熊本の酒は旨い！呑んべぇにおすすめしたい日本酒＆焼酎10選

阿蘇の山々の伏流水をはじめ、湧水に恵まれた「水の国」熊本は、全国的にも高評価を得る米や果物が栽培される農業県でもあります。なので、豊かな農作物と水に恵まれた熊本に、美味しい地酒がないわけないんです！

呑んべぇにとって嬉しいのは、全国の地酒を飲むことですよね♪これから紹介する地酒は、お土産を買うのに便利な熊本空港などでも購入することができるので、お酒好きな方へのお土産の参考にしてみてください。

熊本で本格的に日本酒が作られるようになったのは、明治後期になってからと言われています。「酔うためのお酒」から「よりおいしいお酒」を極めてきた、熊本の日本酒の中でおすすめの4選を紹介します。

株式会社熊本県酒造研究所で製造されている「香露」。熊本酵母発祥の蔵で、全国の吟醸酒つくりに使われている「きょうかい9号酵母」を使用してできた大吟醸酒です。”吟醸酒のお手本”とまで言われる「香露」は、華やかな香りで、バランスの良さが自慢です。

重厚で熟成された香りが特徴的な純米酒です。重厚なだけでなく、芳醇な香りがするのも特徴的。夏はキンキンに冷やして呑むのがおすすめですが、それ以外は常温かぬるめの燗でいただくと風味や旨みをより感じられます。

1742年創業の山本酒造が造る日本酒が「れいざん」です。雑味が少なく、香りは落ち着いています。キリっとした辛さが特徴的で、飲み口は柔らかいお酒です。冷かぬる燗でいただくのがおすすめ。

一切濾過をしていない「純米無濾過生原酒中汲」ということで、米の旨みや風味、甘みを存分に堪能することができます。華やかながらもキレがある一杯。味の濃い目の料理にも負けることなくいただけます。ぜひ冷でいただいてくださいね。

「球磨焼酎」をはじめとした本格米焼酎のメッカともいわれる熊本では、伝統的な味わいの焼酎から、現代人の好みに合わせた焼酎までバラエティ豊かな焼酎を味わえます。そんな熊本でおすすめの米焼酎6選を紹介します。

熊本では定番のお酒で多くの人に親しまれています。「繊月」は、まろやかで旨みのある飲み口が特徴的な、米焼酎です。

全国水質ランキングで9年連続日本一に輝いた川辺川の水と、相良村で収穫されたお米である「ひのひかり」のみで作られた純米米焼酎です。世界で名高いジャーナリストや、蒸留酒の製造業者などが鑑評を行う「ロサンゼルスワイン＆スピリッツコンペティション2013」では最高の金賞に輝いています。

厳選したお米を使用し、丁寧に作られた米焼酎で「氷とマッチする酒」というコンセプトのもと、甘い香りとすっきりとした味わいが楽しめます。手ごろなお値段で、どんな料理とも相性がいいので、熊本では食中酒として広く親しまれています。ハイボールとしてウイスキーの代わりに飲める「金しろ」、日本酒の吟醸酒のような「銀しろ」もおすすめですよ。

吟醸酒用の黄麹で丁寧に低温発酵させ、減圧で蒸留し、無濾過で仕上げている焼酎です。すがすがしい香りがほのかに感じられ、深い味わいを残しながらも、すっきりとした飲みやすさが特徴です。全国酒類コンクールの本格焼酎・米部門で2012年春季、秋季連続1位受賞しています。

400年の歴史を持つ鳥飼酒造が香りにこだわって造った焼酎。自家培養の酵母で造られています。鳥飼の命ともよぶ華やかな香りと、柔らかい口当たりが特徴的です。トロピカルフルーツのような味わいなので女性にファンが多い銘酒。ロックでいただきましょう！

シェリー樽に3年、ブランデー樽に3～5年、それぞれ熟成させた米焼酎をブレンドさせて造られた焼酎です。抜群の香りと、コクがあり、まろやかな味わいを楽しむことができます。

熊本は豊かな水資源に恵まれており、おいしい農作物が育っています。そんな水と農作物で作ったお酒はどこにも負けない逸品ばかりです。ぜひ熊本の美味しいお酒を楽しんでみてください。