2024年06月24日
いい湯がいっぱい♪栃木県の温泉&おすすめ宿12選
鬼怒川温泉や那須湯本温泉など、温泉が多くある栃木県。温泉に行こうと言えば名前があがる場所ですが、他にどんな温泉があるかは知らない人が多いのでは?そんな方々のために、栃木県の温泉を紹介します。さらに、その場所でおすすめ温泉宿も紹介しちゃいますよ。気になる場所があったら、宿に泊まってゆったり温泉旅行を満喫しましょう。
目次
栃木県は、県内の温泉源泉数がおよそ630、全国で10位に入る温泉天国なのです。こんなに温泉がたくさんあるということは、近県にお住いの方々はもちろん、栃木県民でも知らない人が多いのでは。
そんな温泉天国・栃木県の温泉をご紹介します。県民ですら知らないようなマイナーな温泉もご紹介しますので、ぜひ観光ついでに温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか?
塩原温泉郷は渓谷美が素晴らしい温泉です。尾崎紅葉もかつて「名瀑」と塩原渓谷の美しさを称えたそうで、あたりには10ほどの名瀑といわれる滝があります。お湯も歴史が古く、名湯、そして秘湯ともいわれる温泉もあることで知られています。
塩原温泉は開湯1200年の古い歴史のある温泉です。湯治など療養目的で訪れる人もいる泉質の良さでも知られています。また、泉質もさまざまあり、お湯の色だけでも、乳白色、墨色、黄金色など数種類あります。お湯の色や泉質でホテルを選んでも楽しめますよ。
塩原温泉のご当地グルメといったら、「とて焼」です。気軽に食べ歩きしながら、塩原の温泉街を散策できるものとして、塩原のあちこちのお店で「とて焼」を発売しています。お店によってそれぞれ個性的な「とて焼」を発売していますので、ぜひ食べ歩きしてみましょう!
料理が美味しく、心遣いも素晴らしいと人気が高い宿「下藤屋」。温泉教授として有名な松田先生の平成温泉旅館番付でも、全国上位、栃木県では1位を獲得したそうです。
お湯は乳白色のにごり湯。泉質も素晴らしく、湯上がりのお肌はスベスベしっとりに。お風呂もお部屋も清潔なので、滞在中ずっと気持ちよく過ごせます。毎年大切な日をこの宿で祝いたくなるような宿で、満足する人が多いのも納得です。
詳細情報
塩原温泉 やまの宿 下藤屋
栃木県 / 那須 / 旅館
- 住所
- アクセス
- 東北自動車道「西那須野塩原IC」より車で約35分(約23km)/「塩原温泉バスターミナル」からタクシーで約10分/「那須塩原駅」からタクシーで約50分/「鬼怒川温泉駅」からタクシーで約45分
塩原の温泉の成分には、メタケイ酸が多く含まれています。メタケイ酸はお肌をツルツルにし、化粧品や入浴剤にも使われている天然の美肌成分です。お風呂上がりはお肌がしっとりする美肌の湯と言われている、塩原温泉。塩原の中でもメタケイ酸を多く含んでいるお湯が自慢の宿、「源美の宿 会津屋」です。
メタケイ酸が50mg含まれていると美肌に良いとされているそうですが、「源美の宿 会津屋」のお湯にはメタケイ酸が340mgも含まれています。お風呂に入っているというより、美容液に浸っているような感じでしょうか。歴史ある岩風呂の「洞窟風呂」や「露天風呂」など、お風呂をたっぷりと満喫できる宿です。
詳細情報
那須連山の西側に位置し、那珂川の上流沿いにあるのどかな温泉「板室(いたむろ)温泉」。那須三郎宗重が1059年にシカ狩りで山奥に入り発見した、とされていますので、板室温泉は950年以上の歴史があることになります。
ホテルなどの数は少なく、昔ながらの街並みが残るのどかな温泉です。「下野の薬湯」とも言われている名湯で、療養など湯治利用の古い歴史があります。国民保養温泉地としても指定されていて、のどかな自然の中、心から癒される温泉です。
板室温泉でぜひ足を運んでいただきたいのが「乙女の滝」です。派手な滝ではありませんが、美しい大自然に囲まれた中にある「乙女の滝」。たっぷりのマイナスイオンを心から感じることができます。
乙女の滝の詳細情報
山奥の自然に囲まれながら、芸術作品に触れ滞在できる宿「大黒屋」。館内にはさまざまなアート作品が飾られていて、贅沢な時間を過ごすことができます。
源泉掛け流しのお湯は、少しぬるめになっています。のんびりと長湯するのにぴったりの湯温なので、滞在中にはお風呂を存分に堪能できます。チェックイン時間が14時からになっているので、ホテルに直行し長い時間滞在できますね。
公式詳細情報
現代的でモダンな建物が目を引く宿「Onsen Ryokan 山喜」。全8室という、こじんまりした宿なので、行き届いたサービスに美味しいお食事。一度いったらリピーター間違いなしの、満足できる宿です。
部屋もお風呂もとってもきれいで清潔感あり、くつろげます。客室が8室と限定されているので、人が少なくのんびり入ることができます。板室温泉に古くから伝わる「立て湯」も再現されているので、ぜひそちらも楽しみたいですね。
公式詳細情報
八溝県立自然公園内にある温泉地「馬頭温泉」は、那珂川沿いにあり、日光連山や那須連山も望むことができる、景観の素晴らしさで知られています。温泉が西側に多くあることから、夕焼けが美しいため「夕焼け温泉郷」ともいわれています。
遠くに広がる那須連山や日光連山がきれいに見える立地の馬頭温泉。のどかに広がる景観は馬頭温泉の自慢です。そして、お湯は「美人の湯」として知られていて、全国でも屈指の美肌効果が期待できることで、温泉好きの女性の間で人気になっています。
馬頭温泉からの夕焼けは、それをウリにしているのも納得の美しさ。お湯に浸かりながら真っ赤に染まった山々を眺めていると、なんて贅沢な時間なんだ〜と、心からくつろげるでしょう。
古民家の梁を移築して立てられたという、古民家風でどこか懐かしい雰囲気が漂う宿「民芸調の宿 いさみ館」。お部屋から那珂川を眺めることができ、景色とお風呂の良さで、現実を忘れることができます。
とろみがあるお湯は、湯上りがツルツル肌になり驚くほど。体も芯からポカポカになります。そして自慢の料理も、山の幸川の幸といった、地元の食材を豊富に使ったもので高評価です。日帰り温泉でも楽しめるので、近くに行ったらぜひ立ち寄りたい宿です。
公式詳細情報
宿も駐車場も広い敷地なのが「南平台温泉ホテル」です。建物は古さを感じますが、内部はところどころリニューアルされていて、大切に使われていることを感じます。こちらもやはりとろりとした美肌の湯が最高です。
屋上にある「展望露天風呂」からは、自慢の夕焼けを眺めながら入浴ができます。日光や那須の山々をひとりじめできる絶景のお風呂をぜひ満喫してください。お料理はとちぎ和牛や馬刺しなど地元・季節の食材を使った会席料理を楽しめます。
公式詳細情報
鬼怒川の上流、川俣湖周辺にある温泉「川俣温泉」は、言葉通り秘湯と言われる温泉です。美しく迫力ある渓谷と露天風呂が多くあることで知られています。
川俣湖は、川俣ダムがつくられたことによりできた人造湖です。水が非常に透明で美しく、岩魚などの川魚が豊富で釣りも楽しめます。紅葉が美しい名所にもなっていて、遊歩道で散策もできますし、ボート遊びなどもできるようになっています。
川俣温泉では、勢いよく吹き上がる間欠泉が観光名所になっています。いつ吹き上がるかはわからないので、「間欠泉展望台」にある足湯を楽しみながら待つのがおすすめです。
まさに秘境!という山奥にある「国民宿舎 渓山荘」。決して豪華な宿ではありませんが、建物はきちんと手入れされていて、清潔に保たれています。お部屋は和室のみで、昔ながらの温泉宿といった趣。今時のサービスは必要ないといった方なら、きっと大満足できる宿です。
何よりもお風呂が自慢の宿。気持ちの良い渓流沿いにある無料の貸切露天風呂は最高の気分です。他にも大浴場となっている露天風呂もあります。岩魚の塩焼きなど、地元の材料を使った料理も楽しめます。
公式詳細情報
「こんなに山奥なの?」と思うほど、山に囲まれた静かな場所にある温泉宿「川俣観光ホテル 仙心亭」。川の流れる音しか聞こえてこないような環境で過ごす時間は貴重です。
渓谷美を眺めながら入るお風呂。露天風呂からは間欠泉も見ることができます。まごころのこもった創作料理も評判で、趣向を凝らした料理に大満足できます。
「加仁湯・八丁の湯・手白沢温泉・日光沢温泉」という4つの秘湯がある「奥鬼怒温泉」。それぞれ泉質の違う温泉までは、一般車両が通ることのできない道を行くことになります。人の手の加わっていない大自然の中にある秘湯です。
「加仁湯・八丁の湯・手白沢温泉・日光沢温泉」が「奥鬼怒四湯」と呼ばれています。それぞれが一軒宿になっていて、一般車両が入ることのない道を行きます。徒歩で向かうか、加仁湯と八丁の湯から出ている宿泊客用送迎バスを利用して行くことになります。
気軽に出かけることができる場所にはありませんが、しっかりと準備をして自分の足で歩いた後の温泉は格別です。
加仁湯には、源泉が5つあります。それぞれ泉質も違うため、ここにくれば5種類の温泉が楽しめることになります。山奥にある秘湯ですが、館内の設備はきちんと整っていて、快適に過ごすことができます。
大自然に囲まれて温泉に浸かるなんて贅沢ですね!美人の湯といわれているお湯なので、お肌がツルツルになります。
露天風呂では、冬には雪見も楽しめます。5つの源泉それぞれが気温や気圧などの影響で、日によってみせる表情が違うのだそう。それも源泉掛け流しの温泉ならではの楽しみ方ですね。
公式詳細情報
送迎バスが出ていないので、歩いて行くしかない「手白澤温泉」。女夫淵温泉の駐車場から2時間以上かけて歩けば到着します。行くまでの道のりは長いですが、それだけの価値がある温泉なので、行く人が絶えないのでしょうね。
お風呂は内湯と露天があり、自然に湧き出る湯量の多さに驚きます。美白の湯、美肌の湯といわれるお湯で、お風呂上がりはお肌がしっとりツヤツヤに。
季節により変わる自然を楽しみながら入る露天風呂。地元の食材を使った料理は、山の中とは思えないこだわり料理。ワインもおいしく、ワインに合うチーズなどもいただけます。
大自然の中の豊富な湯量が自慢の「八丁の湯」。宿泊客専用ですが、女夫淵温泉の駐車場から無料の送迎バスが出ています(要予約)。歩いて行くと1時間30分程度山道を歩くことになります。ハイキングコースにはなっていますが、冬道を歩くのは大変なので、登山用の服装が必要です。
滝を眺めながら入れる露天風呂があったりと、大自然の雄大な景色を生かしたつくりになっていて、秘境にいることを実感しながら温泉を楽しめます。お湯は透明に近いですが、湯の花が浮いていることを見ることができます。
シシ鍋やヤシオマスなど地元の食材がふんだんに使われた料理も評判です。自然の音しか聞こえてこない山の中で過ごす時間を堪能してください。
公式詳細情報
奥鬼怒温泉郷の中でも最も奥に位置する「日光沢温泉」。女夫渕温泉駐車場から1時間30分以上かけて歩いて行かなければたどり着くことができない温泉です。昔ながらの古い建物が非常に魅力的な宿です。出迎えてくれる柴犬たちに、ほっこりします。
透明なお湯とにごり湯の2種類の源泉からの露天風呂があります。効能など、どちらにも入って比べたくなります。宿泊客は登山客が多いようですが、秘湯ファンなら一度は行ってみたい温泉ではないでしょうか。
透明なお湯ですが、鉄分を感じる薄い茶色をしています。山小屋といった宿ですが、地元の食材を使った食事も心がこもっていておいしいです。喧騒から離れた山の中で過ごしていると、まるで別世界にでもいるかのような気持ちになってきます。
日光沢温泉(奥鬼怒温泉)の詳細情報
栃木県内には、大きな温泉街から秘湯といえるような温泉まで、たくさんの温泉があることがおわかりいただけたでしょうか。これだけの温泉天国・栃木に行ったら、温泉に入らずに帰ったらもったいないです!ぜひ、近くにある温泉まで足を運んでみてくださいね。
紹介ホテルの空室状況を調べる
宿泊日
未指定
宿泊者数 / 部屋数
大人2名 / 1室