エメラルドグリーンの海が美しい！山口県角島のおすすめ観光スポット13選

「角島（つのしま）」は、山口県下関市豊北町にある周囲約17kmの島で、山口県の北西端に位置しています。牧崎と夢崎という2つの岬が牛の角のように突き出ていることから、この名前が付けられました。自動車の場合は下関ICから国道191号線を北上、電車の場合はJR山陰本線特牛駅（こっといえき）で下車し、角島内ではバスを利用します。

角島は、映画・ドラマ・CMのロケ地として使用されることも多いのだそうです。例えば映画「四日間の奇蹟」、ドラマ「HERO」のスペシャル版などで角島が舞台になりました。ロケ地巡りを楽しむこともできそうですね。

まずご紹介するのは、角島と本州をつなぐ「角島大橋」です。かつては渡船が使われていましたが、2000年にこの橋が完成し、車で簡単にアクセスできるようになりました。そのインパクトのある景観から山口県の新たな観光地として有名になり、自動車のCMでもしばしば利用されているそうです。全長は1,780mで、通行料金無料の離島架橋としては全国2位の長さとなっています。

次にご紹介するのは、角島大橋の本州側入口に位置する「海士ヶ瀬公園」です。ここは角島大橋と角島、そしてエメラルドグリーンの海を一望できる絶景スポット。角島大橋を渡る前に、まずはここで写真撮影をするという方が多いそうです。公園の西側には展望台があり、見晴らしが抜群。そのほか公衆トイレや売店、観光案内所、駐車場なども整備されているため、ドライブの途中に立ち寄りやすいですよ。

続いてご紹介するのは、本州から角島に渡りすぐ左手にある「瀬崎陽の公園」です。本州側からの眺めとはまた違う、美しい景観を見ることができますよ。かつて島の岬にあった燈明台の灯り（陽）が船の安全を守ったという話から、この名前が付いたのだそうです。この公園は本州側の海士ヶ瀬公園よりも空いているので、周囲を気にせずのんびりと過ごすことができます。

次にご紹介するのは、角島の西に位置する「角島灯台」です。この灯台は「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンが設計したもので、日本海側では初の洋式灯台となります。明治9年に初点灯され、140年たつ今でも現役で毎日点灯しているのだそうです。29.6mの灯台はらせん階段を上って踊り場まで出られ、そこから美しい景色を眺めることができますよ。「灯台公園前」バス停から徒歩3分の場所にあります。

角島灯台の周辺は、「角島灯台公園」としてきれいに整備されています。角島灯台を中心に、散策路や広場、角島灯台記念館、展望ギャラリーなどが設置され、のんびりと散歩をするのにぴったりです。またイカ焼きやサザエの壺焼きなどを販売する売店もあるので、ちょっと小腹を満たすのにもおすすめですよ。

続いてご紹介するのは、角島灯台公園のすぐ隣にある「夢崎波の公園」です。灯台公園と合わせて、のんびりと散策をするのがおすすめですよ。またこちらの公園は、灯台の設計者であるチャード・ヘンリー・ブラントンにちなんで、英国風に造られているのが特徴。ハマオマトやダルマギク、スイセンなどの花も咲き、季節に応じて美しい風景を見せてくれます。

次にご紹介するのは、角島灯台のやや東に位置する「角島大浜海水浴場」です。白い砂浜と青い海が美しく、ビーチからは角島灯台も見えるので、山口県の中でも人気の高い海水浴場となっています。シャワー、トイレ、売店もきちんと整備されているので、誰でも利用しやすい海水浴場です。「大浜海水浴場」バス停からすぐの場所にあります。

続いてご紹介するのは、角島大浜海水浴場のすぐそばにある「角島大浜キャンプ場」。テントサイトとバンガローがあり、お好みのスタイルで宿泊が可能です。またこのキャンプ場は、映画「四日間の奇蹟」のロケセットがあることでも有名。映画で使用された美しく神秘的な礼拝堂は、現在公衆トイレとして使用されています。こんなに絵になるトイレ、ほかに見たことがありません！

次にご紹介するのは、角島の中央付近に位置する「コバルトブルービーチ」です。その名の通り、青く美しい海が魅力の人気ビーチ。海水浴シーズンは特に混雑し、山口県内だけでなく九州、広島、島根などからも観光客が訪れるそうです。もちろん海の家やシャワー、トイレも完備されています。ビーチに売店はないのですが、すぐ近くにある「しおかぜの里角島」で食事ができますよ。「学校横」バス停から、徒歩1分で到着します。

続いてご紹介するのは、角島の最北端に位置する「牧崎風の公園」です。爽やかな草原と雄大な日本海を一望できる、絶景スポットとなっています。公園のそばには牧場があるため、牛が放牧されのどかな雰囲気です。また秋になると、ダルマギクが美しく咲き誇ります。角島灯台や角島大橋からはやや離れますが、気持ちよく過ごせるおすすめの場所ですよ。レンタカーが便利ですが、バスで訪れる際は「牧崎公園口」バス停から徒歩30分です。

次にご紹介するのは、角島中央部の南側に位置する「つのしま自然館」です。ここでは角島に生息する動植物や貝、海藻などについて学ぶことができます。また角島は1970年代末に「ツノシマクジラ」という新種のクジラが発見された場所でもあり、館内にはこのクジラの骨格標本などが展示されています。「大浜海水浴場」バス停のすぐそばです。

コバルトブルービーチのすぐ近くにある「しおかぜの里角島」には、角島の食材を使った食堂や特産品の販売所が集まっています。角島で食事をする際、とっても便利なスポットです！

しおかぜの里角島内にある「フレッシュしおかぜの里」では、新鮮なウニ丼や海鮮丼、サザエの壺焼きなどの海の幸が味わえます。そのほか、一風変わったわかめソフトクリームという商品も。抹茶のような風味と、ほのかな磯の香りを感じられるのだそうです。

同じくしおかぜの里角島内にある「磯味亭」では、ボリューム満点の定食メニューが充実しています。焼きイカ定食や魚フライ定食など、もちろん海の幸が中心です。そのほか、磯味亭カレーやイカカレーなども人気ですよ。

美しい景色の中で食事を楽しみたい方におすすめなのが、角島灯台の近くにある「角島テラス」です。こちらのお店は、開放感のあるテラス席のみとなっているのが特徴。昼間の青い海はもちろん、夕日が沈む時間帯も非常に美しくおすすめですよ。

カフェスタイルの角島テラスでは、シーフードピザやさばバーガー、ゲソボードッグといった、海の幸をおしゃれにアレンジしたメニューを味わえます。しおかぜの里角島は和食のみなので、洋風メニューを食べたい方にはこちらがおすすめです。

山口県角島のおすすめ観光スポットを13ヶ所ご紹介してみましたが、いかがでしたか？エメラルドグリーンやコバルトブルーの美しい海が、非常に魅力的です。絵になるスポットが多いので、映画やドラマのロケ地として使用されるのも納得ですよね。派手な観光スポットはないですが、大自然の中でのんびりと過ごすことができますよ。日頃の疲れを癒しに、ぜひ一度角島を訪れてみてはいかがでしょうか。