【2020年】初めてでも安心♪下関観光のポイントと王道観光スポットをご紹介!
フグで有名な山口県下関市は、本州最西端にある自然豊かで風光明媚な土地です。歴史ロマンを感じられる史跡や景色の良い公園なども多くあり、映画やドラマのロケ地としても使われてきました。今回はそんな下関市の王道観光スポットをご紹介します。下関市に行くのが初めてでも、これだけ押さえておけば大満足の旅ができますよ♪
目次
山口県の最西部に位置している下関は、関門海峡の海の恵みや、豊かな自然がつくりだす風景が自慢の町です。古くから海峡都市として捕鯨などが行われ発展してきました。下関と言えばふぐが有名ですが、市場ではここでしか出会えないような貴重な魚も販売しており、珍しいグルメも旅の楽しみの一つです。源平合戦の最終決戦地である壇ノ浦や、宮本武蔵と佐々木小次郎の決戦の地である巌流島など、歴史ロマンを感じられるスポットも多いので、遠い昔に思いを馳せながら観光するのも良いですね。今回はそんな下関の魅力をまとめました!是非、チェックしてみてください♪
下関は自然が満喫できる公園や遊園地、歴史を感じられる史跡、新鮮な海産物を買える市場まで、様々なジャンルの観光名所があり、誰と訪れても楽しめます。王道の観光名所を見ていく前に、まずは下関を観光する際に覚えておきたいポイントを確認して行きましょう!
下関は東京からは距離があるので日帰りは難しいのですが、有名な観光名所は南側に集中しており、1泊2日あれば主要なスポットは巡ることができます。時間がある場合は、2泊3日で角島などの下関の島々を巡るのもおすすめです。
下関の王道観光スポットは比較的移動しやすい南側に集中しており、移動にそれほど時間がかからないので効率よく周ることができます。一緒に行く相手や目的に合わせてお好みの旅行プランを作ってみてくださいね。
展望台から下関の街並みを一望しよう
1996年に誕生した「海峡ゆめタワー」は、全長153mの下関のランドマークタワーです。全ガラス張りの円形の展望室からは関門海峡や巌流島、響灘などが一望でき、360度のパノラマが広がります。時と共に移り変わる海、空、街の景観を楽しみながら下関の景色を眺めれば、地上とは違うゆったりとした時間を感じることができますよ♪28階の展望室には「縁結び神社」や、ハート型の南京錠を一緒にかけると幸せになれると言われている「ラブネット」があり、山口県で初めての恋人の聖地として認定されています。夜になると夜景が美しいので、カップルや家族でロマンチックな時を過ごしましょう!
海峡ゆめタワーの詳細情報
広大な公園の遊具で遊び、響灘の景観を楽みましょ♪
下関市の彦島に位置する「老の山公園」は、老の山の山頂付近に造られている公園です。響灘を一望することができ、自然豊かな景勝地として観光客に人気があります。公園には遊具や芝生のエリアがあり、景色だけでなく子供たちをのびのびと遊ばせることもできますよ♪冬から春にかけては梅や桜、つつじなどが咲き誇り、遊歩道も整備されているので、自然の中で体を動かしたい時にも絶好の場所なんです。
老の山公園の詳細情報
武蔵と小次郎の戦いに思いを馳せながら散策しよう
「巌流島(正式名称:船島)」は、1612年(慶長17年)に宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘をしたことで有名な島です。現在は無人島となっていますが島全体が公園のようになっており、観光船が行き来する浮桟橋や、遊歩道、休憩処などが整備されています。島の一番の見どころは、武蔵・小次郎像。2人の戦いが臨場感たっぷりに再現されており、当時の様子を垣間見ることができます。様々な種類の船が往来している関門海峡で、それを眺めながら気持ちの良い風に吹かれて、この島ならではの歴史と風情を感じましょう!
観光寸劇 「武蔵 小次郎 海中の決闘 〜巌流島〜」の詳細情報
秘境感たっぷりの島で貴重な名所や旧跡を見学
「六連島」は、下関の彦島から北西に5kmほどの場所にある周囲4kmほどの小さな島です。下関市竹崎町の渡船場から直行便が出ており、約20分ほどで行くことができます。日本でまだこんな場所があるのか!と驚くほど、のどかな生活風景を見ることができます。この島の見どころは、世界で3つしかないと言われている巨大な雲母玄武岩や日本最古の洋式灯台です。ここでしか見ることのできない貴重なものなので、国内外からわざわざ観光客が足を運びやって来ます。花をハウス栽培で育てている家も多く、“花の島”と呼ばれるほど色とりどりの花が咲き誇るので、是非見に行ってみましょう♪
六連島の詳細情報
昼は草花を見ながら散策、夜は1000万ドルの夜景でロマンチックに♡
標高268mの火の山山頂にある「火の山公園」は、火の山ロープウェイで4分、登山道で30分ほど歩けば到着する瀬戸内海国立公園の一部の自然豊かな公園です。春になると桜やつつじが咲き誇り、開花に合わせてイベントが行われることからお花見スポットとしても人気です。山頂ということもあり、高台から見下ろす景色は絶景。3階建ての展望台もあり、2階にはレトロな雰囲気が漂う回転レストラン、3階には関門海峡や響灘を一望できる展望室があります。夜になるとライトアップされた関門橋が美しく光り、周辺の町の灯りと合わせて1000万ドルとも呼ばれる夜景が広がりますよ。
火の山展望台の詳細情報
歴史を感じる海沿いの公園を散歩しよう
「みもすそ川公園」は、源平合戦の決着の地である壇ノ浦古戦場跡が一望できる場所にある公園です。目の前には「早鞆の瀬戸」と呼ばれる関門海峡の一番狭く流れの早い海が広がっており、関門大橋が一望できます。壇ノ浦の戦いを再現した源義経と平知盛の像や、幕末の攘夷戦で外国船に砲撃した砲台跡などがあり、歴史を身近に感じられるように工夫された造りが魅力。砲台跡には長州砲と呼ばれるレプリカの砲台が置かれており、そのうちの1つはお金を入れると音と煙で実際に撃ったような臨場感を体験できるので、是非チャレンジしてみましょう♪小さい公園ではありますが、歴史に思いを巡らせながら、海を眺めてゆっくりと散歩するのにおすすめです。
みもすそ川公園の詳細情報
下関らしい風景を陸や海から眺めましょう
山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ「関門橋」は、全長1,068mの大きな吊り橋です。ガイドブックなどでも紹介される下関を代表する雄大な橋で、関門海峡の景色を堪能したいのならここが一番!と太鼓判を押す人も多いスポットです。壇ノ浦パーキングエリアや関門海峡連絡船から全景を眺めたり、車でドライブするのにも気持ちが良いですよ♪夜になるとライトアップされ、ロマンチックな雰囲気になります。橋の下は一日に700隻を超える船が運行しており、波の音と汽笛の音が「残したい日本の音風景百選」にも選ばれています。港町ならではの風情を五感で感じることができるスポットです。
関門橋の詳細情報
伝説の残る神聖な島でパワーをもらおう!
満珠島と干珠島は、瀬戸内海に並んで浮かぶ無人島です。緑の森が美しい島で、自生している原生林は「満珠樹林」「干珠樹林」と呼ばれ、国の天然記念物に指定されています。この島は祭神である神功皇后が住吉大神の化身である龍神から授かった2つの玉からできたという伝説もあり、忌宮神社の飛び境内でもあることから神聖な空気が漂います。壇ノ浦の戦いでは、源氏軍が拠点とした島でもあります。島へは渡ることができませんが、豊功神社の展望台や御舟手海岸からは、2つの島が仲良く寄り添うように並んでいる姿を見ることができます。不思議なパワーを感じに行きましょう♪
満珠島 干珠島の詳細情報
美しい日本庭園を見ながら散策
31,000㎡の敷地を誇る「長府庭園」は、敷地長府毛利藩の家老格だった西運長の屋敷跡地です。池を中心に美しい庭園風景が広がっており、紅葉の時期などは水面に映る鮮やかな色彩を楽しむことができます。書院やあずまやなどの建物も現存しており、昔にタイムスリップしたかのような静かな時が流れます。敷地内にはいくつもの蔵もあり、そこでは下関の銘菓やお土産、市内で活躍している作家さんの作品販売などが行われているので、ここでお土産を購入しましょう♪楽焼体験もできるので、旅の思い出に参加してみるのも良いですね。
長府庭園の詳細情報
下関発展の歴史を感じる公園を散歩し、スナメリを見に行こう!
小高い山の上にある「関見台公園」は、串崎城の跡や巨大なクジラのオブジェがある地元民に愛されている公園です。下関は捕鯨で栄えた町でもあり、かつてこの場所に下関水族館があったことから、シロナガスクジラのオブジェがシンボルとして今でも残っています。長府外浦海岸沿いにある公園なので、満珠と干珠を眺めたり、直接砂浜に降りて行くこともできます。実はこの場所はクジラの仲間である「スナメリ」が現れることでも有名で、砂浜から5kmほどの場所に来ることもあるそう。運が良ければ至近距離で見ることができるかもしれませんよ♪
関見台公園の詳細情報
関門海峡の美味しい海の幸に舌鼓
海峡の町である下関に来たら外せないのが新鮮なお魚ですよね。「唐戸市場」は、下関の河豚や鯛などの市場として全国的に有名な市場ですが、ここでは漁師さんたちが獲ってきた魚を一般の人が直接購入することもできます。スーパーには並ぶことのない珍しい魚もいるので、漁師さんたちとの会話を楽しみながら買い物をすることができますよ♪祝日や週末には魚食を普及させることを目的に始まった「活きいき馬関街」寿司バトルが開催中です。朝獲れの新鮮な魚をお寿司や海鮮丼で食べることができ、下関ならではの美味しいグルメに舌鼓をうつことができます。市場の賑やかな雰囲気の中で食事を楽しめば、より美味しく感じること間違いなし!
唐戸市場【活きいき馬関街】の詳細情報
下関で最も強いパワースポットでご利益を得よう
「赤間神宮」は壇ノ浦の戦いでわずか8歳でこの世を去った安徳天皇や、平家一門を祀っている神社です。神社は下関で一番と言われるほど強いパワースポットで、水難除けはもちろん、安産や家内安全、国家鎮護などにご利益があると言われています。白壁に朱塗りのまるで竜宮城のような造りの水天門は存在感たっぷりで、夜になるとライトアップされてより幻想的な雰囲気になります。怪談で有名な「耳なし芳一」の芳一堂もあるので、参拝と一緒に見てみましょう!毎年10月の土曜日には「源平night in 赤間神宮」という、この地の歴史を舞台にして再現したものも上演されます。
赤間神宮の詳細情報
アットホームな雰囲気の遊園地で遊び尽くそう
「はい!からっと横丁」は、10種類以上のアトラクションが楽しめる下関で唯一の遊園地です。入園が無料なので、周りの観光名所に行ったついでに気軽に立ち寄ることができます。キッズコースターや海洋生物をモチーフにしたメリーゴーランドなど、小さな子供でも安心して遊べるものが多く、遊園地デビューにもぴったりです。人気の大観覧車は、関門エリアを一望することができるので、ゆっくりと下関の街並みを鑑賞しながら休憩するのにもおすすめ。全部のゴンドラに観光案内のタブレットが設置されているので、次に行く場所を調べたり、下関の魅力を再発見しちゃいましょう。スリルを感じたい人には、シースルーゴンドラもあるので乗ってみてくださいね♪この観覧車は夜になるとLEDでライトアップされ、下関の夜景に華を添える存在にもなります。
はい!からっと横丁の詳細情報
下関らしい展示の水族館で、海の生き物に癒されよう
2001年に開園した「下関市立しものせき水族館・海響館」は、500種20,000点の海の生き物を展示している水族館です。この場所ならではの展示方法が魅力で、関門海峡潮流水槽では日本海、関門海峡、瀬戸内海の流れを再現した水槽や、海中散歩をしている気分を感じることができるトンネルなどがあります。シロナガスクジラの全身骨格標本や、100種類以上のフグの仲間たちを展示しているエリアもあり、他の水族館とは一風変わった展示方法が観光客に評判です。イルカにタッチしたり、ペンギンと記念撮影ができるイベントなども開催されており、小さい子から大人まで、海の生き物を身近に感じることができますよ♪「アクアシアター」では、海をバックにイルカとアシカが同時にパフォーマンスをする珍しいショーも見ることができます。
下関市立しものせき水族館 海響館の詳細情報
下関市立しものせき水族館 海響館
- 住所
- 山口県下関市あるかぽーと6-1
- アクセス
- ・JR新下関駅からバスで30分「海響館前」下車、徒歩1分 ・JR下関駅からバス約5分「海響館前」下車、徒歩3分 ・中国自動車道下関 ICから車10分
第40回関門海峡花火大会の詳細情報
下関は海峡都市として新しいものから歴史の残る場所まで、多彩な観光名所が点在しています。歴史を感じ、買い物を楽しみ、美味しいグルメを堪能できる素敵な観光地なので、日頃のストレス発散や新しい発見、出会を求めてでかけてみてはいかがでしょうか。
シチュエーション別に厳選!下関市のおすすめホテル・旅館8選
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